斜視をもった猫
シェルター持ち込み理由
彼の名前は”ベラルーシ”。
彼の元飼い主家族はペット不可の物件に住んでいたため、大家に見つかってしまい、ベラルーシをどうしても手放さなければなりませんでした。
そのため、元飼い主家族は仕方なく彼をサンフランシスコのアニマル・シェルター『Deb Campbell of Animal Care and Control 』に連れて行きました。
元飼い主家族は、ベラルーシに新しい家族が見つかることを心から願っていました。
斜視
ベラルーシはとても人懐っこい毛がフサフサの優しい子です。
彼には斜視がありました。
性格
ベラルーシは愛されることを求めています。
誰かが彼に会いに来た時は、必ず立ち上がってついて行こうとします。
彼は、自分を一緒に連れて行ってくれと切望します。
運命の出会い
サンフランシスコ在住のレイチェルさんは、ずっと猫が欲しいと探していました。
ある日、彼女はインスタグラムでベラルーシの写真を見た瞬間、彼の事をとても気に入りました。
レイチェルさんは、ベラルーシに会いに行き、すぐに里親になりました。
ベラルーシはレイチェルさんに最初からすり寄ってきたそうです。
「彼はとても落ち着いた猫でした。本当に可愛かったです。」とレイチェルさん。
影
レイチェルさんと一緒に住み始めたベラルーシは、すぐに彼女の影になりました。
「ベラルーシは家中私の後をついて回ります。トイレに行く時も一緒に入ってきます。我が家では私には一切プライバシーがなくなりました。」とレイチェルさんは笑顔で語りました。
レイチェルさんがシャワーを浴びる時も、彼女が出てくるまで外で待っているそうです。
ベラルーシはまるで子猫のように甘え、そしてじゃれつくそうです。
朝、彼女が出かける仕度をする様子をいつも傍でジッと見守っているそうです。
彼女が仕事から戻ってくると、食事をねだり、遊びをねだり、注意をひこうとするそうです。
レイチェルさんが冷蔵庫を開け、献立を考えている時も、一緒に中を覗き、意見してくるそうです。
洗い物をしている時ももちろん傍について見ています。
テレビを見ている時も、パソコンでメールを打っている時も、ソファーに座っている時もいつもずっと傍についています。
好奇心
ベラルーシはとても好奇心が強く、レイチェルさんのしていることにすべて興味を持ち、何をしているのかちゃんと知りたいのです。
彼はおやつが欲しい時には、からっぽになった彼のお皿の横に座って、ジッとレイチェルさんの事を見つめます。
「そんな彼に誰がノーといえるでしょうか」とレイチェルさんは笑います。
かわいい寄り目
レイチェルさんの膝の上に座って、かわいい寄り目でじっと見つめられると、レイチェルさんはベラルーシの事が可愛くてしかたありません。
永遠の家族
ベラルーシが永遠の家を見つけて既に4か月が経っています。
ベラルーシはすっかりレイチェルさんの家族としてとけ込んでいます。
こうして、ベラルーシの幸せは、レイチェルさんという優しいママによって、永遠に保証されました。
インスタグラム
ベラルーシはインスタグラムのアカントを持っています。
https://www.instagram.com/my_boy_belarus/
メディア
彼のことはメディも取り上げています。
https://www.lovemeow.com/shelter-cat-returns-favor-supervisor-2614364120.html
最後に
ベラルーシは生まれつき斜視を持った猫でした。
でも、その事がきっかけとなり、彼のことをとても愛してくれるママが見つかりました。
ハンディは、その子にとっての個性です。
それを愛し、その全てを受け入れてくれる人との出会いは貴重でもあり、必然でもあるのかもしれませんね…
※この記事及び写真と動画の掲載は、レイチェルさんの承諾を得て行っております。
20代 女性 こむぎ
日本にもこんな動物保護団体があればいいですね。
20代 女性 茶々
女性 匿名
無いのなら早く出来たら良いかも。