ついてくる猫
散歩
テキサス州オースティン在住のエリンとそのボーイフレンドは、いつも夜遅く愛犬のマーフィーの散歩をしていました。
「この場所は本当に暑いので、犬の散歩は涼しくなった夜中にするのです」とエリンさん。
猫
自宅を出て2ブロック歩いたところにあるドライブウェイの端っこに、猫が座っていました。
「私たちは犬の散歩で毎日歩くので、この近所の猫たちをよく知ってますが、その猫は今までみたことありませんでした。」とエリンさん。
迷い猫
エリンさんたちは、その猫はきっと誰かの愛猫で迷い猫だろうと思いました。
この猫は、どうやらエリンさんに一目ぼれをしたようでした。
でも、エリンさんの愛犬のマーフィーのことを敵視していました。
愛着
エリンさんが帰宅する時、必ずこの猫が後をついてきます。
彼女は猫に話しかけるようになりました。
彼女は猫のことを“グレッグ”と名前を付けて呼ぶようになりました。
写真
彼女はフェイスブックの地元コミュニティに、迷い猫として投稿しようと猫の写真を撮りました。
待つ
グレッグは毎日、エリンさんが帰宅してくると後をついてきます。
そして家の外から、エリンさんの部屋の窓を覗き込み、エリンさんが外に出てくるのを辛抱強く待っていました。
エリンさんは、彼はもしかしたらお腹が空いてのどが渇いているのではとフードとお水をあげました。
後追い
グレッグが窓から姿を消したときは、きっとお家に帰ったのだとエリンさんとボーイフレンドは期待を込めてみますが、それは間違いでした。
彼は翌朝、再び戻ってきて、1日の大半をエリンさんの家の外で過ごしています。
エリンさんとボーイフレンドがマーフィーの散歩を始めると後をついてきます。
4日間
4日間、それが繰り返されました。
SNS
エリンさんは複数のSNSにグレッグの写真を載せました。
しかし、飼い主さんが名乗り出てくることはありませんでした。
迷い
エリンさんは、グレッグを家の中に入れることも考えてみましたが、彼はマーフィーを敵視しているので、それは良くないと思いなおしました。
飼い主
数日後、地元の迷子の犬猫を探すボランティアがグレッグの飼い主さん探しを手伝ってくれました。
そしてなんと彼らは、グレッグの飼い主さんを突き止めてくれたのです!
飼い主さんは、エリンさんの家から数ブロック先のアパートに住んでいて、猫が夜突然、外に飛び出してしまい、行方不明になっていたそうです。
飼い主さんがお迎えに来てくれました。
最後に
エリンさんたちは、グレッグの飼い主さんが見つかったことでホッとしました。
でも、会えなくなって寂しい気持ちもあるそうです。