75歳のキャッツ・グランパの「うたた寝」の写真が世界中で話題に!

75歳のキャッツ・グランパの「うたた寝」の写真が世界中で話題に!

猫が大好きな75歳のおじいちゃんは、キャッツ・グランパとして今、世界中で話題になっています。

ボランティア

誰もが想像していなかったような親切な行いが目に触れた時、それはアッという間に人々の心をとらえて世界中に広まります。

あるボランティアの写真

米国ウィスコンシン州グリーンベイにある猫の保護施設である『Safe Haven Pet Sanctuary Inc.』が同施設で献身的な働きをしてくれているボランティアの写真を同施設のフェイスブックページに投稿しました。

すると、アッという間に人々の心をとらえ、世界中に拡散されたのです。

この写真は、フェイスブックで多くの人達の心を奪い、絶賛されました。

「あなた達は、”テリー”のようなボランティアをもっていてすごくラッキーだと思います。」

テリー

Safe Haven Pet Sanctuary Inc.のフェイスブックには、テリーと猫の写真と一緒にこう書き添えてありました。

[ ある日突然、テリーが入ってきて私達に自己紹介をしてきました。

僕は猫が大好きなんだ。僕は猫をブラッシングしたい。

その日から、彼は毎日やってきて、猫をブラッシングしてくれるようになりました。
彼は施設にいる全ての猫をブラッシングしてくれます。

そして、それぞれの猫の好みや嫌いなことをすべて覚えています。
それを私達に教えてくれるのです。

彼は毎日やってきて、猫を撫でながら、必ずといっていいくらい寝てしまいます。

ここにいる時間の殆どを彼は猫と一緒に寝て過ごします。
私達は、それを見て何も言いません。猫にはそういう時が必要なんです!
テリーは素晴らしいボランティアです!]

うたた寝で人気に

しかし、同施設のスタッフは、まさかテリーの写真がこんなに人気を集めるとは想像すらしていませんでした。

猫と一緒にうたた寝をしているテリーの写真をフェイスブックに投稿してわずか3日で、なんと1万8千件以上のシェアがありました。

同施設の創設者であるエリザベス・フェルトハウゼンは、この現象に驚きを隠せませんでした。

テリーの写真に40万件以上のアクセス数があったと、彼本人に告げるとテリーはこう言いました。

「興味を持ってアクセスしてくれた人たちがすべてがこの施設に寄付してくれればうれしいのだが…」

「テリー、あなたは本当に有名になったのよ!」とスタッフが告げると、テリーは微笑だ後、まるで何もなかったかのように、いつものように猫のブラッシングを始めました。

Safe Haven Pet Sanctuary Inc.

慈善団体のSafe Haven Pet Sanctuary Inc.は、2016年に創設されました。

同施設は、アニマルシェルターに収容され殺処分が決まった猫や虐待を受けていた猫など助けが必要な猫達を避難させる場所として作られました。

同施設は、殺処分はしません。常に20~30匹の猫達を収容しています。

これまで同施設から約300匹の猫達を新しい里親さんに送り出すことができました。

猫に愛情をかけてくれるテリーのようなボランティアも、施設には必要な存在です。

魔法のブラシ

他のボランティアはテリーのことを

「彼は自宅から魔法のブラシを持ってくるわ。彼にかかればどんなに怖がりな猫でも、安心させることができるのよ。」

と自慢します。

Shopko just showed up with a recliner for Terry to nap in !!!! Thank you so much guys.

Safe Haven Pet Sanctuary Inc.さんの投稿 2018年9月21日金曜日

有名

テリーの事がSNSで拡散され、有名になったことでたくさんのメディアがテリーの事を取り上げました。

shared.com

huffingtonpost.com

fox29.com

寄付

その結果、同施設にはたくさんのプレゼント(キャットフードやおもちゃ、テリー専用椅子など)の他、たくさんの寄付が集まっています。

Live with Terry

Safe Haven Pet Sanctuary Inc.さんの投稿 2018年9月20日木曜日

最後に

テリーはいつの間にか『キャッツ・グランパ(猫のおじいちゃん)』というニックネームで呼ばれるようになりました。

テリーのような人が大統領になってほしいという声も上がっているそうです。

テリーは

「僕はただ大好きな猫たちを撫でながらここでたくさん昼寝をしているだけなんだけど、まさかこんな風な展開になるとは夢にも思わなかったさ。」

と動画の中で語っていました。

そして最後に

「寄付をしてくれて感謝しています。助けが必要な動物達にどうか手を差し伸べて下さい。」

と語っています。

※尚、この記事及び写真や動画の掲載につきましては、Safe Haven Pet Sanctuary Inc.の承諾を得て行っています。

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