『猫が過ごす場所』では絶対に避けるべき行為4つ  取り返しがつかないトラブルの危険性も…

『猫が過ごす場所』では絶対に避けるべき行為4つ  取り返しがつかないトラブルの危険性も…

普段何気なくしていることが、猫に思わぬ危険を招く場合があります。愛猫を事故やケガから守るためにも、猫と暮らす部屋で避けたい行動を知っておきましょう。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

1.アロマを焚く

アロマグッズと猫

アロマオイルは、香りを楽しんだりリラックスしたりする目的で使われますが、猫と暮らしている場合は注意が必要です。猫は人間とは異なり、植物由来の成分をうまく代謝できないものがあり、体内に取り込まれることで中毒を起こす可能性があります。

特に濃縮された精油(エッセンシャルオイル)は、猫にとって負担になる場合があるため、安易に使用しないようにしましょう。

また、猫が直接オイルをなめていなくても安心とは限りません。アロマディフューザーなどを使うと香りの成分が室内に広がり、猫が吸い込んだり、毛についた成分を毛づくろいで取り込んだりする可能性があります。

猫がいる部屋では、アロマオイルや精油の使用を避けるのが無難です。加湿したい場合は、香りを加えないタイプの加湿器を選ぶなど、猫への影響を考えた方法を取り入れましょう。

2.窓を開け放す

窓辺の猫

室内で暮らす猫にとって、家の中から外へ出てしまう「脱走」は大きな事故につながるおそれがあります。玄関や窓を開け閉めするときは、猫が近くにいないか確認し、戸締まりも忘れないようにしましょう。

特にマンションなどの高層階では、脱走だけでなく窓やベランダからの転落にも注意が必要です。猫は高い場所にも平気で上るため、「うちの子は大丈夫」と油断するのは禁物。ベランダに出す場合は、脱走防止用のネットなどを設置し、安全を確保しましょう。

また、換気のために網戸にする際も注意が必要です。網戸は猫が寄りかかったり、体重をかけたりすることで、外れたり破れたりする可能性があります。網戸に劣化していないか、穴が開いていないか確認するとともに、目を離さないようにすることも大切です。

3.食べ物や危険物を放置する

チョコケーキと猫

食べ物をテーブルの上に置いたままにしたり、食材を出しっぱなしにしたりするのは、猫との暮らしでは避けたい行動です。ネギ類やチョコレート、アボカドなど、猫が口にすると中毒を起こすおそれのある食品もあります。食事の後はそのままにせず、すぐに片づける習慣をつけましょう。

また、毛糸やリボン、ゴム、ビニール袋、薬品、小さなおもちゃなども注意が必要です。好奇心から口に入れてしまうと、誤飲や腸閉塞につながり、場合によっては手術が必要になることもあります。

薬は猫が開けられない場所や容器に保管し、遊び終わったおもちゃも必ず片づけるなど、普段から猫の目線で室内を整理しておくことが大切です。

4.大きな音を出す

驚く猫

猫は人間よりも優れた聴覚を持ち、私たちには気にならないような音まで敏感に感じ取ることがあります。そのため、突然の大きな物音や工事の騒音、花火、雷などを苦手とする猫は少なくありません。

予想していなかった音に驚くと、猫は強い恐怖やストレスを感じ、パニックになってしまうことがあります。場合によっては、音を出した人を警戒したり、身を守ろうとして攻撃的な反応を見せたりすることも。特に臆病な性格の猫は、普段聞き慣れていない音に不安を感じやすいため注意が必要です。

大声で叱ったり、わざと驚かせるのはもちろん、物を落としたり家具を倒したりしないよう、日頃から室内の環境にも気を配ってあげましょう。

まとめ

昼寝する猫

猫が安心して暮らせる家でも、飼い主さんが気づきにくい危険が隠れていることがあります。大切なのは、猫の行動や習性を理解し、日常の中で危険につながりそうなものをあらかじめ取り除いておくことです。

「人間には安全でも、猫にとってはどうだろう?」という視点で室内を見直してみましょう。家具や窓、食べ物などを改めて確認し、必要な対策を取り入れ、愛猫がより穏やかに過ごせる空間をつくってあげてくださいね。

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