猫が朝になると『激しく鳴く』理由5つ 止めさせる方法はある?対処法まで解説

猫が朝になると『激しく鳴く』理由5つ 止めさせる方法はある?対処法まで解説

猫との暮らしの中で、朝方の激しい鳴き声に困っている人は少なくないことでしょう。あまりにもひどいと、睡眠不足や近所トラブルに繋がる場合も…。今回は、猫が鳴く理由と対処法について解説します。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

猫が朝方に鳴く理由5選

鳴く猫

1.お腹がすいている

猫は、食事の時間を覚えているといわれています。朝方に激しく鳴くのは、「お腹がすいた!」「そろそろ食事だよ!」といった心境なのかも。大きな声で「アオーン」と鳴くほか、飼い主を皿まで誘導しようとしたり、皿の前に座り込みしたりといった行動も見られるようです。根負けして餌をあげてしまうと、「鳴いたら食事をもらえた」と学習し、毎朝鳴くようになるケースも少なくありません。

2.退屈している

朝方、退屈して鳴くこともあります。「暇~!!」「早く起きて!!」といったアピールをしているのでしょう。もともと、猫は薄暗い時間に狩りをする習性があります。そのため、朝方に鳴いたり、運動会をしたりして、エネルギーを発散しようとするのです。また、お留守番の時間が長い猫は、体力が有り余ってフラストレーションがたまりやすい傾向があります。

3.ストレスが溜まっている

精神的なストレスから、朝方に鳴くケースもあります。例えば、引っ越して間もないとき。慣れない環境で落ち着かず、朝方にストレス発散しようとするのです。また、家族や同居ペットが増えた、またはいなくなったのを境に鳴きだすというケースも。中には、家具や家電の配置が変わっただけで落ち着かなくなる猫もいます。

4.発情期

メス猫には発情期があり、避妊手術をしていないと何日間も鳴き続けることがあります。これは、特徴的な声でオス猫にアピールするためです。とくに、日照時間が長くなる春はピーク。大きな声で叫ぶように鳴いたり、壁に体を擦り付けたりします。中には、家から脱走しようと試みる猫も…。

5.認知機能の低下

高齢猫が朝方に鳴くときは、認知機能が下がっている可能性があります。体内時計が壊れ、昼夜逆転するためです。飼い主がいないと不安になって鳴いたり、ご飯を食べたことを忘れて「お腹すいた!」と鳴いたり、さまざまな要因があります。また、なんらかの病気が隠れており、痛みや不快感で鳴いているケースもあるようです。

止めさせる方法

野良猫の後ろ姿

猫が鳴くのを完全にやめさせるのは、大変難しいという側面があります。というのも、猫は夜明けや夕暮れに活動的になるという習性があるからです。本能的に鳴いているケースでは、解決ができない場合もあるでしょう。

猫にはしつけという概念がないとされ、叱ったり閉じ込めたりすると逆効果になることもあります。反対に、機嫌を取るためおやつを与えると、鳴くとおやつをもらえると学習してしまう可能性もあります。

とはいえ、鳴く原因が分かれば対処法はあります。次からは、具体的な解決法について解説します。

対処法

女性と猫

夕食の時間を遅くする

猫が朝方に空腹になってしまうのは、夕食の時間が早すぎるからかもしれません。夕食から朝食までの時間が長すぎるため、途中でお腹が空いてしまうのです。そこで、夕食の時間を遅くして、朝方に空腹にならないようにしてみましょう。生活スタイルなどの関係で難しい場合は、自動給餌機を使用してみてもいいでしょう。

寝る前にしっかり遊ぶ

体力が有り余って朝方に鳴く場合は、寝る前にしっかり遊んであげるのがおすすめ。エネルギーを発散することで、朝方に鳴く頻度が減るかもしれません。フラストレーションがたまって眠れない状態は猫にもよくないため、遊ぶ時間を毎日確保してあげることはとても大切です。

環境を変えてみる

朝方に激しく鳴く場合、猫にとって、落ち着かない環境が隠れている可能性も。そこで、いくつかの環境改善を試してみましょう。トイレが汚くてイライラしていることがあるため、寝る前に必ずトイレ掃除をするようにしてみてください。また、寝床の場所やベッドが気に要らない場合もあるため、寝場所を変えてみるのも効果的です。

まとめ

鳴く茶トラ

猫が朝方鳴くのは、本能だったり、ストレスだったりと様々な理由があります。中には、対策することで解決できる場合もあるでしょう。猫の様子を観察しながら、色々と試してみてくださいね。

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