猫を飼う前に考えてみよう
1.時間に余裕はあるか?
自分の生活で大変な人は、猫を飼わない方がいいでしょう。時間に余裕がなければ、猫に手をかける時間もないからです。猫は手がかからないと思って飼う人もいますが、想像以上にかかります。毎日のお世話から、おもちゃで遊んであげる時間も必要なのです。
2.金銭面に余裕はあるか?
猫を飼うと、それなりに費用はかかります。毎日必要なフードやトイレ代は避けられません。それにプラスして医療費用も必要になります。
猫のフードも、品質が良い物は猫の健康を守ると言われています。今では高価なフードを与えてあげたいと思う人も少なくありません。もし、今の生活状況に猫の費用を考えたときに「きついな」と思うなら、余裕が出るまで待った方がいいでしょう。
3.自分の生活基準を猫と合わせられるか?
180度、猫に生活基準を合わせろとは言いませんが、少なくとも今の生活を変えなければいけないのは確かでしょう。出張が多い人、帰宅時間が遅い人、友達の付き合いが多い人、旅行が好きな方もいらっしゃると思います。
このような日々の暮らしを、どれだけ変えることができるのかが大切です。大袈裟に言えば、自分の基準を猫に合わせていけるかということでしょう。余裕がないというのは、色んな意味でもあり猫を飼う時期に相応しくないということもあります。
4.寛大な心で猫を愛せるか?
猫を飼うと性格が変わることもあるでしょう。短気な性格が温厚になることもあるし、反対になることもあります。猫にとっては、感情の起伏が激しくない人が理想でしょう。猫が思い通りに行動しなくても、許せる寛大な心が必要です。
5.猫を実際にお世話するイメージがつくか?
猫を飼って、「思っていたのと違った」「こんなに手がかかるのか」「こんなはずじゃなかった」などの言い訳は通用しません。猫の習性を理解して自分がどのようにお世話をしていくべきなのか、猫をお迎えする前に一度立ち止まって考えてみる必要があります。
6.猫の終生に責任を持てるか?
猫の寿命は年々伸びてきているとも言われています。20年以上生きることもあります。そのため猫の終生を看取れることができるのかも重要です。その後面倒を見てくれる人を探すなど予め先の事を考えておく事も必要でしょう。
猫は自分よりも先に亡くなる
猫は人間の4倍のスピードで歳をとります。小さかった子猫もあっという間に大きくなり、そして歳をとっていきます。長い間共に暮らし、家族同然になった猫との別れはとても辛いです。しかし猫が亡くなり悲しんだ後は、立ち直らなければいけません。
人間よりも短命な猫の、生と死にしっかり向き合う自信が必要だと思います。
まとめ
家族として猫を飼える人がいる中で、一時的な感情だけで猫を飼い失敗する方も居ます。猫を飼うのであれば、責任をもつのは頭にあっても行動が伴わなければいけません。軽い気持ちで猫は飼わない、猫を飼うタイミングを待つのは大切です。猫にも大切な命があることを忘れてはいけませんね。