猫に『音楽を聴かせる』と起こりうる効果2選 おすすめの曲調から注意したいポイントまで

猫に『音楽を聴かせる』と起こりうる効果2選 おすすめの曲調から注意したいポイントまで

音楽を聴いていると、何だか心が落ち着く。そんな感覚は猫にもあるのでしょうか?実は、猫のために作られた音楽を使った研究もあります。期待できる効果や、聴かせるときの注意点も含めてご紹介します。

期待できる効果2選

ピアノの上で眠る猫

1.緊張・ストレスの緩和

音楽を聴かせることで、猫の緊張やストレスが和らぐ可能性があります。

猫のために作られた音楽を動物病院で流したところ、ストレス行動が軽減して、ハンドリング(保定や扱い方)がしやすくなったという研究があります。

一方、血液検査から見た生理的なストレス反応には明確な変化がみられなかったことから、音楽を流せば必ずストレスが減るというより、猫が落ち着いて過ごせる要素の一つと捉えるのがよさそうです。

2.リラックスできる

猫は、人や犬よりも聴覚が優れており、特に高音域が広いのが特徴です。

そのため、小鳥のさえずりやピアノの音、女性の声などは比較的聴き取りやすく、心地よく感じる猫が多いといわれています。

最近では、猫の心理学者がプロの作編曲家と開発した「猫が喜ぶ音楽」を収録したCDが発売されるなど、猫がリラックスして過ごす環境づくりのために、音楽を活用する動きも出ています。

おすすめの曲調、聴かせるポイント

レコーダーの前に座る猫

重要なのは、クラシックやロックといったジャンルよりも、音の高さやテンポ、音量などが猫に合っているかどうかです。

すでに紹介した小鳥のさえずりやピアノの音以外にも、喉をゴロゴロ鳴らす音や心臓の音など、普段から聴き慣れている音を取り入れた「猫向け音楽」に強い反応を示す猫が多いようです。

まずは、テンポが穏やかで、音程の変化が少なく、音量も控えめな音楽から試してみるとよいでしょう。

そして何より大切なのが、猫自身の反応をしっかりと見ることです。

音楽を流したときに、横になってくつろいだり、毛づくろいをしたりしているようなら、その音を嫌っていない可能性があります。

反対に、落ち着きなく部屋をウロウロする、いわゆる「イカ耳」になる、低い姿勢で隠れるといった行動が見られたら、嫌がっているサインです。

また、「リラックスしてほしい」と思うあまり、大音量で音楽を流したり、スピーカーを猫の近くに置いたりするのは避けましょう。

猫の聴力は人間の4倍以上ともいわれています。そのため、人間にはちょうどよい音量でも猫には大きく感じられる可能性があります。

まとめ

ギターを持つ人に撫でられる猫

猫に音楽を聴かせると、ストレスが和らいだり、リラックスしたりといった効果が出る可能性があります。「猫向け音楽」も作られていますので、猫と一緒に聴いてみるのも良いかもしれません。

ただし、「猫にも音楽を楽しんでもらおう」と人間の感覚を押し付けすぎるのはNG。まずは小さな音量で穏やかな音楽を試し、猫がどう反応するかを観察してみましょう。

音楽を楽しむ猫もいれば、静けさを好む猫もいます。愛猫にとって心地よい「音のある暮らし」を、無理のない範囲で探してみてくださいね。

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