猫が口を『カチカチ』鳴らす理由5つ

猫が口を『カチカチ』鳴らす理由5つ

なぜか猫の口の中からカチカチと不思議な音がする時、そこにはどんな理由があるのでしょうか?放っておくと良くない場合もあるようです。気になる理由、早速チェックして行きましょう!

1. 口内炎などお口トラブル

大きく口を開けた猫の顔アップ

口内炎や歯周病など、お口のトラブルによってカチカチと音がなることがあります。他にもご飯を食べづらそうにしていたり、そもそもご飯をあまり食べなかったり、こんなことがあれば何かしらの異常があると思って良いでしょう。

猫はお口のトラブルが多い動物です。日頃の歯磨きや歯のケアにより、防ぐことができるでしょう。とはいえ、猫が嫌がってなかなかお手入れができない場合がありますので、可能な形で行ってあげてください。

2. 獲物を捕まえたい!

窓辺に座って外を見る子猫

窓から外を眺めて鳥などを見つけたとき、カチカチというような不思議な音を立てることがあります。「クラッキング」といわれる行動です。

本当は外にいる鳥を捕まえに行きたいのに、窓に遮られていてそれができない!そんなもどかしい気持ちを表しているといわれています。狩りをしたいと思うのは本能なので、その衝動は止めようがありません。

でも、外に出すのは危険です。お家の中で安全に、飼い主さんと遊びましょう。1日5分程度でも良いですから、おもちゃなどで一緒に楽しむのがオススメ!

3. 吸収病巣

獣医師に口の中を診察されている猫

3歳以上の猫に多い「吸収病巣」。なんと歯が吸収されて骨になってしまうという病気です。原因は、はっきりとは解明されていません。放置しているとどんどん酷くなり、痛みからご飯を食べなくなってしまうことがあります。

治療が必要になりますので、口からカチカチ音がなっていたり、気にしている様子があったりすれば早めに受診してください。

4. 生え変わり

口を開けて座っている子猫

猫の歯は、生後3か月半から生後半年くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。その間にカチカチと音がすることがあるかもしれません。生え変わりの時期は歯がムズムズするために気になるのでしょう。

通常であれば、そのうち収まるでしょうから問題ではありません。ただ生え変わりの時期が過ぎても、まだカチカチ音をさせている場合は何かの異常があるのかも…。口内を確認しておかしいところがあれば動物病院を受診すると良いでしょう。

5. 歯ぎしり

石の上に寝転んで口を開ける猫

歯ぎしりしていてカチカチ音がしている可能性も。ストレスやクセなどが原因です。ただ中には心配な歯肉炎や歯周病などがあることもありますので、注意してあげてください。

毎日の歯のケアをなるべくすることで、トラブルが防げます。たかが歯ぎしりと軽くみずに猫の口の中をしっかりと、チェックしていきましょう。

まとめ

眉間にしわを寄せて口を半開きにする猫

猫の口からカチカチという音が鳴っている場合、何かしらの問題があることが多いようです。注意してあげましょう。まず口の中をチェックしておかしいと感じるところがあれば、早めに受診するのもオススメです。

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