1匹の子猫をシェルターからもらった女性はなぜかずっと気になる子が…

1匹の子猫をシェルターからもらった女性はなぜかずっと気になる子が…

米国ジョージア州在住の女性がアニマル・シェルターで目に障がいをもつ猫の里親になりました。その後、女性は、自分が里親になった猫に弟がいると判り、再びシェルターに戻りました。

運命

出会い

1年前、ジョージア州在住のローラ・エアーズさんは、アニマル・シェルターで猫を貰おうとしていました。

そこでローラさんは、目が異常に小さい小眼球症の子猫『ハンフリー』と出会いました。

ハンフリー

ハンフリーはとても貧弱な視界を持っていますが、非常に適応性があり、他の子猫と何も変わりません。

「私はシェルターでハンフリーを一目見て、目の事に気が付きましたが、他の猫達とやりとりした中で、ハンフリーが一番しっくりときたのです。」とローラさん。

もう1匹の猫

ハンフリーの里親手続きをしている時に、シェルターにいろいろ質問していて、もう1匹、目の異常を持った子がいることが判りました。

でも、ローラさんはハンフリーだけ連れて家に戻りました。

Humphrey Magoo and Edgar, Tooさんの投稿 2017年12月16日土曜日

気がかり

その後、7~8週間経ってもローラさんはもう1匹の猫のことがどうしても忘れられませんでした。その子が新しいお家を見つけることができたのか、気になりました。

それでフェイスブックでその猫のその後を調べました。

するとその子は、同州の”Purr Nation ”という団体に救出された事が判りました。

ローラさんはその子がどうしても気になり、救出した団体に連絡をとりました。

そして、驚くべき事実が判ったのです。

実は、その子はハンフリーの実の弟だったのです。

その子にはまだ里親が決まっていませんでした。

すぐにローラさんはその子の里親になる手続きをしました。

兄弟を一緒に育てるというローラさんに、同団体は、本来なら支払ってもらう手数料を無料にしてくれました。

エドガー

その子は”エドガー”と名付けられました。

「エドガーもまた、小眼球症で生まれていました。彼はまぶたの無形成症も有しています。それは、まぶたがまったく発達していないことを意味します。」

再会

ハンフリーはエドガーをすぐに自分の弟と認識し、後をついてまわったそうです。

兄弟

エドガーは新しい環境に慣れてから、ハンフリーの事を兄だと認識できたようでした。

彼らは、もう二度と離れ離れにはできません。

守る

「2匹はいつも互いの安全を確保しあっています。エドガーの方があまり見えていないため、ハンフリーが彼を守るような形になります。2匹ともとても愛しいです。」とローラさん。

最後に

子猫がシェルターに兄弟で収容されることは珍しくありません。

でも、なかなか一緒にはもらってくれないので、どうしても離れ離れになったり、一方にすぐに里親が決まっても、もう一方は中々決まらないということはよくあります。

私がボランティアをしているセンターでも、兄弟で収容されてもどうしても1匹いつも何故か残ってしまいます。

たまにその子の兄弟をもらった里親さんが、残っている子のことをずっと気にしてくれて、貰い手がないその子も引き取って下さるということがあります。

できれば、最初から兄弟をもらっていただければ、2匹、いつも寄り添って行けるので、嬉しいです。

出典元

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