猫が『キャリーバッグ』へ入るのを嫌がるときの対処法6つ 入れるようになるメリットや慣らし方のコツも

猫が『キャリーバッグ』へ入るのを嫌がるときの対処法6つ 入れるようになるメリットや慣らし方のコツも

動物病院への移動にキャリーバッグは必須。しかし、キャリーバッグへ入るのを嫌がる猫は多いものです。この記事では、キャリーバッグを猫が拒否するときの対処方法や、慣らし方のコツなどについて紹介します。

猫がキャリーバッグを嫌がるときの6つの対処法

キャリーバッグの中でくつろぐ子猫

1.無理やり押し込まない

猫がキャリーバッグに入るのを嫌がると、反射的に力で押し込もうとしてしまうことがあります。しかし、無理やり入れられたという経験は、猫にとって「嫌な記憶」として残りやすいものです。

したがって、焦らないで済むような環境を作り、自ら入るような経験を増やしていくのがベスト。また無理やり押し込むくらいなら、一度仕切り直して、やり直しをした方が結果的にスムーズであることも

2.「キャリーバッグ=病院に行く物」にしない

キャリーバッグが病院に行くときだけ出てくる物にしてしまうと、猫はバッグを見ただけで嫌な予感を覚えるようになります。そのため、普段から部屋の中で置いておき、家具の一部のように存在に慣れてもらうのが大切です。

キャリーバッグそのものは、個室でちょっと狭い空間なので、猫は気に入りやすい条件です。したがって、扉を開けたままにしておけば、猫が自分から中へ入り、くつろぐこともあるのです。

3.おやつやお気に入りの毛布を使う

猫は嗅ぎ慣れたニオイに安心感を得る動物です。そのため、お気に入りの毛布を入れておくのがおすすめ。自分のニオイがついているので、「安心できる場所」と感じてもらいやすいでしょう。

さらにおやつをあたえるのも効果的です。警戒している場合でも、おいしいニオイにつられて入ったり、「この中に入ると良いことがある」と、記憶に刻まれることもあります。

おやつや自分のニオイのついたアイテムを使うことで、猫はキャリーバッグに「自分から入った」という経験を増やすことができます。無理に閉じ込めるのではなく、まずは「入る」ことの積み重ねで、苦手意識が薄れていくでしょう。

4.上から入れられるタイプ

キャリーバッグは、横から開けるタイプ、前後が開くタイプ、また天井が開くタイプといろいろです。猫によっては前扉だけのキャリーバッグですと、比較的スムーズに入れやすくなることがあります。上開きは上から猫を降ろすようにして入れるため、無理に押し込む動作が減りやすいのです。

また上開きですと、通院時のメリットもあります。上部分だけ開けて診察できるデザインもあるので、猫を完全に外へ出さずに済む場合があり、脱走や暴れるなどリスク軽減にもつながります。キャリーの形を変えることで嫌がり方が変わることがあるので、検討してみましょう。

5.洗濯ネットを活用する

どうしても暴れてしまう猫には、洗濯ネットへ入れる方法もあります。猫は狭い洗濯ネットに入ることで、落ち着きやすくなることがありますし、急な引っ掻きや飛び出し防止にもつながります。ただし、無理やり押さえつけることは避けたいので、猫の様子をみながら落ち着いて行うようにしましょう。

6.出発前は余裕をもって準備

病院の予約時間ギリギリに準備をはじめると、飼い主も焦りやすくなります。猫は飼い主の状況を察知しやすいので、焦る気持ちが猫を不安にさせることもあります。また時間に余裕がないばかりに、猫を慌てて追ったり、大きな音を立ててしまうと猫は「嫌なことがはじまる」と、警戒します。時間に余裕を持って行動し、キャリーバッグは数日前から出しておくのもひとつの方法です。

キャリーバッグに慣れるメリット

キャリーバッグで落ち着く黒猫

猫がキャリーバッグに慣れてくれると、さまざまなメリットがあります。中でも、通院や災害時などに、素早く安全に連れ出せることです。特に、災害時は普段からキャリーバッグに慣れていると、猫だけでなく飼い主にも好都合。一分一秒を争う避難時や、自宅を離れ共同生活を送る際の避難場所では、キャリーバッグは必須となるからです。

また、キャリーバッグに慣れていることで、移動中のストレスも軽減できます。猫にとってキャリーバッグが「閉じ込められる場所」ではなく「安心できる空間」と感じられれば、猫と飼い主のストレスを減らすことができるでしょう。

猫は、一度「怖い場所」と認識してしまうと、二回目以降に逃げたり隠れたり、警戒したりするようになることがあります。できれば、動物病院や災害時のことを考慮して、キャリーバッグには少しでも慣らしておくとよいでしょう。

まとめ

キャリーバッグに入れられる猫

キャリーバッグを嫌がる猫は多いので「うちの子だけかも」と、悩む必要はありません。猫にとっては得体の知れない場所に突然入れられたり、移動したりすること自体が不安につながりやすいものです。

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