雑種の猫の特徴と純血種との違い

雑種の猫の特徴と純血種との違い

雑種猫と言えばまず「野良猫」が思い浮かびますが、2種類以上の猫種が混ざっている猫を「雑種」と言います。ペットショップなどでは、「ミックス」と呼んでいますね!猫を飼おうと思った時、雑種の猫を飼うか、それとも純血種か、迷いませんか?そんな時に役立てて頂けるよう、雑種猫とは何か、クローズアップしていきます!

雑種猫とは

お座り猫

2種類以上の猫種が混ざった猫を一般的には「雑種」と言います。ですから、いわゆる野良猫は、ほとんどが雑種です。野良猫でも、稀に捨てられてしまった純血種もいるようですが・・・(泣)

また、ペットショップなどで売られている、2種類以上の猫種を掛け合わせた猫も、「ミックス」と呼ばれていますが、分類としては雑種猫に分類されます。純血種同士の交配で産まれた猫は「混血種」とも呼ぶようです。日本で飼われている猫の、実に約8割が雑種猫だそうです。という事は、出会う飼い猫のほとんどが、雑種なのです!

雑種猫の特徴

島のねこたち

雑種猫には、次のような特徴があると言われています。雑種猫の大半を占める、野良猫にフォーカスして、チェックしていきましょう!

体が強い

様々な猫種が混じり合っている為、純血種にある特定の遺伝的な病気が出にくいという特徴があります。また、野良猫の場合は自然界で育つので、体が強い個体が生き残っていく、という理由もあります。免疫力も高い傾向にあり、丈夫で健康な子が多いと言われています。ただ、育つ環境によって個体差は出てきます。

感染症にかかっている可能性はある

純血種のように、産まれた時から完全室内飼いの猫では掛からないような、猫エイズや猫白血病に感染している可能性はあります。どのような環境で育ったか分からない雑種猫を迎える時には、動物病院で必ず検査してもらいましょう。また、迎えた後に掛からないように、ワクチンを接種することも検討してあげてください。

懐きにくい!?

純血種は小さな頃から人と接する機会が多いせいか、比較的人に慣れやすく、しつけもしやすいと言われています。一方、雑種猫の野良猫は野生の環境で育っているので、人への警戒心が強い傾向にあります。ですから、慣れるまではあまり近寄ってこないかもしれません。ですが、愛情を持って接していれば、たとえ野良猫であってもその気持ちは伝わっています。そのうち、猫の方から近づいてきてくれるでしょう!

成長が楽しみ♪

純血種とは違いどのような性格をしているのか、成猫になった時、どんな体格になるのかなどは、分からない場合が多いです。それをデメリットと捉えるか、楽しみと捉えるかは飼い主さん次第です。

純血種の場合は親猫がはっきりしているので、個体差や育つ環境によっての変化はあるものの、ある程度成猫になった後の予測をつける事が出来ます。一方、雑種猫の場合は産まれた背景などが分からない事が多いので、「どんな風に成長していくのか?」とワクワクしながら、育てていく楽しみを味わうことができます♪

雑種猫を飼う方法

猫と人

運良く近所にいた野良猫を保護できたり、捨てられていた子猫を拾ったりできる可能性はあります。もっと積極的に雑種猫を飼いたい場合は、里親募集している猫を探すと良いでしょう。インターネットで探すも良し、地域の行政が行っている里親会に参加するのもオススメです。野良猫を保護している団体も多数ありますので、実際に出向き、お気に入りの子を譲り受ける方法もあります。保健所に行って、殺処分されてしまう前の子を連れて帰るのも良いですね!是非、命を救ってあげてください。

まとめ

寝転ぶ猫

ご紹介したように、雑種猫を飼う方法はたくさんあります。里親として雑種猫を譲り受ける場合は、ペットショップなどのように多額のお金は必要ありません。純血種も良いですが、できれば里親が迎えに来てくれるのを待っている雑種の野良猫を飼い、1匹でも多くの命を救って頂きたい、というのが、筆者のささやかな願いです。

投稿者

40代 女性 かえで

 うちの家では昔から雑種猫と純血猫を一緒に兄弟として飼ってきました。
 捨て猫ちゃんを保護してきた中には、純血猫ちゃんも雑種猫ちゃんも混ざっていました。
雑種猫ちゃんのうち、一匹は泥水しかのんでいなくて初乳ものんでいないらしく、病気ばかりしてかわいそうでしたが10年生きてくれました。
もう一匹の雑種猫ちゃんは丈夫で元気でした。純血のねこちゃんも丈夫で老衰でなくなるまで、16年生きてくれました!
三匹とも共通するご飯の内容はカリカリと缶詰とを日によって交互に食べさせていました。たまにはキャベツやカボチャを湯がいて合わせて与えていました。
運動も三匹を相手に私がスーパーボールを投げてキャッチするとゆう遊びをあみだし純血猫ちゃんは両手でボールをキャッチするのが特技で喜んでいました。
 純血猫ちゃんも雑種猫ちゃんも捨て猫でなければ雑種猫ちゃんのほうが病気にはなりにくく、元気なのかもしれませんね。

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