猫好きにはたまらない『猫にまつわる聖地』8選 猫島や神社など魅力あふれる名所をご紹介

猫好きにはたまらない『猫にまつわる聖地』8選 猫島や神社など魅力あふれる名所をご紹介

愛猫家であれば、ちょっとした休日や連休を利用して、猫にまつわる場所を訪ねてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、愛猫家にとって「猫にまつわる聖地」と呼べるような場所を、4つの視点から2箇所ずつ厳選してご紹介します。連休などを利用した旅行や、週末のちょっとしたお出かけに、猫にまつわる聖地を訪ねてみてはいかがでしょうか。

猫好きなら一度は訪ねてみたい「猫島」

田代島の漁師と猫

複数ある「猫島」の中から、特に楽しめそうなおすすめの猫島を、2つご紹介します。

1.宮城県石巻市:田代島

石巻から船で40分ほどの沖合にあるのが田代島です。人口わずか42人の島ですが、多くの観光客が訪れるほどの人気です。

かつては養蚕が盛んで、繭をネズミから守る猫が大切に飼われていたそうです。また今も漁業が盛んですが、昔は猫の仕草からその日の天候を予測していたという説もあります。そのためか、今でも島にある猫神社には、大漁の守り神として猫が祀られています。

周囲11.5kmの小さな島ですが、ちばてつや氏や里中満智子氏がデザインしたロッジがあるマンガランドに宿泊したり、島内でのんびりと暮らす猫たちと交流したり、釣りや地元グルメを楽しんだりして過ごせます。

2.福岡県糟屋郡新宮町:相島(あいのしま)

相島は玄界灘に浮かぶ島で、ハートの形に見えるため「愛の島」とも呼ばれています。新宮漁港から町営渡船で20分ほどで到着します。

2013年に、アメリカのCNN.comから「猫に出会える世界のスポット」として紹介されたことをきっかけに、一躍世界的に知られることになりました。120世帯・224人の人口を抱える島には、約100匹の猫たちがのびのびと暮らしています。

猫の島として楽しめるだけでなく、朝鮮通信使に関連した史跡や、万葉集・続古今集にも詠まれた景勝地、海釣りスポットなどもあり、さまざまな楽しみ方ができそうです。

猫にゆかりのある「神社・お寺」

豪徳寺の招き猫奉納所

猫にゆかりのあるお寺と神社を1つずつご紹介します。

3.東京都世田谷区:豪徳寺

招き猫発祥の地として有名な豪徳寺では、参拝者が白い招き猫を購入し、願い事が叶うと再び招福殿に返納するため、数多くの招き猫が奉納されています。

江戸時代の彦根藩城主の井伊直孝は、鷹狩りの帰りに急な夕立に遭い、出会った猫に誘われるまま豪徳寺に入って雷雨を避けられたことに感謝して、豪徳寺を菩提寺としました。そこで住職は福を呼んだ愛猫の像を作り、招福猫児(まねきねこ)と呼んで祀りました。

4.東京都立川市:阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)

有形文化財の本殿を有する阿豆佐味天神社には、蚕影神社(こかげじんじゃ)という境内社があり、そこにはネズミから蚕を守る神様として、猫が祀られています。

また阿豆佐味天神社は「猫返し神社」とも呼ばれています。猫の絵馬を奉納し、「ただいま猫」と呼ばれる猫の石像を撫でて、いなくなった愛猫の無事や帰還を願う参拝者が多く訪れます。この話は、ある雑誌がジャズピアニスト山下洋輔氏の「お参りをした翌日にいなくなった愛猫が戻ってきた」という話を取り上げたことで、全国に広まりました。

猫が登場する「小説・映画」の舞台

井の頭公園の遊歩道

猫が登場する小説や映画の舞台を訪ねてみるのも楽しいでしょう。

5.愛知県:博物館明治村(吾輩は猫である)

夏目漱石の「吾輩は猫である」は、誰もが知っている小説です。実際に漱石が住み、猫が舞い込んできた家は、旧千駄木町にありました。今は日本歯科大学の敷地となっています。

しかし当時の家屋は愛知県の博物館明治村に移築され、公開されています。漱石邸でくつろぎながら、雑煮の餅を盗み食いして大騒ぎになった猫の姿を思い浮かべるのも、楽しいかもしれません。

6.東京都:井の頭恩賜公園(グーグーだって猫である)

漫画家の大島弓子氏が、自身と飼い猫との日々を綴った自伝的エッセイ漫画を映画化した、「グーグーだって猫である」のロケ地として有名なのが、井の頭恩賜公園です。

映画を思い出しながら、広くて自然豊かな公園を散策したり、池でボートを漕いだりするだけでなく、敷地内の動物園(井の頭自然文化園)や三鷹の森ジブリ美術館なども楽しめます。

猫の絵を満喫できる「美術館」

美術館

最後に、猫の絵を満喫できる美術館を2館ご紹介します。

7.兵庫県淡路市:淡路市立中浜稔猫美術館

こちらは、猫の墨絵の第一人者である中浜稔氏が描いた、表情豊かで生き生きとした猫たちの絵が常時多数展示されている、猫好きにはたまらない「猫の美術館」です。

壁の絵はもちろん、見上げると天窓からこちらを見下ろしているような猫たちの絵があったりと、まさに広い美術館が数多くの猫の絵で埋まっており、猫好きには天国のような場所だと言えるでしょう。

展示内容が随時刷新されているため、訪れるたびに新たな魅力を発見し、楽しめるということです。

8.長野県:軽井沢安東美術館

墨絵よりも洋画の方が好きな方におすすめなのが、軽井沢安東美術館です。こちらは、猫をモチーフにした作品でも知られる洋画家、藤田嗣治氏の作品だけを展示する美術館です。

安東夫妻による藤田嗣治作品のコレクションを展示する美術館ですが、きっかけとなったのが猫が描かれていた版画だったということから、「少女と猫の世界」と名付けられた展示室があり、そこでは猫の絵を存分に堪能できます。

まとめ

外猫と遊ぶ女性

猫が大好きな方は大勢いますが、「猫が怖い」という方も大勢います。今回ご紹介した場所はすべて猫にゆかりのある場所ですが、そこを訪れる人やそこに住んでいる人が、全員猫好きとは限りません。

出会った猫に勝手に餌をあげない、自分が出したゴミは持ち帰る、周囲に迷惑をかけない、展示作品は静かに鑑賞するなどは、万人が守るべきマナーやルールです。ご自身も周囲の方も、そして出会った猫たちも、皆が気持ちよく過ごせるようにしたいものですね。

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