猫に『首輪にリード』は絶対NG!3つの理由と「ハーネス」との違いとは

猫に『首輪にリード』は絶対NG!3つの理由と「ハーネス」との違いとは

猫にも首輪やハーネスがあります。しかし、首輪にリードをつけてお散歩に行くことはできませんし、脱走を防止することもできません。今回は、猫に「首輪にリード」は絶対NGな理由と「ハーネス」との違いについて見ていきたいと思います。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

1.首輪が外れるように作られているから

黄色い首輪を着けた子猫

猫の首輪は、猫の安全を重視し、力が加わると留金が外れるように作られているものが多くあります。

猫は狭いところや小さな隙間を好んで通ります。その時、もし首輪がどこかに引っかかってしまっても猫が抜け出せるようにするため、すぐに繋ぎ目が取れるような仕様になっていることが多いのです。

このように、力が加わると外れる仕様の首輪にリードをつけると、猫や飼い主さんが少し引っ張っただけでも首輪が外れてしまうのです。

2.首吊り状態になる危険性があるから

ハーネス系のリードを着ける猫

逆に、力が加わっても外れるようになっていない首輪にリードを着けた場合は、事故に繋がる可能性があります。

どこかに首輪が引っかかってしまった時に猫が首吊り状態になってしまう危険性があるのです。

3.猫の動きは予測しにくいから

リードを着けて木にのぼる猫

猫が色々な方向に動いてリードが伸びると、あちらこちらに絡まる危険性があります。

猫は瞬発力や跳躍力があるため、動きを予測することが難しく、さらに高い所に移動することも得意です。気がついたら木や塀に登ったり、いつの間にか小さな隙間に入ったり高い塀に登ってしまうかもしれません。

外れない首輪とリードでは、決してこのような猫の行動を制御することはできません。また、猫がどこかに隠れたり登ったりする時は、恐怖を感じて逃げようとしていることが多いでしょう。猫が逃げようと必死にもがくと、首輪がすっぽり抜けてしまう可能性もとても高いです。

首輪とハーネスの違い

細長いリード

首につける首輪とは違い、「ハーネス」は胴体に装着するものです。また「リード」は首輪やハーネスにつける紐のことです。

どんな首輪でも、首輪にリードをつけて猫の動きを制御しようとすると、抜けたり外れたりする可能性が非常に高いでしょう。ハーネスは胸をまたいで首と胴体に装着するため、サイズの合ったものを正しく装着すれば、猫が動いた時に外れる可能性が首輪より非常に低くなります。

まとめ

ハーネスを着けて散歩する猫

猫に『首輪にリード』は絶対NG!3つの理由と「ハーネス」との違いについてお伝えいたしました。

病院通いや引越しなどでは、猫を移動させることが必要です。キャリーバックに入れるだけではなく、万が一のためにもハーネスとリードを装着しておいた方が良いこともあるでしょう。

ただし、どうしてもハーネス自体に猫が慣れていないと、ハーネスを装着することが猫の大きな負担になってしまいます。そのため、猫にハーネスをつけたい場合には時間をかけて徐々にハーネスに慣れるようにしてあげてくださいね。

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