︎神経質な飼い主が猫に与えるマイナスの影響3つ

1.猫が不安になりやすい
猫はとても共感力が高く人の気持ちに敏感な動物です。それ故に、人の不安な気持ちや心配な気持ちが伝わりやすいため、神経質な飼い主さんが常に色々なことに不安を感じていると、猫もその不安を受け取りやすくなります。
2.猫のストレスが溜まりやすい
猫は常に人の細かな行動を観察し、予測をしながら生活をしています。神経質な飼い主さんが無意識に起こしている行動は、猫もよく観察をしており、その度に猫は「これから何か危険が迫っているのではないか」と考えて、ストレスが溜まりやすくなります。
3.猫が分離不安になりやすい
猫は本来は群れを作らず単独で生活する動物なため、自分で考えて自分で行動をします。しかし、神経質な飼い主さんが心配が故に猫の行動に干渉しすぎると、猫にとっては常に飼い主さんが自分の行動を指示している状態であり、それが子猫の時から続くと、飼い主さんと離れたときに1人で行動する事が怖くなります。
︎心掛けるといいこと

神経質な事は、猫の小さな異変を察知しやすくなるなど、必ずしも悪いことだけではありません。むしろ無神経よりは神経質な方が良いです。しかし、その神経質さが「不安」や「心配」からきている場合は、それが猫に伝わらないように努めなければなりません。
例えば、猫の具合が悪く動物病院に行く事になったとします。その際に不安と心配に襲われるのは全ての飼い主さんが感じる事だと思います。しかし、猫にとっては何のために自分はここに連れてこられ、これから何をされるのかは理解できません。
ですので、猫はここが安全かどうか、これから自分の身に起こる事がどんな事なのかを、飼い主さんの様子からでしか予想ができません。多くのことが不安になるのは皆同じですが、神経質になりすぎるあまり、あれもこれもと沢山の不安が溢れすぎて、飼い主さん自身がパニックになってしまうと、それが猫に伝わり、猫も大きな不安に襲われてパニックを起こしやすくなります。
不安な気持ちはあって当然なので悪いことではありませんが、それが過度に猫に伝わらないように、いつも通りの声のトーンや接し方をしてあげる事が、猫の不安を取り除くために大切です。
また自宅での生活の中でも、「危ないからダメ」「汚れるからダメ」など、飼い主さんがあれもこれもと神経質になる事で、猫は自分の行動を制限され、探索行動や遊びが減る事で、運動不足や発散ができないことからストレスを引き起こします。
もちろん猫の健康や命に関わる様な危険なことは止めるべきですが、それ以外の猫の行動は見守る時間を増やすことも大切です。猫のペースを守ってあげる事で猫も自由に安心して暮らす事ができます。
そして留守番で家を出る前にはなるべく猫に構わず自然に家を出ることも大切です。留守番をさせる際に神経質になりすぎてしまう飼い主さんは、その不安が猫に伝わり、猫が分離不安になりやすいといわれています。
必要以上に猫を撫でたり、「いってきます」「お留守番」など猫が理解できる言葉を発すると、猫はそれを予期不安として受け取り、飼い主さんと離れること自体に強いストレスを感じるようになります。
分離不安の猫では、留守番の際には、飼い主さんが家を出るタイミングでおやつやご飯をあげて、食べる事に気を取られている間に、サッと家を出るようにしましょう。
︎まとめ

神経質なことは悪いことではありませんが、そこからくる「不安」「恐怖」「心配」などは、猫に伝わらない方が猫は安心して生活することができます。
犬や猫など昔から人と一緒に生活をしてきた動物たちは、人の気持ちにとても敏感です。猫が安心して生活をするためにも飼い主さん自身が気持ちをコントロールし安心した気持ちで生活をすることで、猫も一緒に安心できる環境を作ってあげましょう。