猫の体重が減少することで考えられる病気
猫の体重が減少することで考えられる病気で、代表的なものといえば
- 腎臓病
- 糖尿病
- 甲状腺の病気
- ガン
- 歯肉炎・口内炎
- 膀胱炎
等が挙げられますが、実はこれ以外にもたくさんあります。
病気にいち早く気が付いてあげる為には、普段から猫の体重測定をし、愛猫の平均体重を知っておく必要があります。我が家でも毎月体重測定をしています。
というのも昨年亡くなった愛猫の、体重の変化に気が付いてあげられなかった、ということがあったからです。毎日一緒にいるからこそ、緩やかな体重の変化には気が付きにくいのかもしれません。
猫の体重が減少した時の基準
猫の体重が減少していると言えるのは、いったいどれだけ減った時なのでしょうか。
100 - (現在の体重÷元の体重) ×100=減少率
これを用いて計算してみましょう。
我が家の猫を例に出すと、元の体重は5.6キロ。体重の減少に気が付いた時には3.2キロまで落ちていました。
これを式に当てはめると、100 - (3.2÷5.6) ×100=42.85パーセント、になります。
更に友人の猫の場合、元の体重4.2キロ。体重の減少時は3.9キロ。
式に当てはめると、100 - (3.9÷4.2) ×100=7.14パーセント、となります。
このパーセンテージを出すことで、
- 5%以下様子見
- 5~10%病気の可能性あり
- 10%以上深刻な病気の可能性あり
と、大まかな病気の可能性が分かります。
我が家の猫は40パーセント越えということでしたが、病気は腎不全で、しかも末期でした。友人の猫の減少率は10パーセント以下で、軽いぼうこう炎との診断を受けたことがあるそうです。
もちろんこのパーセンテージが確実だとは言い切れません。しかし、この計算式を知っておくことによって、愛猫の病気にいち早く気が付いてあげることができる可能性は高まります。
猫の体重の測り方
しかし、いざ猫の体重を量ろうと試みるも、暴れられてうまく測れない、又は逃げられて測定に失敗する、なんてケースも少なくありません。今回は我が家で行っている体重測定の仕方をご紹介します!
簡単!猫の体重の測り方
まず自分の体重を量りましょう!測り終えたら、猫を抱きもう1度測ります。
猫を抱いた時の体重ー自分だけの体重=猫の体重
と、簡単に猫の体重を知ることが出来ます。この時猫が暴れてうまく抱けない!という場合は、タオルケットやバスタオルで猫をくるんで、暴れないようにしてから測ると良いですね!
タオルケットやバスタオルを使用する際は、予めその重さを量り、猫を抱いた時の体重から引きましょう^^しっかりとした生地で重たい大判バスタオルだと、0.4キログラムほどありますので、この工程を忘れてしまうと正確な猫の体重を知ることが出来ません!
まとめ
毎日一緒に生活している人が相手だと、相当の変化がないと気が付きにくいものですよね。我が家も、私が2キロ減った所で主人は気が付いてくれません!!
これは人だけに対して言えることではなく、猫に対しても言えることだと、身をもって経験しています。愛猫の体重が減少してしまった時、何かの病気が隠れている可能性があります。
その病気に早く気が付いてあげることで、治療法や対処法が見つかるかもしれません!飼い主さんは、猫の体重測定の癖をつけることが大切ですね。