SDGsに貢献ができる商品の特徴とは?
「Sustainable Development Goals」=「持続可能な開発目標」の略称であるSDGs。街中や様々なメディアで伝えられているので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
SDGsは、2015年9月に開催された「国連持続可能な開発サミット」の中で決められた世界共通の目標で、環境、産業、教育、福祉、ジェンダー、貧困など、実に幅広い分野に関する「17の目標」と「169のターゲット(具体的目標)」で構成されています。
それを踏まえて最近では、ペットグッズにおいても、エコロジーな素材を使用していたり、クルエルティーフリーであったり、地球環境や動物に配慮した商品が多く販売されています。
猫用ベッドの選び方
今回はその中でも、猫用ベッドに焦点を当ててみていきましょう。現在は、ホームセンターやショッピングサイトなどのさまざまなお店で、多種多様な猫用ベッドが売られているので、迷ってしまうことも多いはず。まずは、選ぶ時の主なポイントを解説します。
形状で選ぶ
猫用のベッドには、ドーム型、ソファ型、ハンモック型など、いろいろな形状のものがあります。
ドーム型は、狭い場所が好きな猫におすすめ。適度に隔離されたハウスのように、ゆったりとリラックスしてくれることでしょう。また、囲われていることで保温効果が高く、寒い日の防寒にも役立ちます。
一方、開放感があり、飼い主と同じ空間でくつろぐことができるのがソファ型。縁にあごを乗せたり、のびのびと自由な体制で使えることも大きなメリットです。
高いところが好きな猫には、ハンモック型もおすすめです。壁やケージなどに取り付けることができて、部屋のスペースを有効に活用できます。
素材・お手入れのしやすさ
ウールやコットン、ラタンなどの天然素材は、吸放湿性に優れ、ベッド空間を快適に保ちます。アレルギーの心配が少なく、猫の体に安心安全。廃棄後は土に還り、地球環境にもやさしい素材です。ナチュラルな風合いは、インテリアに馴染みやすいというメリットもあります。
ベッドはリラックスのためだけでなく、猫の体温調節を助ける役割も。季節に合った素材を選ぶことで、暑さや寒さ対策に繋がります。夏は通気性が良くサラッとした肌触りのものを、冬は保温性が高くふわふわとしたものを選ぶと良いでしょう。冷暖房器具の使用を抑えることで、節電にも役立ちます。
また、飼い主の負担軽減の他、ゴミを減らすという観点からも、洗いやすい、パーツ交換ができるなど、お手入れやメンテナンスがしやすいかどうかも大切なポイントです。
SDGsに貢献ができる猫用ベッド7選!
上記のポイントを踏まえながら、SDGsに貢献できるおすすめの猫用ベッドを選びました。愛猫の好みや性格を考えながら、比較検討の参考にしてみてくださいね。
M-PETS SNUGO エコベッド
弾力性のある中綿がたっぷり入ったドーム型ベッド。屋根部分がブランケットのようにふんわりと猫に被さることで外気が中に入りにくく、寒い日でも暖かく過ごせます。
特に寒くない時は、屋根に上に乗ってクッションのように使うことも可能。毛足の長いファーは、保温効果の他、心地良い手触りと見た目の高級感を与えてくれます。
使用済みのペットボトルを洗浄・消毒・加工した再生繊維から作られた生地を利用しており、環境にも配慮しています。
IDOG&ICAT ひんやり防虫ラウンドベッド
スウェーデン在住のJUNKO FLYMANがデザインしたレモン柄が可愛いラウンド型ベッド。生地は環境に配慮したリサイクルポリエステルを使用しています。
中綿が詰まった壁面はあご乗せや寄りかかるのにぴったり。ベッド入り口は、出入りしやすいように低めに設計され、老犬や足の悪いペットにもやさしいデザインです。
内側には、接触冷感素材(Q-max0.45)に防虫・防蚊加工を施した生地を使用。暑い日も快適に眠ることができます。底面のクッションはリバーシブル仕様で、取り外して洗うことができて、衛生的にも安心です。
MYZOO 宇宙船シリーズ 猫用ベッド
猫に適切な飼育環境を与えることを重視するブランド、MYZOOのドーム型ベッド。好きな高さに設置ができる壁付けの他、平置きでも使用可能です。
中にいながら外の景色を楽しめる透明アクリルフードは、空気の通りを良くするための小さな穴が開いていて、暑い夏も快適に過ごせる作り。冬は中にクッションや毛布を敷いて保温性を高めたり、季節によってアレンジすることができます。
厳選された自然素材を主に使い、厳しい品質管理基準のもとで生産。猫も人も安心して使用できるベッドです。
nekozuki あみあみベッド
自由に形やサイズを変えることができる、裂き編み製ベッド。壁を折り返すことで、猫の大きさや体勢に合った高さに調節ができます。
内側に折り返せば内寸が狭くなり、小柄な猫にもフィット。ベッドに飽きてしまったら、ペタンと折ってマットとして使うこともできます。
生地は、用途がなくなった国産デニムの耳を再利用。ひと編みずつ丁寧に職人が手作りしています。動きに応じて柔軟に変形しつつ、程よい重さと強度があり、猫の体をしっかりとサポート。ざっくりとした編み目は通気性が良く、生地は手洗いが可能なので衛生的です。
FAD オーガニックペットベッド
綿花の栽培や製造に農薬や化学肥料、化学薬品を一切使わないオーガニックコットンを使用したペットベッド。皮膚が敏感な猫も安心して使うことができます。
中綿にもたっぷりとオーガニックコットンを詰めて、ふわふわと快適な使い心地。寒がりな猫のために、別売りのブランケットも用意されています。
カバーとクッションは外れるので、部分的なお手入れが可能。洗濯機でも洗えるので、簡単に清潔を保つことができます。
オーガニックコットンの消費量が増えることは、有機栽培農地の拡大を助け、CO2削減や土壌・水質改善の効果が期待できるそう。快適に使いながら、環境の手助けもできるベッドです。
pet and pets ダンボールバンガロー
こちらは少し番外編。ダンボールで作られた爪とぎ付きのキャットハウスです。室内は上下左右が爪とぎ用の段ボールになっていて、屋上は爪とぎもできる簡易ベッドになっています。
爪とぎをしたり、隠れたり、ゆっくり眠ったり。猫が自由に楽しめるバンガロー。耐久性抜群の高圧縮紙を使用しており、猫が飛び乗っても簡単に折れ曲がることはありません。
ダンボールのみで作られているため、使い終わったら資源ゴミとしてリサイクルすることが可能です。
ONE FAMILY 羽毛ペットベッド
寝装品用で使われた高級な羽毛を洗浄・加工し、再利用して作られたペットベッド。ハンモックやハウスタイプなど、さまざまな形状のベッドを取り揃えています。
全ての生産工程を愛知県で行っており、購入後のメンテナンスや修理の相談が可能。安心して長く大切に使うことができます。
このブランドでは、売上の2%を保護犬猫施設への物資寄付や児童養護施設の子供たちへの支援に使っているとのこと。猫に上質な心地良さを提供しながら、社会貢献活動にも参加できる商品です。
ストアページはこちらからまとめ
猫用ベッドの選び方やSDGsに貢献できる商品を紹介してきましたが、いかがでしたか。
多くの時間を家で過ごす飼い猫のために、部屋の中はできるだけ楽しく快適に整えてあげたいもの。ゆっくりとくつろげる、愛猫にぴったりのベッドを用意することができたら、きっとお気に入りの場所のひとつになるでしょう。
そして、猫や飼い主だけでなく、地球環境にもやさしい商品を選ぶことは、未来の安心のためにとても大切です。購入の際はぜひ、SDGsの観点も考えながら選んでみてくださいね。