猫の感情を知る方法とその時の仕草

猫の感情を知る方法とその時の仕草

猫を飼育している上で、「猫の感情がわかればなぁ」と考える飼い主さんも多いのではないのでしょうか?猫の感情を知る為の大きなポイントは、しぐさや鳴き声等を見逃さない事。ここでは猫の感情を知る為の方法をご紹介します。

猫の感情を知る為のサイン

眠そうな猫

愛猫家が増えている世の中。猫を飼育している人が増えていますが、人間も猫も共に幸せに暮らしていくには、猫の感情を感じ取ってあげる事が大切です。もちろん人間同様、猫にも感情はありますが、猫は喋る事が出来ません。

喋る事が出来ない猫の感情を読み取る方法は幾つかあり、普段の生活の中でふとした時に猫が見せる仕草から、猫の感情を読み取る事が出来ます。そのサインを見逃さない事が、愛猫の感情を感じ取って幸せに暮らすための大きな秘訣だと言えます。

猫の感情を知る方法

猫のしっぽ

猫は感情を、

  • しっぽ
  • ひげ
  • 鳴き声

等、体の様々な部分を使って表現してくれます。その他にも、寝方や仕草等でわかる場合も。喋れない分、猫は感情を全身を使って教えてくれるのです。上に書いたように様々な方法で猫の感情を知る事が出来るのですが、代表的な物をご紹介します。

リラックスし、満足している時

猫はリラックスして満足している感情の時は、目を細め耳はピンと立ち、ヒゲは頰に添うようにペターっとくっつき、しっぽをゆらゆらと大きく、優しく揺らします。

嬉しい時

嬉しい感情の時、しっぽを垂直に立て、「ニャーン」と可愛く鳴きながらスリスリ。ヒゲも10時10分を指し、ピンと立てます。飼い主さんが餌の準備をしている時や、構ってあげている時によく見られます。この時、喉をゴロゴロ鳴らす猫ちゃんが多いです。

怒っている時

猫が怒っている感情の場合は耳を後ろに倒し伏せ気味にし、しっぽはバタンバタンと激しく床に叩きつけます。「ウゥー」と唸り、「シャー!」と怒った声を出す場合も。

退屈な時

猫が伏せた体勢で下を向いている状態ですと、「暇だなぁ」と思っている、もしくは「ちょっと寂しいかな…」と感じています。寂しい感情が大きくなると「くるる」と鳴きますので、そんな時は優しくかまってあげましょう。

獲物を見つけた時

低い体勢でお尻を細かく左右にフリフリします。これは獲物を見つけて興奮する感情と、それを押さえ込もうとしている感情がせめぎ合っている状態です。また、この仕草はいつでも飛び出せるようにするための準備運動を兼ねているとも言われています。

猫が嫌な感情の時の仕草

とぼけた顔をしている猫

猫は、水が嫌いで大きい音や声が苦手です。また、里親の家にやってきた時や、新居へ引っ越しのように、環境が変わってしまう事もとても警戒し、落ち着きを失くします。このように苦手だと感じると恐怖で怯えてしまう事が多いですが、仕草や表情から猫が怯えている事を知る事が出来ます。

怯えている時

怯えている感情の時は目は瞳孔を開きまん丸にし、耳はペタンと寝かせます。ヒゲを顔いっぱいに広げているのも特徴です。猫によっては恐怖心から、「ウゥー」等と威嚇をしてくる場合も。その際しっぽはお腹の方に丸め、毛が逆立ち、大きく膨れ上がっている事が多いです。

このように怯えて警戒している時は、「ごめんね、大丈夫だよ」等と優しく声をかけ、離れてあげましょう。触ったり近づいたりしてしまうと、引っ掻かれたりかじられたりして怪我をする場合がありますので、注意しましょう。

猫が要求する時の感情

お腹を出して横になる猫

猫は嬉しい感情や嫌な感情だけでなく、「こうしてほしい!」等の要求もきちんと伝えてくれます。猫が要求の感情を伝える時は「ニャーオ」という声で鳴きます。さらに爪で引っかいて気を引こうとしてくる場合もあり、これらは餌がほしい時などによく見られます。

よくある仕草ですが、猫が人の目の前で横になり、しっぽをゆらゆらしながら「ニャーン、ニャーオ」等と鳴く仕草。これは、「かまって!」と要求する感情を表している行動です。この行動が見られたら、体を撫でてあげたり、遊んであげたりして構ってあげましょう。

猫の感情に関するまとめ

女性に撫でられる白猫

猫等の動物は喋る事が出来ないので、感情を読み取る事が難しいと思われがちですが、体を使ってしっかり伝えてくれます。猫のしぐさや鳴き声、表情を見て猫の感情を理解してあげる事で、飼育する側も更に楽しくなりますよ^^

投稿者

40代 女性 かえで

 昔飼っていた猫ちゃんも、いま飼っている猫ちゃんも、体で感情や気持ちを表してくれました。
 共通する感情表現を思い出してみました!料理をしていると足にスリスリして髭を動かしにゃーといってきたりするときには機嫌がいいとゆうことでそうゆう時は、手を止めて相手をしてあげます。
ブラッシングをするときもしっほをあげます。毛をさか立てて片方の猫と喧嘩をしているときはあまり間に入らないようにしていましたら、数分後には仲良く一緒に寝ていたりします‼
ごはんをあげる時は、耳をピンとして寄ってくるので少し落ち着いてからごはんをあげていました。
 両手を交互にムニムニと動かすときもご機嫌な時だとゆうことも知りました!
投稿者

30代 女性 マルチ

普段猫の感情を読み取りたい時は、しっぽや鳴き声、体の態勢を見て、甘えたいのか、餌が足りないのか、眠たいのか等を判断するようにしていました。耳やひげ、目を見ても特に猫の感情が掴めなかったのですが、嬉しいのか、退屈なのかが分かるだけでも、何をしてあげれば良いのか考えることができそうです。ここ2〜3週間は、主人のお父さんが旅行中なので、出発直後はお父さんを探しては「クークー」鳴きながら家の中を歩き回っていました。少しずつお父さんの居ない生活に慣れてきたようなのですが、主人が1日中猫をあやしてる日が続き、いつの間にか甘えん坊度が増してきました。以前に比べて、常に甘えた声で鳴いていますし、どこへ行くにもついてくるので、とても可愛いです。また、ゴロンと座り込んだ瞬間に、ゴロゴロと鳴らし始めるようにもなり、本当に私達と過ごすことを好んでいるんだな、と伝わってきます。この数週間で猫の感情表現の変化が見られたのは、とても貴重な経験になったと思います。普段の接し方が変わると猫の感情も移り変わるのはとても興味深いです。お父さんが旅行から帰った後にどんな変化が起こるかもしっかりと確認してみます。

スポンサーリンク