ヨークチョコレートってどんな猫?
この美味しそうでキュートなお名前の猫「ヨークチョコレート(york chocolate)」。初めてヨークチョコレートと聞くと、新しいチョコレートが販売されたのかと勘違いしてしまいそうなお名前です。
まずはヨークチョコレートの基本的な情報を確認してみましょう。
ヨークチョコレート(york chocolate)の基本情報
原産 | アメリカ・ニューヨーク |
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性格 | 友好的な性格。飼い主が好きでとても可愛らしい性格ではあるものの、かまってちゃんな部分もあるので注意。 |
大きさ | 中~大くらい。体重はオスで6.3~7.2kg程度。メスで4.5~5.4kg程度。 |
被毛 | ヨークチョコレートの毛色は名前通り「チョコレート色」をしている。他にもヨークチョコレートのカラーは存在するが、バイカラーの「チョコレートとホワイト」「ライラックとホワイト」が公式として認められている。 |
寿命 | 歴史が浅いため平均寿命は出しづらい。 |
価格相場 | チャンピオンの血筋がある場合は30万円程することも。 |
ヨークチョコレートはまだまだ歴史が浅く、解っていない事も多いようです。では、まずはヨークチョコレートの毛並みなど、大きな特徴から詳しく見ていきましょう。
ヨークチョコレートの歴史
アメリカで産まれたヨークチョコレート
ヨークチョコレートは、アメリカのニューヨークで生まれました。その歴史はまだ浅いもので1983年、ヤギの酪農家のジャネット・チファリーさんの家で暮らしていた、黒の長毛種のお父さんと白黒の長毛種のお母さんの間に偶然茶色の美しい毛並みの女の子が生まれました。その子猫にブラウニーと可愛い名前を付けました。
ブラウニーが成長し、黒い長毛種のオス猫と交配し2匹の子猫が生まれました。1匹はチョコレート色の男の子、もう1匹はホワイトとチョコレート色が混じった女の子でした。2匹の美しいチョコレート色の被毛に興味を持ったジャネットさんは農場をキャッテリに改装して繁殖計画を進めて行きました。
1989年頃には、チョコレート色の美しい被毛を持つ猫は2匹から27匹に増え、ジャネットさんはかかりつけの獣医師を介してCat Fanciers Federation(CFF)の審査員、ナンシー・バルサーさんを紹介してもらい、同年9月に開催されたキャットショーで自慢の猫を披露したところ、ジャネットさんの自慢の猫はいきなり優勝し、ジャネットさんは茶色の猫の品種として確立する事を決意し、スタンダードの作成等に力を注いだ結果、1992年3月ついにジャネットさんの努力が実り、CFFでチャンピオンシップステータスを獲得、1995年3月にCanadian Cat Association (CCA)でチャンピオンシップステータスを獲得し、ジャネットさんのチョコレート色の美しい猫は、アメリカ中の愛猫家に知れ渡る事となりました。
ヨークチョコレートの特徴
ヨークチョコレートの毛並み
ヨークチョコレートは、その名の通りチョコレート色の美しいセミロングの毛並みが特徴です。被毛の種類は、単色ではチョコレート、バイカラーではチョコレートとホワイト、ライラックとホワイトが認められています。この猫は子猫の頃は被毛の色が薄く、成長するにつれて段々と被毛の色が濃くなってきます。子猫から大人に成長するまでの被毛の色を楽しめる猫です。その美しくこげ茶色に輝く被毛は、羽毛の様に柔らかく首回りと胸元が少しボリュームがあり、耳が大きい立ち耳なのも特徴で、その姿は気品に溢れています。
ヨークチョコレートの体
ヨークチョコレートの体の大きさは、男の子で6.3㎏~7.2㎏、女の子で4.5㎏~5.4㎏と中~大型で、眼は大きなアーモンド型をしたゴールドやグリーンの美しい綺麗な瞳の色をしています。首は長く、しっぽの先が細いのもヨークチョコレートの大きな特徴です。とても魅力的な被毛を持ったヨークチョコレートですが、その被毛のお手入れは簡単で週に1~2回のブラッシングで十分みたいですが、長毛種の為夏場は湿気や毛玉になるのを避けるために、サマーカットにしてあげる飼い主さんが多いようです。
ヨークチョコレートの性格
見た目が美しく気品に溢れたヨークチョコレートのですが、その性格は見た目とは裏腹に、抱っこやなでなでしてもらうのがとても大好きな友好的で落ち着いた性格をしています。飼い主の後を付けて回る、とても飼い主さんが大好きで、放置してかまわないでいるとストレスで体調を崩してしまうこともある、かまってちゃんの性格のヨークチョコレートが多いようです。
ヨークチョコレートをお迎えするには?
ヨークチョコレートは原産国アメリカでも非常に珍しい猫種なので、現在日本でヨークチョコレートを販売しているペットショップやブリーダーを見つけることはとても難しいようです。
そのため海外でヨークチョコレートを販売しているブリーダーを探すこととなります。ブリーダーによって販売されているヨークチョコレートの値段は異なります。特にヨークチョコレートは珍しいため値段が高い傾向があります。
個人でヨークチョコレートを探すのは難しいかと思いますので、海外の犬や猫のブリーダーさんとコンタクトを取れる代行業者に依頼する事もおすすめです。
BURDEN 輸入代行・輸出代行 | 輸入代行(ペットと帰国される方など輸入全般)
また海外からの場合、日本へ輸送にかかる費用やマイクロチップなどの手続きに関する費用なども考えなくてはいけません。必ず相手方のブリーダーとしっかりコンタクトをとってトラブルにならないようにしましょう。
ヨークチョコレートの平均寿命
この猫さんの歴史がまだ浅いせいか、平均寿命がまだわかっていません。購入するのにもブリーダーさんやペットショップに問い合わせてみる必要があります。チャンピオンの血筋の子の場合、30万円位してしまう可能性もあります。
ヨークチョコレートのかわいい動画
甘えん坊なヨークチョコレート
成猫のヨークチョコレートの動画で、綺麗なチョコレート色をしたフワフワな毛並みで可愛いですね。
天使のようなヨークチョコレートの子猫
子猫のヨークチョコレートです。ぬいぐるみのような可愛さとふんわりしたボリュームある被毛で思わず触りたくなりますね。
まとめ
ヨークチョコレートは猫の中でも歴史が随分と浅く、わからないことも多いです。しかし、その名前の可愛らしさに負けない性格や毛並みの美しさがこの品種には備わっています。ヨークチョコレートをおうちに迎え入れた際には、そのかまってちゃんな性格とうまく付き合いながら、お互いが幸せに暮らせるように生活環境を整えたり、できるだけ一緒にいれるよう健康には気をつけてあげていってくださいね。
女性 のん
性格はとても可愛らしいとか。飼い主さんが帰宅した時は喜んで、玄関でゴロゴロ言いながら出迎えてくれるそうですよ♪
ヨークチョコレートのゴロゴロ音は良く知られているそうで、鳴き声の代わりにゴロゴロで話すらしいです。
面白い猫ちゃんですね〜!
子供や他のペットとも仲良く過ごせる性格をしていて、遊び好きという話も聞いたことがあります。
でも実は、ハンターとしても優秀で、狩りを楽しむような面も持っているそうです。猫用おもちゃで、たくさん遊んであげると良さそうですね♪
どこで手に入るのか、ちょっと調べてみましたが、残念ながらヨークチョコレートを繁殖させているブリーダーや販売しているペットショップは、見つかりませんでした。もし飼うとしたら、今の所は海外から輸入するしかないかもしれません。美味しそうなチョコレート色のもふもふ猫ちゃんがおウチにいてくれたら、良いですものね!それに日本ではまだ飼っている人が稀少でしょうから、飼っていたら、ちょっと自慢できるかもしれませんね!
30代 女性 Ayuyuyucattie
とっても気品のある高貴な猫さんですね。なのに、記事を読むとお茶目でかまってちゃんだと、、そこがまたかわいい。外見からすると、つんとしているクールビューティーなのに、甘えすぎて構ってもらえないと体調崩すこともあるそうで、、、もう筋金入りのかまってちゃんですね^^でもそれがまたギャップでかわいいんだろうなー。あんまり猫ちゃんが甘える姿ってみないので、不思議な感じ。どちらかというと犬のほうが、人に懐きやすくてかまってちゃんかと思っていたのですが、、でも瞳の形や色も高貴な雰囲気がありますよね!あまり見かける事がないのですが、瞳の色を近くで見てみたいなー。
女性 ケロキ
名前にあるように、チョコレート色の被毛は魅力的ですね。茶色で浮かぶ猫は「茶トラ」などの明るい色なので、とても珍しいように感じます。「飼い主さん大好き」な性格はうれしいですが、飼い始めた後の生活のことを考えておいた方がいいかもしれません。留守番をさせる時間が短いことや、常に家に人がいるなど、猫が安心できるか確認が必要ですね。ストレスの影響は飼い主が予想もできないところにあらわれることがあると思います。我が家の猫は、過去に2回だけトイレ以外でおしっこをしました。原因ははっきりしませんが寂しかったのかもしれません。猫の性格も猫によって違うので、それも加味して環境づくりが必要だと感じました。
20代 女性 ゆず
30代 女性 美沙
ヨークチョコレートの被毛は羽毛のように柔らかいそうですが、長毛種のなかでは比較的抜け毛が少ないと言われています。フワフワの被毛は子猫から成猫になるにつれて、色が濃くなり、艶が出てくるそうですよ!温厚で人懐っこく、飼い主さんについて歩く抱っこ好き、という何ともいい意味で猫らしくない猫ちゃんですね。
ヨークチョコレートという名前は、チョコレートのような毛色と、チョコレートのように甘い性格を表しているのではと言われることもあるそうですよ!是非一度はお目にかかりたいものですね。
40代 女性 ぱくちぃー
そして、一番初めの猫さんもブラウニーと、美味しそう。
歴史の浅い猫種の様ですが、茶色がメインの血統はあまり見聞きしないので、やはり珍しい気がします。
まだまだ謎に包まれた猫種と聞いて、少し探求心が芽生えました。
でも、やはり情報は少ないですね。
私自身、愛猫1匹に愛情を注ぐので精いっぱいなので、2匹から27匹へと猫を育て上げたブリーダーさんには、尊敬しかありません。
写真でしか情報はありませんが、見た目から被毛はつややかで綺麗だと思いました。
これから日本でも活躍してくれる猫種になりそうなので、今後も要チェックしておきたいと思います!
20代 女性 ドール
バイカラーである、チョコレート×ホワイトやライラック×ホワイトも毛の色の混じりが美しく綺麗で可愛いですね♪
ライラックはラベンダー色なのですが、猫種でもラベンダーの毛色の猫はほとんどいないのではないでしょうか。
体長や体重は平均より大きめですが、毛の手入れが週1.2回程度との事でお手入れがしやすい猫種なんですね。
性格は懐っこく、抱っこや撫でられるのが好きだったりと猫の中ではめずらしく甘えん坊さんなんですね。
一緒に遊んだり、なでなでしたり、スキンシップを取りたいなぁって方にはおすすめな猫ちゃんだと思います。
ヨークチョコレートという猫種はこの記事で知りましたが、まだまだ日本ではマイナーでヨークチョコレートを知っている人は少ないそうです。
誕生してから歴史も浅いため、日本でヨークチョコレートを飼うにはブリーダーやペットショップに問い合わせてみる必要があります。
ペットショップで見かけた事はないので、ブリーダーの方が見つかるかも?と思います。
調べてみても、あまり情報がない猫種ですが、このチョコレート色の毛並みが可愛く性格も懐っこいので今はまだマイナーでも、知る人が増えれば人気が出そうな猫種だと思います。
40代 女性 なな
40代 女性 ゆきなちゃん
活発なところや、よくしゃべるところなどは他の猫種とはまた違った楽しみがあるかもしれませんね。毛並みがよくて、ブラッシングもしやすいですね。ブラッシングは、週に2回ほどがいいみたいです!他のペットとも共存が可能なので飼い始めやすいですね。かまってほしがるそうなので、いつも気に掛けてあげて、遊んだり声を掛けてあげたいですね。
寿命もまだ、歴史が浅くてわからないそうですが、病気や怪我には注意してあげて、元気で長生きしてくれるように、努力しましょう。