1.マンチカン

小さめな猫種として最も知られているのは、「マンチカン」ではないでしょうか。一番の特徴は、ダックスフンドのような短い脚です。ヨチヨチと赤ちゃんのように歩く姿が話題となり、今では世界中で愛される猫種のひとつとなっています。
小ささとは裏腹に、非常に筋肉質な体の持ち主。ジャンプ力に優れ、運動神経は抜群。短い脚でさっそうと走り回る姿は「スポーツカー」に例えられることもあります。
とはいえ、特徴的な体型から想像できるように、背骨にダメージを受けやすい側面も。キャットタワーから飛び降りようとして骨折する可能性もあるため、気を付けなければなりません。
穏やかでフレンドリーな性格であることから、多頭飼いや子供との暮らしにも向いています。好奇心旺盛で遊び好きなので、生涯にわたって家族を楽しませてくれることでしょう。
2.ミヌエット

「ミヌエット」は、マンチカンとペルシャの異種交配で誕生した猫種です。マンチカンの短足、ペルシャのフサフサとしたダブルコートと鼻ぺちゃな顔つきがミックスされた、とても印象的な見た目。
活発な性格で、子猫期にはとにかくよく動きます。成長とともに穏やかになるため、ステージに合った飼い方が必要です。
子猫期には、ひとりで遊べるおもちゃ、一緒に遊べるおもちゃ、キャットタワーなどを用意しましょう。成猫になると静かに過ごす時間も増えるため、パーソナルスペースも必要になります。
また、活動量が落ちたころからは、太りやすくなる点も要注意。丁寧な食事管理や運動の習慣をつけるのがおすすめです。
ダブルコートの毛並みはもつれやすく、毎日のブラッシングも大切です。暑さに弱いため、夏場はエアコンや扇風機などを設置しましょう。
3.シンガプーラ

「シンガプーラ」は、現存する猫種の中で一番小柄といわれています。特徴は、なんといっても大きな目と耳。小さな体とあいまって、まるで妖精のようといわれることもあるようです。
性格はとても甘えん坊で、家族のあとをついてまわったり、小柄な体を生かして体の上に飛び乗ったりすることも。相棒のように常に一緒にいるのが好きなタイプです。
人懐こくて初心者にも向いているとされますが、個体によっては神経質な面が強く出ることもあるようです。
また、小柄なゆえに寒さに弱いため、冬場の寒さ対策は必須。短毛のため抜け毛は少ないですが、コミュニケーションとしてボディケアを日課にしてあげるといいでしょう。
4.キンカロー

マンチカンとアメリカンカールの異種交配として知られるのが、「キンカロー」という猫種。「マンチカール」と呼ばれることもあります。アメリカンカールは大きな体をしていますが、キンカローは小柄な猫種となっています。
マンチカンの短足はもちろん、アメリカンカールらしいカール耳も印象的です。また、尻尾が非常に長く、小柄なわりに筋肉質な体をしています。
人とのコミュニケーションを好む性格で、猫にしては珍しく、来客に友好的な姿勢を見せることも。抱っこが大好きな個体も多いため、犬のようにかわいがりたい方にはぴったりといえるでしょう。
甘えん坊なだけでなく、非常に賢いことも魅力のひとつ。「おて」「おすわり」などコマンドを覚えたり、「もってこい」ができるようになるケースも少なくありません。
多頭飼いや子供との暮らしも問題ありませんが、耳が湿気をおびやすいため、耳掃除はマメにしてあげるのがおすすめです。
まとめ

いつまでも赤ちゃんのような見た目の猫種は、とてもかわいらしいものですよね。体が小さいため、大型種ほどの飼育スペースがいらないという点も魅力です。
また、鳴き声や足音も小さいため、近所迷惑になりにくいというメリットも。フードや猫砂の量も少なく、経済的にも大型種より安価で済むことが多いです。
一方で、狭い隙間から脱走できたり、一般的なキャットタワーやおもちゃのサイズが大きすぎるという側面もあります。事故や怪我に気を付けながら、小型猫との暮らしを楽しんでみてくださいね。