猫用ウェットフードでおすすめはこれ!水分補給に適した選び方も解説!

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猫のウェットフードは水分補給にもおすすめ

あまり水を飲まない猫は、脱水症状や泌尿器系の病気になりやすくなります。水分補給の目的でウェットフードを与えるのも非常におすすめです。猫には積極的に水分補給をさせましょう。

もともと猫は砂漠で暮らす動物だったため、少ない水でも生きられます。しかし、尿が濃くなりすぎると、結石ができることがあります。尿石症は命にも関わる病気なので注意が必要です。

愛猫を健康に長生きさせるためには、適切な水分補給を習慣化しましょう。ウェットフードを活用すると、簡単に水分補給ができます。

ウェットフードには、嗜好性が高いというメリットもあります。匂いが強く食感が柔らかいので、夏バテで食欲が落ちていたり、歯が弱っていたりする猫でも食べやすいでしょう。

ウェットフードには、いくつかのタイプがあります。

水分が少なめで固形に近いフレークタイプの他に、水分が多く滑らかなペーストタイプやパテタイプがあります。脱水症状予防のためには、水分量が85%以上のものがおすすめです。

猫にとって1日に必要な水分量は、体重1kgあたり20~45ml程度です。猫の平均体重は約5kgなので、およそ100~225mlが目安となります。

脱水症状が心配なのは夏だけではありません。1年を通して、水を飲まない猫にはウェットフードでの水分補給をしましょう。

猫用ウェットフードのおすすめの選び方

猫用のウェットフードを選ぶ時は、目的を明確にしましょう。主食として与えるウェットフードは総合栄養食です。

ウェットフードは年齢やライフステージに合ったものを選びましょう。嗜好性が高く水分補給にも役立つウェットフードは、子猫から老猫まで与えることができます。

フレークタイプやスープタイプのように、形状にはバリエーションがあります。パッケージには、形状の他にも給餌量や原材料などが記載されています。

1日の適正量がわかりやすいウェットフードがおすすめです。また、無添加やグレインフリーであれば、さらに安心です。

猫用のウェットフードは総合栄養食を基本に

猫のウェットフードは「総合栄養食・一般食・食事療法食」に分けられます。目的が異なるので、パッケージの表示をよく見て購入してください。

主食として与える場合は、猫が健康に生きるために必要な栄養素をすべて含む「総合栄養食」を選びましょう。

「一般食」はおやつなので、トッピングやご褒美として与えるのがおすすめです。一般食だけを食事として与えると、栄養不足になり健康を損ねるので避けましょう。

また、「食事療法食」は獣医師の指導に従って与えるフードです。特定の病気の進行を遅らせたり、改善させたりする目的があります。飼い主さんの自己判断で与えたりやめたりしてはいけません。

ウェットフードは、目的に合わせて適切に選びましょう。年齢やライフステージに合わせることが大切です。

 猫用のウェットフードのタイプ:総合栄養食

猫に主食の目的として与えるウェットフードは、「総合栄養食」を選びましょう。総合栄養食とは、そのフードと水だけで、生きるのに必要な栄養素を摂取できるものです。

ペットフード公正取引協議会の定める栄養基準を満たしていることが証明されたフードにのみ、総合栄養食と記載されています。ウェットフードのパッケージをよく見て確認しましょう。

必要な栄養素と適切なカロリー摂取量は、猫の年齢やライフステージによって異なります。子猫・成猫・老猫という年齢だけでなく、避妊・去勢後や妊娠・授乳期などの身体の状態に合わせることが大切です。

ドライフードとウェットフードの総合栄養食をミックスすることによって、栄養と水分の両方をバランスよく摂取できます。毎日の食事をミックスフィーデングにして、猫の健康を維持しましょう。

猫用のウェットフードのタイプ:一般食

「一般食」とパッケージに記載されたウェットフードは、嗜好性が高くおやつやトッピングに最適です。ご褒美のおやつや食欲が落ちた時のトッピングとして与えましょう。

栄養バランスを重視した総合栄養食と比べて、一般食は栄養基準を満たしていません。一般食だけを与えると、栄養不足になり体調を崩しやすくなります。

一般食は嗜好性を重視しており、栄養バランスやカロリーにはあまり配慮されていません。いつものドライフードへの食いつきが悪い時や愛猫とコミュニケーションを取りたい時などに活用しましょう。

猫に大人気のCIAOちゅ~るも一般食です。ただし、おやつは猫が1日に必要とするエネルギーの20%程度に抑えるべきだとされています。おやつの与えすぎは病気のリスクを高める可能性があるので注意しましょう。

猫用のウェットフードのタイプ:食事療法食

食事療法食は獣医師に相談してから与えることが大切です。

食事療法食は特定の病気や健康状態にある猫の食事療法に使用することを目的としています。栄養素の量と比率を調整し、特別な方法で製造されています。

例えば、ダイエットをさせたい猫には低カロリーのもの、ストルバイト結石を持つ猫にはミネラル類(マグネシウムなど)の含有量を調整したもの、腎疾患の猫にはリンやタンパク質などの含有量を調整したものといった療法食を与えます。

それぞれの症状に合わせたフードを与えることで、症状を改善できます。ホームセンターやネットショップで購入できるものもありますが、必ず獣医師の診断・指導に基づいて与えましょう。自己判断で与えたりやめたりしてはいけません。

猫(子猫)のウェットフードには栄養を考慮

子猫のウェットフードには成長の源になる栄養が豊富なものを選ぶのをおすすめします。

なぜなら子猫期は生涯の中でもっとも成長する時期だからです。

 

猫は生後12ヵ月までが成長期です。子猫は成猫よりもずっと活動的で、運動で消費するエネルギーに加えて、体の成長のためにたくさんの栄養素を必要とします。

子猫は生後4ヵ月までに急激な成長を遂げます。特に生後12~16週の子猫は多くのエネルギーを消費し、成猫の約3倍のエネルギーが必要です。この時期には、骨格・筋肉・臓器の発達を促進するための栄養素をしっかり摂取させることも重要です。

子猫は成猫に比べて多くのエネルギーと栄養素を必要としますが、消化器官が未発達なので給餌量を増やすことができません。そのため、消化しやすく、高カロリーで栄養豊富なウェットフードを選ぶことが大切です。

タンパク質はもちろん、DHAなどの不飽和脂肪酸・葉酸・タウリン・必須アミノ酸などの栄養素をバランス良く含む総合栄養食を与えましょう。

猫用ウェットフードは香りの強いものがおすすめ

猫用のウェットフードは、香りが強いものがおすすめです。肉・魚などが主原料だと香りが強く、猫の嗜好性が高くなります。

肉・魚にも香りが弱い材料があります。ささみや白身魚よりも、レバーなどの内臓や赤身魚は香りが強いのでおすすめです。

猫用ウェットフードはグレインフリーかチェック

お腹を下しやすい猫には、グレインフリー(穀物不使用)のウェットフードがおすすめです。

元々肉食の猫は穀物の消化が苦手だからです。

 

特に、1歳未満の成長過程にある子猫の場合だと消化器官が未発達なので、穀物で消化不良を起こしがちです。

穀物の種類には、米・トウモロコシ・小麦などのイネ科の植物があります。ウェットフードのパッケージの表示をしっかりと確認し、原料がグレインフリーであることをチェックしましょう。

猫はもともとネズミなどの小動物を捕食する完全肉食動物なので、穀物の消化に適していません。猫用のウェットフードは、グレインフリーで、主原料が肉や魚のものを選ぶと消化に良いです。

これらの理由により、お腹を下しやすい猫にはグレインフリーのウェットフードがおすすめです。

猫のウェットフードは与える量がわかりやすいもの

猫のウェットフードは、室内飼いだと太りやすいため与える量が把握しやすいものが良いです。給餌量は、年齢・体重によって変わります。

避妊や去勢手術後で量は変わるので注意が必要です。避妊や去勢手術を受けると、生殖活動に関するエネルギーが消費されなくなるため、肥満になりやすくなります。

猫のウェットフードは、パッケージに与える量の目安が記載されているものを選びましょう。1日の適正量を守り、必要な栄養素や水分の摂取を心がけてください。

ちゅ~るなどのウェットフードは一般食です。おやつとして与えましょう。主食には、総合栄養食を与えます。

ウェットフードだけだと、猫の体重に合わせて、1日2~4缶(袋)を食べさせる必要があります。ウェットフードは割高なので、ドライフードと混ぜて与えるのがおすすめです。

猫のウェットフードは形状もチェック

猫のウェットフードには様々な形状があります。素材の形が残っているフレークタイプから、液状のスープタイプまでバリエーションが豊富です。

フレークタイプは、ツナ缶のような形状です。食べ応えがあり、満足感が高くなります。比較的安価で種類も豊富ですが、総合栄養食は少なめです。トッピングとして与えると良いでしょう。

パテタイプは柔らかいので、子猫から老猫まで与えることができます。総合栄養食も多く、食欲が落ちた時にもおすすめです。薬を混ぜて食べさせることもできます。

スープやペーストタイプは水分量が多いので、水分補給に最適です。ドライフードをふやかして食べやすくする目的にも利用できます。

猫によって好みの形状があるので、いろいろと試してみましょう。ウェットフードは、食欲増進や水分補給に役立ちます。

猫のウェットフードは小分けされているものも〇

小分けされているウェットフードであれば、いつでも新鮮な状態で食べることが可能です。割高にはなりますが、食いつきが良く、捨てる分がなければお得と言えるでしょう。

猫のウェットフードは、1度開封したら常温保存できません。水分が多く、腐りやすいからです。冷蔵庫に入れ、2~3日中に食べきる必要があります。

冷蔵保存すると腐敗の進行は防げますが、嗜好性が低下してしまいます。猫によっては、食いつきが悪くなるでしょう。冷たいフードは食べないので、電子レンジで温める手間もかかります。

小分けされているウェットフードならいつでも新鮮な食事を摂れるのでおすすめです。

猫のウェットフードは無添加など安全なものを選ぶ

愛猫にずっと元気でいて欲しいなら、無添加などの安全なウェットフードがおすすめです。人工的に作られた添加物は保存性や嗜好性を高めますが、発がん性やアレルギー誘発の恐れがあるからです。

ウェットフードに含まれる添加物は、酸化防止剤・合成着色料・合成香料に注意しましょう。パッケージの原料表示をしっかりと見て、無添加であることをチェックしてください。

近年は、無添加で製法や原料にこだわったウェットフードが増えています。天然由来の風味がしっかりしたウェットフードがおすすめです。安全かつ嗜好性の高いものを選びましょう。

愛猫に永く健康に過ごしてもらうためには、より安全な無添加のウェットフードがおすすめです。

猫用ウェットフードランキング

ここでは、人気の猫用ウェットフードの中から原材料の品質・安全性に優れている商品をピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。

猫によって好みの風味やタイプが異なります。一般的には風味の強い肉・魚を原料としたウェットフードが人気ですが、さっぱりとした風味を好む猫もいます。

水分補給や食欲増進に役立つウェットフードは、いざという時に便利です。愛猫が喜ぶウェットフードを見つけておきましょう。

カナガンキャットフードウェット

主原料 チキン・サーモン
100g当たりのカロリー 94.87kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 無し

カナガンキャットフードウェットは、チキンとサーモンを原料とした総合栄養食です。全猫種・全年齢に対応しており、子猫から老猫まで主食として与えられます。

グレインフリー(穀物不使用)かつ香料・着色料も無添加です。アレルギーに配慮されているため、安心して食べさせることができます。

上質なチキンとサーモンを使用したカナガンキャットフードウェットは、おいしさと栄養バランスの良さを兼ね備えています。

猫にとって必要な栄養をしっかり摂取できるレシピで作られているので、毎日の主食として活用できます。1缶75gと少量の食べ切りサイズで、鮮度に敏感な猫にも最適です。

水分がたっぷりなので、あまり水を飲まない猫の水分補給に役立ちます。旨味の詰まったスープで、食にこだわりのある愛猫も満足するでしょう。

ロイヤルカナン

主原料 肉類(豚・鶏)
100g当たりのカロリー 75kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 有り

ロイヤルカナンのユリナリーケアウェットは、生後12ヵ月から12歳までの猫を対象としています。離乳食期の子猫や13歳以上の老猫には与えないようにしましょう。

ロイヤルカナンのユリナリーケアウェットは、健康な尿を維持したい成猫用のウェットフードです。ミネラルバランスを調整し、低い尿pHにすることで健康な尿を維持して尿路結石の形成を抑えます。

主原料はすべて天然由来原料を使用しており、着色料を使用していません。小麦粉・コーンスターチ・増粘多糖類でとろみをつけて食べやすくしたグレービータイプです。

豚・鶏の肉を主原料としており、タンパク質は7.2%以上です。ミネラルやビタミンを含み、主食として与えることができます(総合栄養食)。グレインフリーではありません。

ナチュラハ

主原料 魚(かつお・まぐろ)
100g当たりのカロリー 100kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 無し

ナチュラハグレインフリーまぐろは、成猫用の総合栄養食です。具材は魚100%で、まぐろとかつおの旨味が生きています。60gと少量なため、いつでも新鮮な状態で与えることができます。

水分豊富でゼリー仕立てのテクスチャなので、食欲のない時でも食べやすいでしょう。栄養強化のために合成ビタミンとミネラルが添加され、栄養バランスがとても良いです。

ナチュラハグレインフリーまぐろは、保存料・酸化防止剤・着色料が無添加なので、毎日の主食におすすめです。グレインフリーのウェットフードは、穀物アレルギーの猫にも安心して与えることができます。

メディファス

主原料 ささみ・まぐろ
100g当たりのカロリー 96kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 有り

メディファスのウェット1歳からまぐろと若鶏ささみは、麻布大学獣医学部との共同研究によって開発されました。新鮮なまぐろと柔らかな若鶏ささみを原料としています。

米が含まれ、ドロドロとしたお粥のような食感です。老猫でも食べやすいテクスチャになっています。

1歳以上の成猫の下部尿路の健康に配慮されたウェットフード(総合栄養食)です。尿pH値が6.1~6.4と低く設計されているので、マグネシウム由来の結石ができにくくなります。

フィッシュエキスやかつお節も含まれ、魚の風味があります。魚好きの猫は、特に食いつきが良いでしょう。

日本国内の工場で一貫して製造されているため、品質管理に対する安心感があります。下部尿路の健康維持を目的としているので、主食として取り入れるのがおすすめです。

ミャウミャウ

主原料 魚介類・鶏肉
100g当たりのカロリー 60kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 有り

MiawMiawジューシーあじわいまぐろは、魚介類(カツオ・マグロなど)と鶏肉の旨味たっぷりのゼリータイプの総合栄養食です。1歳以上の成猫を対象としています。

北里大学獣医学部と共同研究したa-iペプチドは、室内飼いの猫の健康維持に役立つ成分です。免疫力アップ・目と心臓の健康維持・便臭への配慮・心の健康維持に対する効果が期待されます。

着色料や発色剤などが使用されているので、添加物が気になる方は、原料表示を確認しておきましょう。また、小麦グルテンが含まれるので、アレルギー体質の猫に与える時には注意が必要です。

MiawMiawジューシーあじわいまぐろは水分が多くゼリー状なので、あまり水を飲まない猫に水分補給をさせることができます。ドライフードにトッピングするのもおすすめです。

チャオ

主原料 鶏肉・まぐろ
100g当たりのカロリー 50kcal
タイプ 一般食
穀物の有無 無し

チャオの贅沢サーモンまぐろ・とりささみは、一般食です。総合栄養食を食事のメインとし、トッピングやおやつとして与えましょう。全猫種の成猫が対象です。

まぐろと鶏肉(ささみ)を原料とし、サーモンのエキスを加えて風味を増しています。ミネラル類や緑茶エキスなどの健康に配慮した成分も含まれます。

増粘剤としては加工でんぷんが使用され、着色料には紅こうじ色素やカロテン色素が添加されています。添加物が気になる方は、原料の表示を確認してください。穀物は含まれていません。

チャオの贅沢サーモンまぐろ・とりささみは、とろみのあるフレークタイプです。水分が90%以上あるので、水分補給に役立ちます。食欲が落ちた時には、風味の強いウェットフードをトッピングすることで食べやすくなります。

銀のスプーン

主原料 魚介類(まぐろ・かつお)
100g当たりのカロリー 75kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 無し

銀のスプーンパウチまぐろは、魚介類(まぐろ・かつお)の旨味を活かし、抜群のおいしさを実現した総合栄養食です。魚好きの猫は、特に食いつきが良いでしょう。

発色剤不使用で、穀物は含まれません。日本国内で製造されている安心感もあります。安全や安心にこだわる飼い主さんにおすすめです。

1歳以上の成猫に与えることができますが、ライフステージ毎のラインナップもあります。「20歳を超えてもすこやかに」という老猫用は、腎臓の健康維持や柔らかさの配慮がなされています。

ユニ・チャームペットの銀のスプーンには「毎日大好きなものを食べて、毎日幸せでいてほしい」という願いが込められています。70gのミニサイズで使いやすく、水分を摂ってほしい時や食欲の落ちた時にもおすすめです。

モンプチ

主原料 まぐろ
100g当たりのカロリー 40kcal
タイプ 一般食
穀物の有無 無し

モンプチのプチリュクスパウチナチュラル厳選まぐろは、新鮮なまぐろに風味豊かなかつお出汁を加えています。あまり食欲のない時には、魚介の強い香りが刺激してくれるでしょう。

穀物不使用(グレインフリー)なので、アレルギーの心配がありません。着色料・人工香料・合成添加物なども入っていないため、安心して与えることができます。

モンプチのプチリュクスパウチナチュラル厳選まぐろは、一般食です。トッピングやおやつとして与えましょう。毎日の主食には、総合栄養食を与えてください。

プチリュクスパウチナチュラルには11種類あります。さまざまなテイストを楽しむことができ、高齢の猫用は小さめのフレークになっています。

ぜいたくな素材を豊富な水分と一緒に摂取することができます。幅広い年齢の猫におすすめです。

はごろもフーズ

主原料 かつお
100g当たりのカロリー 74kcal
タイプ 一般食
穀物の有無 無し

はごろもフーズは、シーチキンの缶詰が有名な食品メーカーです。猫用のウェットフードである無一物シリーズも、魚の素材に対するこだわりがあります。

ねこまんまパウチ無一物かつおは、新鮮な魚(かつお)と天然水のみで作られています。もちろんグレインフリーで、着色料や保存料も添加されていません。

たっぷり旨味のつまった液汁で水分補給ができます。かつおの他にも、まぐろや鶏むね肉などのラインナップがあり、毎日食べても飽きません。

おなじみのシーチキンを製造しているはごろもフーズが、こだわりの素材を使い、管理の行き届いた国内の工場で生産しています。安心・安全の猫用ウェットフードです。

一般食なので、毎日の副食として安心して与えることができます。栄養不足にならないように、総合栄養食をメインの食事にしてください。

カルカン

主原料 肉類・魚介類
100g当たりのカロリー 71kcal
タイプ 総合栄養食
穀物の有無 有り

カルカンの18歳からパウチタイプゼリー仕立てまぐろは、シニア猫に必要な栄養素をバランス良く配合しています。総合栄養食なので、毎日の食事として与えることができます。

消化がしやすいように配慮されているゼリー仕立てです。フレークも小さめなので、老猫でも食べやすくなっています。

魚由来のオメガ3脂肪酸で腎臓機能の健康を維持します。ただし、小麦や発色剤などの添加物が含まれるので、原料の表示を確認してください。

カルカンのシニア猫用フードには、11歳以上を対象としたラインナップがあります。いつまでも元気でいて欲しい愛猫には、年齢に合ったウェットフードを与えましょう。

魚介類や肉類をミックスした風味豊かなタイプもあります。歯が弱ってドライフードを食べなくなった老猫にはウェットフードがおすすめです。

猫用ウェットフードの人気商品を比較

 

商品名 カナガンキャットフードウェット ロイヤルカナン ナチュラハ メディファス ミャウミャウ チャオ 銀のスプーン モンプチ はごろもフーズ カルカン
特徴 チキンが全体の58%を占める。チキンとサーモンのスープで旨味たっぷり。穀物不使用で着色料・香料無添加。 ミネラルバランスを調整し、尿pH値を低くすることで尿路結石を防ぐ。理想的な栄養バランスとカロリー。着色料不使用。 魚100%で、かつおとまぐろの旨味たっぷり。グレインフリーで保存料・酸化防止剤・合成着色料は無添加。 麻布大学獣医学部との共同開発。まぐろとささみに米を加えている。結石に配慮し尿pH値は6.1~6.4。 北里大学獣医学部と共同研究したa-iペプチド配合。魚介類と鶏肉のうまみたっぷりのゼリータイプ。 鶏ささみとまぐろにサーモンのエキスを加えて風味が豊か。穀物不使用のフレークタイプ。 まぐろとかつおを使用し、魚の旨味を活かしている。穀物不使用。着色料・発色剤不使用。 まぐろにかつおだしを加えたフレークタイプ。穀物不使用で着色料・人工香料無添加。 ツナ缶で有名なメーカーが作った猫用ウェットフード。原料はかつおと天然水だけ。 18歳以上の猫に必要な栄養素をバランス良く配合。ゼリータイプで老猫も食べやすい。
内容量 75g 85g 60g 50g 70g 80g 55g 30g 50g 70g
水分量 78%以下 85%以下 88%以下 86%以下 86.2%以下 91.0%以下 85%以下 87%以下 82%以下 86.0%以下
100gあたりのカロリー 94.87kcal 75kcal 100kcal 96kcal 60kcal 50kcal 75kcal 40kcal 74kcal 71kcal
タイプ 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 一般食 総合栄養食 一般食 一般食 総合栄養食
原産国 タイ オーストリア ベトナム 日本 タイ 日本 タイ タイ 日本 タイ
対象年齢 全年齢 12ヵ月~12歳 1歳以上 1歳以上 1歳以上 1歳以上 1歳以上 1歳以上 全年齢 18歳以上

水分量や原料などについて、猫用ウェットフードの人気商品を比較しました。総合栄養食と一般食の違いを理解した上で、グルメな愛猫の健康に配慮したウェットフードを選びましょう。

毎日の食事には、栄養バランスの良い「総合栄養食」を与えます。嗜好性重視の「一般食」は、それだけでは栄養不足になるので、おやつやトッピングとして活用してください。

猫はあまり水を飲まない動物ですが、水分不足になると熱中症や腎臓への負担が心配です。ウェットフードは水分量が多いので、水分補給に役立ちます。チャオの贅沢サーモンまぐろ・とりささみは特に水分量が多く、91%ほどです。

ウェットフードを選ぶ時は、原料をチェックしましょう。主原料によって風味が異なります。迷ったら、まずはドライフードで食べなれた魚や肉を試してみるのがおすすめです。

穀物や添加物が含まれるとアレルギーを引き起こすことがあります。表示を確認しましょう。カナガンキャットフード・銀のスプーン・モンプチ・はごろもフーズのウェットフードは、グレインフリーかつ無添加です。

また、健康への配慮を特徴としているウェットフードもあります。例えば、ロイヤルカナンのユリナリーケアウェットは、健康な尿を維持したい成猫用のウェットフードです。

ミネラルバランスを調整し、低い尿pHに維持することで尿路結石の形成を抑えます。猫の弱点である腎臓や泌尿器のケアを目的としています。

ミャウミャウのジューシーあじわいまぐろは、北里大学獣医学部と共同研究したa-iペプチドを配合しています。室内飼いの猫の健康維持に役立つ成分です。免疫力アップや心の健康維持に対する効果が期待されます。

猫用のウェットフードは、年齢も考慮しましょう。子猫やシニア猫は歯や胃腸が弱いため、柔らかくて消化に良いものを選んでください。

1歳以上の成猫は、去勢・避妊手術後に太りやすくなります。生殖活動に消費するエネルギーが不要になるためです。

ウェットフードは給餌量を確認し、適正量を与えましょう。ドライフードと混ぜる時や間食をあげた時には、その分のウェットフードを計算して肥満を予防してください。

開封後に1回で食べきれない場合には、密閉して冷蔵庫で保存できます。鮮度が落ちる前に早めに食べさせましょう。モンプチのプチリュクスパウチナチュラル厳選まぐろは、30gの小さめ食べきりサイズなので便利です。

猫用のウェットフードは、タイで製造されているものが多いです。国産にこだわるなら、メディファス・チャオ・はごろもフーズのウェットフードを選びましょう。

人気商品を比較すると、いずれも水分量が多く、こだわりの素材で製造されていることがわかりました。猫によって好みの風味が異なるため、いくつか試してみることをおすすめします。

ウェットフードは水分補給や食欲増進に役立ちます。お気に入りの商品を見つけておくと、いざという時に便利です。

猫用ウェットフードでおすすめはこれ!

猫用ウェットフードは、カナガンキャットフードウェットがおすすめです。上質なチキンとサーモンを使用し、美味しさと栄養バランスを兼ね備えています。

全猫種・全年齢に対応しているため、歯や胃腸の弱い子猫やシニア猫にも与えることが可能です。チキンとサーモンの旨味がたっぷりのスープで水分補給もできます。

猫の消化に負担が大きい穀物は不使用です(グレインフリー)。タンパク質が多く、猫に必要な栄養素はすべて含まれています。

また、香料や着色料も添加していないため、安心して与えることができます。1缶75gと小さめの食べ切りサイズなので、いつも新鮮です。

安全性の保証されたタイの生産工場から直輸入し、流通にかかる日数やコストを省いています。できる限り安価で高品質のウェットフードを自宅に届けてもらえます。

猫用ウェットフードで総合栄養食のおすすめは?

毎日の主食として与えるのにおすすめの猫用ウェットフード(総合栄養食)は、ロイヤルカナンのユリナリーケアウェットです。主原料は肉類(豚・鶏)で、香ばしい匂いが愛猫の食欲をそそります。

ミネラルバランスが調整されており、猫の泌尿器の健康維持に役立ちます。肥満対策にも配慮され、適切なカロリー管理によって理想的な体重をめざすことが可能です。

鶏レバーの強い風味と85%ほどのたっぷりの水分で、夏バテ気味の猫でも食べやすいでしょう。グレインフリーではありませんが、穀物アレルギーの猫でなければ問題ありません。

ロイヤルカナンのユリナリーケアウェットは成猫を対象とした総合栄養食です。腎臓や泌尿器の健康維持に配慮したウェットフードを主食として与えることで、愛猫の身体の調子が整うと期待されます。

猫用ウェットフードを与えるときの注意点

猫にウェットフードを毎日与えても良いの?

「ウェットフードしか食べなくても大丈夫?」という質問に対しては、結論から言うと「大丈夫」です。ただし、総合栄養食を与えましょう。

一般食のウェットフードは、間食(おやつ)です。ご褒美やトッピングとして与えましょう。

ウェットフードは水分が多く、水分補給に役立ちます。嗜好性も高いので、食欲が落ちている時にもおすすめです。

猫にウェットフードを与えると下痢や軟便になりやすいけど対処法は?

子猫や老猫が下痢をした場合、重篤な病気が原因のこともあります。早めに動物病院を受診しましょう。

成猫の場合、普段からウェットフードを食べなれていないと下痢をしやすいです。いつものドライフードに混ぜて、少しずつウェットフードの量を増やしましょう。

また、ウェットフードは水分が多いので便がゆるくなることがあります。ドライフードの割合を変えながら、お腹の調子を観察しましょう。

猫がウェットフードを食べないときはどうすればいい?

猫は食に対するこだわりが強い動物です。家猫の場合、好みでない食事は空腹時でも食べないことがあります。

ドライフードしか食べたことがない成猫は、ウェットフードに興味を示しにくいです。ウェットフードは水分補給に役立つので、子猫の時から慣れさせておきましょう。

ウェットフードを舐めるだけの場合は、人肌に温めてみると食いつきが良くなることもあります。愛猫の好みの風味や食感のウェットフードを探してみましょう。

猫に与えるウェットフードの量は?

猫に与えるウェットフードの量は、パッケージに記載されている表で確認してください。猫の現在の体重を測り、対応した量を与えましょう。

ウェットフードとドライフードを混ぜて与える場合には、それぞれの量を計算して与えましょう。おやつをあげた日は、食事を減らします。1日の摂取カロリーが必要量を超えると太りやすくなるので注意しましょう。

猫のウェットフードの保存方法は?

猫のウェットフードは水分が多いので、開封後には腐りやすくなります。1缶(1袋)を何回かに分けて与える場合、残りのウェットフードは冷蔵庫に入れましょう。

密閉容器に移し替えるか、きっちりとラップをして保存します。冷蔵保存の場合は2日以内に食べ切るのが理想です。

小分けにして冷凍保存すれば、3週間ほど保存できます。冷たいウェットフードは、湯せんか電子レンジで36~37℃に温めると食いつきが良くなります。

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