孤独だった子猫が保護されて、新しい家族ができおよそ3年の日々が経過。YouTubeの「サビ猫。たっちゃん」で公開されている『【迷い猫から家猫へ】ぼっちだった子猫が立派な大人になりました』は、元保護猫が「たぬきち(通称たっちゃん)」という名前をもらい、スクスク成長した記録の動画です。お笑いシーンもたっぷりありますが、想い出が映るダイジェストに、「泣けてきた~」と感極まる人が続出。44万回再生され、いいねも1万を突破しています。
生後1~2か月で保護されたサビ猫の「たっちゃん」
2020年の秋に保護された1匹のサビ猫。まだ生後1~2か月くらいの子猫で、はじめはケージの中に入れており、「ミャーオミャーオ」と鳴いていたそうです。あまりにも鳴くので、おそらく出してもらいたいのだと推測。ケージから出してみると、さっきまでの鳴き声がウソのよう。猫だけにまさに「借りてきた猫」のような状態ですね。
保護された子猫は、近くに母猫もおらず、たった1匹で外を歩いていたとのこと。目ヤニでグジュグジュとなった目からは、外での過酷な生活が伝わってくるようだったとか。動物病院に連れて行って定期的に目薬もさし、保護した人の娘さんの家にお迎えされたそうです。そして子猫は「たっちゃん(本名:たぬきち)」と名付けられ、新生活をスタートすることに。
新しい環境にも動じずスクスク成長!!
たっちゃんは、元野良猫だったものの見慣れない家にも警戒心0%で、飼い主さんにも最初から甘えてくれたそうです。目ヤニの様子から猫風邪は心配だったものの、病院の検査で猫エイズも猫白血病もなし。よく食べて、よく遊び、健やかに成長していったとのこと。
そんなたっちゃんのお気に入りの寝床は、飼い主さんの上。特に胸の上部から首にかけた位置に乗るのが好きなようで、飼い主さんとしては愛おしい反面なかなか苦しい場所かもしれませんね。まるで飼い主さんの体温を感じたいかのようにいつもピタッとくっついているたっちゃんの姿に、「愛おしくて泣ける」「幸せそうでよかった(涙)」という声が多数寄せられていました。
ヤンチャ時期突入「破壊神」降臨!?
飼い主さんのことがとても大好きなたっちゃん。甘えたさんの反面、ヤンチャぶりもなかなかのもの。成猫になると遊ばなくなる猫もいるので、飼い主さんはたっちゃんが好奇心旺盛な子猫のうちにたくさん遊んだそうです。オモチャを投げれば口でくわえて持ってきたり、ジャンプしたり猛スピードで走り回ったり。クリスマスツリーを落とされたことも、カメラのレンズを壊されたことも…飼い主さんにとっては良い思い出だそうです。
小猫の成長はあっという間なので、飼い主さんは小さい頃のたっちゃんとの記憶をとても大切にしているようです。たっちゃんは一日中飼い主さんの後をついて回るのが好きで、掃除中も洗濯中もたっちゃんに監視されていると思うと、家事も楽しく感じたとか。「本当に仕事に行きたくなかった…」と、たっちゃんと片時も離れたくない気持ちがあらわれるシーンも。
家族になってから3年「幸せな時間」
17分にまとめられた動画の中には、飼い主さんの元で幸せに過ごす3年分のたっちゃんの姿がギュッと詰まっています。ダイジェストのようにまとめられた動画には、ついクスッと笑ってしまうようなコミカルなシーンも多々ありますが、「泣いちゃった」「成長記録が見れて幸せ」など、感動の声もたくさん。中には保護された当初からたっちゃんを見守っている人も多いようですよ。
YouTubeのチャンネル「サビ猫。たっちゃん」には、たっちゃんの成長を楽しくかわいく撮影された動画がたくさん投稿されています。飼い主さんをお出迎えするたっちゃんや2才の誕生日など、その幸せな日々をつづったチャンネルは、7万人以上が登録しています。
"写真・動画提供:YouTubeチャンネル「サビ猫。たっちゃん」さま
執筆:藤みと
編集:ねこちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。