猫はどのぐらいの『運動量』が必要なの? 年齢ごとの違いやオススメの室内運動5つもご紹介

猫はどのぐらいの『運動量』が必要なの? 年齢ごとの違いやオススメの室内運動5つもご紹介

室内で暮らす猫は、外に出る猫に比べて運動不足になりやすいといわれます。運動不足が続くと、肥満やストレス、筋力低下につながることもあるため、毎日ある程度体を動かす時間を作ってあげることが大切です。ただし、必要な運動量は年齢や性格によって変わります。ここでは、猫に必要な運動量の目安、年齢ごとの違い、おすすめの室内運動について紹介します。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

猫にはどのぐらいの運動量が必要?

キャットタワー

猫は犬のように長時間の散歩が必要な動物ではありませんが、毎日の中で“狩りをするような遊び”を取り入れることはとても大切です。

ただし、一度に長く遊ばせるよりも、5〜10分ほどの遊びを数回に分けるほうが、猫の集中力や満足感につながりやすいでしょう。

また、猫の運動はただ走るだけでは十分とはいえません。「見つける」「追う」「捕まえる」といった流れがある遊びのほうが、猫の狩猟本能を満たしやすく、心の満足にもつながると考えられています。

年齢ごとの運動量の違い

子猫

猫は成長とともに、体力や遊び方の好みが変わっていきます。そのため、年齢に合わせて運動内容を調整してあげることが大切です。

子猫

子猫は好奇心が強く、体力もたっぷりあるので、1回数分程度の遊びを1日に何度も繰り返す形が理想です。

夢中で遊んでいても、疲れてくると自然に休むことが多いため、その様子を見ながら無理のない範囲で遊ばせてあげるとよいでしょう。

成猫

成猫は、活動量が比較的安定してくる時期です。朝と夕方など時間を分けて遊ぶと、運動不足の予防につながります。

また、猫によって好きな遊び方がかなり違うため、その子に合った遊びを見つけることも大切です。

高齢猫

シニア猫では筋力や体力が少しずつ落ちていくため、長時間たくさん運動させる必要はありませんが、短時間でも毎日体を動かすことが大切です。

高くジャンプするような遊びより、ゆっくり歩く、低い段差を上り下りするなど、体への負担が少ない遊びを選んであげたいですね。

おすすめの室内運動5つ

猫じゃらし

猫は遊びを通して、運動不足の解消だけでなく、ストレス発散や脳への刺激も得ています。室内でも工夫次第で、十分に体を動かすことができます。

1.じゃらし遊び

猫がいちばん夢中になりやすい定番の遊びです。羽や布のついたじゃらしを、生き物のように緩急をつけながら動かすと、狩猟本能が刺激されます。

大切なのは、最後にきちんと捕まえさせてあげること。「狩りが成功した」と感じられると、遊びの満足度も高まりやすいでしょう。

2.ボールや転がるおもちゃ

ボールや軽いおもちゃを転がすだけでも、追いかける遊びになります。ひとり遊びが好きな猫にも向いていて、留守番中に遊べるおもちゃとしても役立つことがあります。

ただし、小さすぎるものや誤飲の心配があるものは避けるようにしましょう。

3.キャットタワーや棚で上下運動

猫は、平面を走り回るよりも、登る、降りる、ジャンプするといった上下運動が得意です。

キャットタワーや家具を安全に配置して移動ルートを作ると、自然な形で全身を使った運動ができます。室内運動では、この“高さ”を活かす工夫がとても重要です。

4.段ボールや紙袋で探検遊び

段ボール箱や紙袋を使った遊びは、猫の探検本能をくすぐります。箱の中におもちゃを隠したり、出入りしながら遊ばせたりすると、体も頭も使う時間になります。

ただし、誤飲事故を防ぐため、持ち手のひもがついた紙袋は必ず取り除いてから使うことが大切です。

5.フードパズル・知育トイ

フードを取り出す仕組みのおもちゃは、頭と体の両方を使える遊びです。食べるために考えて動く必要があるので、運動不足の解消だけでなく、退屈しのぎにも役立ちます。

食欲がある猫なら、遊びへの入り口としても使いやすいでしょう。

まとめ

ボール遊びをする猫

猫に必要な運動量は年齢によって違います。子猫では短い遊びを何度か繰り返し、高齢猫では体に負担をかけない軽い運動を毎日続けることが大切になります。

じゃらし遊びやキャットタワー、知育トイなどを上手に取り入れると、室内でも十分に運動不足を防ぐことができます。

愛猫の年齢や性格に合った遊び方を見つけながら、心と体の健康維持につなげていきたいですね。

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