愛猫とともにマラソンを
マレーシアに住むApakさんは、愛猫「Jibek」とともにマラソン大会に参加し続けています。
2024年10月28日にクダーで開催された「The Magnificent Baling 100」レースに出た彼とJibekの姿が、TikTokに投稿されて話題になっています。彼はこの10キロのレースを、ずっと愛猫を肩にのせたまま走り続けたのです。
猫のほうも協力的です。コースの地形の変化にあわせて前にかがみ込んだりしながら、Jibekは飼い主の完走をちゃんと助けていました。
でもこの猫の体重は7.5キログラムもあるのです!肩に重りをのせて走り続けるようなものですね。
完走メダルを獲得
「わたしが走っている間、Jibekは仰向けになって空を見上げリラックスしています。まわりの景色を楽しんでいるのでしょう。退屈しないよう、ときどき走りながら餌をあげて機嫌をとるようにしています。天気があまりよくない場合に備え、ミニ扇風機や傘、レインコートも持って走るのです」と話すApakさんです。
Jibekが彼の肩から降りるのは、トイレに行きたいときだけだそうです。
レース後は、ApakさんとJibekに完走を祝うメダルが授与されました。大喜びの彼は、愛猫を高々と持ち上げてこの偉業を祝ったのでした。
一緒に走るのが幸せ
実はこの猫は、2017年から飼い主と一緒にハイキングを楽しんできました。
「Jibekとわたしはマレーシア周辺の50ほどの山々の登頂に成功しています。2022年からは、楽しみと健康維持のためにマラソン大会に参加し始めました」
それ以来、ふたりは45ものマラソン大会に参加しました。次回大会では15kmの完走記録を破ることを目標にしているそうです。
でも彼は「記録はたいして問題ではない」といいます。大好きなJibekを肩にのせて走ること自体が楽しくて幸せなのだそうです。
一方の猫のほうは、飼い主の肩の上で旅の雰囲気にひたりながら「猫の大好きなこと」、つまり何もしないでのんびりする時間を楽しんでいるようですね。
出典:M'sian man, 42, runs 10km with 7.5kg cat chilling on shoulders the whole time