生まれつき前足に障害がある子猫
遺棄
5匹の生まれたばかりの子猫と、母猫がある家から追い出され捨てられてしまいました。
幸いにも、遺棄されてすぐに通報があり、母子は無事保護されました。
米国インディアナ州エルクハートにある動物愛護慈善団体の”Here Kitty Kitty Rescue”に収容され、里親探しが行われることになりました。
前足に障害がある子猫
5匹の子猫のうち1匹は、生まれつき前両足に障害を持っていました。
その子猫は、『パイパー』と名付けられました。
成長
生後三週間で、パイパーは這って自分で移動できるようになりました。
パイパーは5匹の中で唯一の女の子でした。
里親
やがて母子は、里親のティナさんのお家で過ごすことになりました。
「母猫は子猫たちをとても可愛がっています。子猫たちは順調に育つでしょう。母猫のたっぷりの愛をうけているせいか、子猫たちは新しい環境でも怖がったりしませんでした。
特にパイパーはとても人懐っこく、元気です。私たちが部屋に入ると、こっちにこようとします。5匹の子猫たちは全員人懐っこいです。」とティナさん。
栄養不足
しかし、パイパーはお乳にたどり着くまでにとても時間がかかりました。
パイパーは十分な栄養がとれていないのではないかとティナさんは心配になりました。
そのため、ティナさんは、パイパーには特別な栄養サプリメントをミルクや離乳食に混ぜてやりました。
後ろ足で
成長したパイパーは後ろ足2本でバランスをとり上手に立ち上がることができるようになりました。
遊ぶこと大好き
パイパーは他の兄弟たちと、遊ぶことが大好きです。
まるでティーレックス(ティラノサウルス)のように立ち上がり、兄弟たちにじゃれつきます。
彼女にとっては、障害なんてぜんぜん関係ない、兄弟たちと同じ子猫なんです。
何かをしたいとき
パイパーが後ろ足で立ち上がった時は、彼女が何かをしたいときです。
彼女はまず、立ち上がり、周囲の状況を確認して、それから行動に移します。
その様子をおさめたパイパーの動画があります。
特別な存在
パイパーは一時預かりのティナさんの元で最高のケアを受けています。
「パイパーは私たち家族にとって、特別な存在です。」
寄付
将来的にパイパーは手術することになるかもしれません。
パイパーの医療費のために、現在、寄付が集められています。
最後に
前足に障害を持っているパイパーは、後ろ足を上手に使ってバランスをとり、立ち上がることを自然に覚えました。
パイパーは自分に障害があることは、少しも気にしていません。
前足が使えないのであれば、後ろ足をもっと使えばいい!
「がんばれ!パイパー!いいぞ!パイパー」って思わず応援したくなりますね!
出典: http://www.lovemeow.com/kitten-stands-on-2-legs-2578443042.html