猫が『お尻をなでられたい♡』と思う3つのワケ 愛猫を喜ばせる上手な撫でテクも

猫が『お尻をなでられたい♡』と思う3つのワケ 愛猫を喜ばせる上手な撫でテクも

猫は飼い主さんとのスキンシップの際、お尻をなでられるのを好むことが多いです。その理由には、コミュニケーションの一環というだけでなく、信頼や愛情を表現するサインでもあるようです。ここでは、猫がお尻をなでてほしいときの理由と、愛猫がもっと喜ぶ撫で方のコツをわかりやすく解説します。

猫が『お尻をなでられたい♡』と思う3つのワケ

網戸の外を監視する3匹の飼い猫の後ろ姿

1.軽い刺激で心地よい

猫が「お尻」をなでられるのを好む理由のひとつは、単に心地よい刺激を感じるからです。猫の尻尾の付け根付近には多くの神経が集まっていて、人が優しくタッチするような軽い刺激でも快感を得られるとされています。

また、「猫がお尻をなでられたい」と思うのは、母猫が子猫を毛づくろいするときにお尻周辺もケアしていたことを思い出すからともいわれています。大好きな飼い主さんに対しては催促するようにお尻を向けたり、くっつけたりするような仕草をとる猫も多いでしょう。

2.信頼関係の証

お尻をなでさせるという行動は、猫が飼い主を信頼している証拠とも言えます。

猫にとって、お尻や背中は攻撃を受けやすいとてもデリケートな場所です。そこを安心して見せたり触らせたりできるのは、飼い主を「安全な存在」として認識しているからこそです。

たとえば、初めての人には警戒して背を向けようとしない猫も、心を許した人には、お尻を向けて座ったりするのが猫なりのリラックスサインです。

3.コミュニケーションの一環

猫が尻尾を立てて飼い主にお尻を向けるのは、愛情表現や挨拶のひとつです。これは、野生の猫が仲間同士で挨拶を交わすときの行動に由来しています。

また、飼い主にお尻をなでられることでスキンシップが取れるため、猫自身も満足感を得ることができます。猫にとって、この行為は「絆を深める時間」でもあるのです。

愛猫を喜ばせる撫でテクニック

猫の後ろ姿

猫のお尻をなでるときは、優しく撫でることが基本です。尾の付け根を中心に、力を入れすぎずに指の腹でマッサージするように動かします。

猫によっては、一定のリズムや軽いタッピングが好きな場合もあるため、様子を見ながら試してみましょう。ただし、猫が嫌がるそぶりを見せたらすぐにやめることが大切です。

まとめ

甘えてお腹を見せる猫

猫が「お尻をなでられたい♡」と思う理由には、敏感な神経による心地よさ、飼い主への信頼の証、そしてスキンシップを通じたコミュニケーションの一環という3つのポイントがありました。

尾の付け根付近を優しくなでたり、軽くトントンすることで猫はリラックスし、さらに猫との絆を深めることができます。ただしデリケートな場所であることや猫によって好き嫌いがあるため、表情や動きをよく観察しながら対応することが重要です。

スキンシップで互いに癒される時間を共有し、大切な愛猫との関係をさらに豊かなものにしていきたいですね。

スポンサーリンク