ライコイの特徴
- ライコイは新しい種類の猫
- ライコイは成長と共に毛が抜け落ちていく猫
- ライコイはワイルドで非常に特徴的
ライコイは2012年に認定されたばかりの比較的新しい種類の猫です。ライコイは非常に珍しい被毛をしており、毛色はローンとよばれる白い毛と黒い毛が入り混じった色をしています。
ライコイの被毛
ライコイは生まれたばかりの時は、他の種類の猫のように毛がふさふさですが、生後3週間目あたりから徐々に目や鼻、耳、口まわりの毛が抜け落ちていく傾向にあるのです。
ライコイの被毛の量
抜ける毛の量は猫によって差があり、ほとんど毛が抜けずふさふさの猫もいれば、顔以外の毛もほとんど抜けてしまう猫もいます。
ライコイは狼男という意味
毛が抜け落ちた様子が狼男に似ていることからギリシャ語で狼を意味するLykoi(ライコイ、リュコイ、リコイ)と名付けられたという由来があり、その見た目はワイルドで非常に特徴的です。
ライコイの性格
- ライコイは人懐っこい
- ライコイは警戒心が強い
- ライコイは匂いに敏感
人懐っこい
ライコイの性格は人懐っこい傾向にあります。人間だけでなく、他の動物とも仲良くなれる性格で、飼い主に対しては忠実です。
警戒心が強い
ライコイは警戒心が強いので、最初は飼い主や同居しているペットに対して慣れないこともありますが、一緒に過ごす時間を重ねて警戒心がとけると、一気に人懐っこくなる場合があります。
匂いに敏感
ライコイは匂いに敏感といった性質も持っています。
ライコイを飼う際の注意点
- ブラッシングは1日1回程度
- ブラッシングをしすぎると皮膚を痛めてしまう危険性がある
- ライコイは濡れたタオルなどでお手入れしてあげた方が良い
ライコイは被毛が薄いので、ブラッシングをこまめに行う必要はなく、1日1回程度でOKです。逆にブラッシングをしすぎてしまったり、ブラシで強くといてしまったりすると、皮膚を痛めてしまう危険性があります。
なので、ブラシは使わず濡れたタオルなどで優しく拭いてあげるというのもおすすめです。また、これはライコイに限らず、全ての猫にいえることですが、病気予防のためにワクチン接種は必ず受けさせましょう。
他にも、病気予防のために猫をなるべく外に出さず、室内飼いすることも大事です。
ライコイのブリーダーや値段
- ライコイのブリーダーは少ない
- 日本国内で繁殖しているブリーダーがいる
- ライコイの値段は100万円以上になる
歴史が浅いためライコイのブリーダーは非常に少なく、現段階でライコイを入手するのはかなり困難で、ライコイを購入するには100万円以上の値段がつく可能性もあるのではといわれています。
現状では希少な猫のため、ブリーダーの言い値で購入しなくてはいけないといったところでしょう。
ただ、数は少ないものの日本国内にもライコイを繁殖しているブリーダーさんはいるので、金銭的な問題さえクリアできれば、国内にいながらライコイを入手することも不可能ではありません。
珍しい見た目から人気は高まっていますし、今後ブリーダーが増えていくことは考えられるので、今は高額で手が出せなくても、ライコイの普及につれて値段が下がる可能性もあります。
ライコイのルーツ
ライコイは2つの系統の猫の交配で生まれました。
パッティ・トーマスさんの黒猫
ひとつめの系統は、パッティ・トーマスさんという方が飼っていた黒猫です。理由は不明ですが、この黒猫は生まれつき被毛が薄いという特徴を持っていました。
ブリトニー・ガブルさんの猫
そして、ふたつめの系統は、ブリトニー・ガブルさんという方が飼っていた猫です。この猫はブリトニーさんが里親募集で見つけてもらってきた猫で、この猫も被毛が薄いという特徴を持っていました。
二人が出会った訳
パッティ・トーマスさんとブリトニー・ガブルさんにはもともと面識はなく、被毛が薄い猫を飼っていることもお互い知らなかったのですが、二人にはシェリル・カーさんという共通の友達がおり、シェリルさんを通じて巡り合うことができたのです。
2012年TICAにて登録
そして、2011年秋頃に被毛の薄い猫同士を交配させる計画をスタートさせました。また、被毛が薄いのは先天的な病気ではないということをさまざまな検査を通して証明し、2012年に猫の血統書登録機関であるTICAにて、マイナーな新種猫である認定を受けたのです。
ただし、マイナーな品種であるため、キャットショーなどへの出場はまだ認められていません。
まとめ
ライコイは狼のようなワイルドな見た目をしていますが、性格は犬のようで、飼いやすい特徴を持った猫といえます。
簡単に入手することができない猫ではありますが、もし運良くライコイを飼うことになった場合は、ライコイの人懐っこい性格にきっと癒されることでしょう。
40代 女性 むた
我が家にいる、ライコイはとっても甘えん坊な女の子です。
30代 女性 seipy
40代 女性 かな
しかし、多頭飼いもできて他のペットちゃんとも仲良くしてくれるらしく飼いやすいですね。
人にも忠実で、人懐こいみたいで可愛らしいですね。
被毛は、小さな頃にたくさん抜け落ちてしまうらしいです。ブラッシングはしすぎると皮膚に傷がつき危険なので、シリコンのブラシを使うと安心だと思います。
30代 女性 みきこ
ブラシは皮膚を傷つけないようなソフトなブラシを使用して1日に1回でいいようです。
毛が短いぶん、汚れにくいので手入れが簡単ですね。それと、冬場は室温に気をつけてあげなければいけませんね。毛が薄いので体温調節が苦手だそうですので、注意が必要ですね。
怪我などにも気をつけてあげましょう。
まだ、実際には見たことがない猫種ですのでいつかは、実際に会ってみたいなと思います。