猫と暮らす部屋をスッキリ見せるインテリアテク4選 猫の安全や暮らしやすさにもつながるアイデア

猫と暮らす部屋をスッキリ見せるインテリアテク4選 猫の安全や暮らしやすさにもつながるアイデア

「猫を飼うとお部屋の雰囲気が壊れそう…」と思う人もいるようです。しかし近年は、猫がいてもとてもオシャレな生活空間を維持しているお家がたくさんありますよね。そこで今回は、猫と暮らす部屋をスッキリ見せるインテリアテクについて解説します。

1.デザインは「人間ファースト」で選ぶ

お部屋になじむ猫グッズ

猫と暮らす部屋をスッキリ見せるための基本は、色や柄などを選ぶときは「飼い主さんの好み」を最優先すること。各家庭のインテリアに沿うデザインであれば、雰囲気がちぐはぐにならずにすむからです。

たとえば、猫グッズを選ぶときに、猫が見やすい色であるという理由で青や黄色、緑のものを買ったとします。もしその色が自宅のインテリアになじまないと、統一感がなくなります。また複数の色が混在しても散らかった印象になりますよね。

また、猫用のアイテムだから、と安易に「猫モチーフ」を買ってしまうのも注意が必要です。シンプルなデザインや部屋になじむ色であればもちろんOKですが、テイストの異なるグッズは、部屋に乱れた印象を与えやすいからです。

飼い主さんのインテリアの趣味をブレずに通せば、自然と色や柄にバラつきがなくなりますよ。

2.色を統一する

生成り色とグリーンのインテリアと猫

猫の暮らす部屋をすっきりさせるコツとしては、「色を統一」することが一番簡単です。

ご自宅の床や壁の色、テーブルチェストというような家具、そしてカーテンやクッションなどのファブリックの色は何色をお使いでしょうか。

なお、部屋の中にある色味は、ワントーンや2色、多くても3色にとどめることがポイントです。

ただし、3色にする場合は、そのうちの2色が同系色にする必要があります。たとえば、白とベージュの組合せで、差し色にグリーンを使う、という感じです。その場合、猫グッズは白かベージュ、もしくはグリーンを選ぶと統一感がうまれ、お部屋がスッキリと見えますよ。

なおこのテクニックは、特に猫のトイレやトイレガード、給水場やなど、大ぶりの猫家具を選ぶときに重宝します。

3.収納で隠す・まとめる

きれいなリビングでくつろぐ黒猫

猫用のアイテムは、意外と数は多くありません。また、常設するものも猫のトイレと食器、給水器くらいで、そのうち大きいものは猫トイレだけ。必要に応じてキャットタワーやケージも大きいものに含まれるでしょう。

その他のオモチャやブラシなどの猫用グッズはそんなに大きくないので、一カ所に収納しておくのがおすすめです。

その収納家具については、先述したように、インテリアになじむオシャレなものを選ぶのが、部屋をスッキリ見せるコツです。しかも「猫のお世話ボックス」としてまとめておくことで、出し入れや猫のお世話がスムーズになるメリットもありますよ。

また猫用アイテムには、ドライフードや猫砂などの備蓄も必要です。それらをストックする場合も、収納に入れたりパントリーにしまったりなど『目隠し』される状態がベストです。フードや砂のパッケージを見せず、生活感をなくすことで全体をスッキリと見せる事が可能です。

4.遊び場や休憩場所は「壁面」を利用する

キャットステップでくつろぐ猫

室内飼育の猫は運動不足になりやすいので、運動できる環境づくりはとても大切です。

しかし、大ぶりのキャットタワーを使うと部屋に圧迫感がでますし、インテリアになじむ商品がみつけられないこともあります。

そんな悩みを抱えている人におすすめなのが、「壁面」を利用する方法です。

壁に付けられるステップやウォール家具は、ナチュラルデザインのものが多く、特に壁と同系色の商品を選ぶとスッキリ感がうまれます。

まとめ

季節のインテリアと猫

猫と暮らす家をスッキリ見せるためには、「統一する」「隠す」「まとめる」というようなコツがあることがわかりました。

しかし、いくらこれらを実行しても「爪とぎの跡」「網戸や障子の穴」などは、家を荒れているように見せてしまうものです。

より自宅をすっきり見せるためには、壁紙に爪とぎ対策として保護シートを貼ったり、猫の毛が付着しやすいカーテンをロールスクリーンに替えたり、網戸をペット用の素材にするなどの工夫も必要です。

インテリアに気を遣った後は、毎日のメンテナンスにも配慮して、スッキリとした清潔感のある素敵なお部屋を維持できるようにしたいですね。

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