猫用アレルギー対策フードのおすすめはこれ!食物アレルギーに!キャットフードの選び方も

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猫のアレルギー対策用キャットフードの選び方

猫のアレルギー対策用キャットフードは、たんぱく源を多く含んだ肉類、乳製品、卵、穀物がなるべく含まれないものを選ぶことがポイントです。

猫のアレルギーの原因はたんぱく源であることが多く、主原料に多く含まれている場合は注意が必要です。

また、完全肉食獣である猫の体は、小麦やとうもろこし、米といった穀物を上手く消化することができません。そのため、アレルギーを発症したり、お腹を壊したりするなど、体調不良になる原因となるので注意しましょう。

猫がアレルギー対策用のフードを食べてくれないときは、ウェットフードと組み合わせて食べることで食いつきが良くなることがあります。

猫のアレルギー対策用のキャットフードを選ぶときは、できるだけたんぱく源が少なく、グレインフリーのものを選ぶのがおすすめです。

猫のアレルギー対策用キャットフードは食材をチェック

猫がアレルギーを起こしやすい食材は、以下のようなものがあります。

  • 牛肉
  • 豚肉
  • 乳製品

これらが多く含まれているキャットフードには注意が必要です。猫の食物アレルギーが心配な人は、猫用のアレルギー対策フードを選ぶといいでしょう。

アレルギーを起こした猫は、下痢や嘔吐、発熱などさまざまな症状が出るので、病院で食べているフードの原材料も伝えるようにしてください。

また、猫の食いつきを良くするために着色料や添加物を多く使用したキャットフードも販売されています。市販のキャットフードには様々な食材が使われているため、原材料を確認してから購入するようにしてください。

もちろん、どの食材でアレルギー反応を起こすかには個体差がありますが、牛肉、豚肉、乳製品、卵の含まれているフードはできるだけ避けることをおすすめします。

主原料のたんぱく源は少ないほうが〇

主原料に含まれているたんぱく質は、猫のアレルギーの原因であると言われています。

しかし、たんぱく質自体は猫の健康を維持するために必要な栄養素です。猫のフードを選ぶときには、たんぱく質が原材料の30%以下のものを選ぶようにするといいでしょう。

このとき注意が必要なのが、肉と魚、牛肉と鶏肉というように、二種類のたんぱく質が含まれている場合があるということです。複数のたんぱく源が含まれているフードだと、アレルギーの原因が特定しづらくなります。

アレルギーが発症してもたんぱく源が少ないとアレルゲンを特定しやすいので、フードを与える前に含まれている原材料を確認しましょう。

猫のアレルギー対策フードを選ぶときは、たんぱく源ができるだけ少なく、一種類に絞ったものを選ぶようにするのがおすすめです。

猫のアレルギー対策用キャットフードは穀物をチェック

猫のアレルギーは、原材料に含まれる「小麦」「とうもろこし」「お米」といった穀物から発症するケースも多いです。猫の体は完全な肉食獣のため、人間と違い穀物を上手く消化することができません。

そのため、アレルギーを起こしやすいだけでなく、穀物に含まれる糖質によって太りやすいというデメリットもあります。糖質は摂りすぎると脂肪に変わってしまうので、猫の体にあまりよくありません。

また、キャットフードに使われている穀物には猫の栄養のためではなく、価格を下げるための「かさ増し」や「つなぎ」のために使用されていることがあります。

キャットフードを低コストで販売するために、人間側の都合で作られた場合もあるので注意が必要です。

猫が安心して食事ができるように、穀物を使用していないグレインフリーのキャットフードを選ぶのがおすすめです。

猫のアレルギー対策用キャットフードは添加物を使用していないもの

猫のキャットフードには、出来るだけ香料や着色料といった合成添加物が使用されていないものを選ぶようにしましょう。

体に悪いと言われる添加物は「合成添加物」と呼ばれるものです。

  • 酸化防止剤
  • 着色料
  • 保存料

などは、よく耳にする添加物ではないでしょうか。

キャットフードには「ペットフード安全法」で規定された分量以上に添加物が含まれていることは、基本的にはありません。

しかし、合成添加物を毎日摂取することで、アレルギーだけでなく発がん性や肝臓障害のリスクも高まります。

添加物によって保存期間や食いつきの良さといったメリットもありますが、口に入れるものはなるべく安全性の高いものが良いですよね。

不安な人は、添加物をできるだけ使用していないキャットフードを選ぶのがおすすめです。

猫のアレルギー対策用キャットフードはお腹に優しい成分を含むものを

猫のアレルギーに限らずですが、腸内環境の働きが低下すると免疫力が低下し、アレルギー症状が現れやすいと言われています。

そのため猫のアレルギーを対策するのであれば腸内環境も大切になってきます。

腸内を整えるためには、乳酸菌を含んだ成分のキャットフードを選ぶと良いでしょう。

猫にも私たち人間と同じように「腸内フローラ」と呼ばれる多くの細菌を腸内に持っています。腸内フローラのバランスが乱れることで、便秘や下痢といったさまざまな体調不良を引き起こす原因になるのです。

そのため、腸内環境を整えるために乳酸菌を摂取することで、善玉菌が増え体の調子が良くなります。しかし、乳酸菌は自分で生成することができず、腸内に長く留まることができないという特徴があります。

乳酸菌の効果を発揮するためには継続して摂取し続ける必要があるため、調子の悪いときにだけ与えてもあまり効果はありません。

そのため、毎日食べるなら乳酸菌などの腸内環境を整えてくれる成分が含まれているキャットフードを選ぶのがおすすめです。

猫のアレルギー対策用キャットフードでウェットフードを選ぶなら?

アレルギー症状を抱える猫の飼い主なら、単一タンパク源を主成分としたウェットフードが最適です。

その理由として、アレルギーの原因となる成分を絞り込みやすいことが挙げられます。多様なタンパク源が混在しているフードでは、どの成分が猫のアレルギー反応を引き起こしているのかの特定が難しくなります。具体的な例として、魚アレルギーの猫には鶏肉ベース、また、鶏肉アレルギーの猫には魚ベースのウェットフードを選択することで、アレルギー原因を回避する取り組みが効果的です。

また、ウェットフードの特性として、高水分含有が特徴であり、皮膚の乾燥や脱水症状の予防にも貢献します。

結論として、アレルギーを持つ猫の健康を第一に考える飼い主にとって、単一タンパク源のウェットフードの選択は、猫の健康を最もサポートする方法の一つと言えるでしょう。

猫のアレルギーフードランキング10選

ここまで猫の食物アレルギーに関して説明してきました。猫用のアレルギー対策フードは数多く販売されていますが、種類が多くて何を選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、アレルギー対策に優れているキャットフードの中から、品質・安全性に優れている商品をピックアップした10選をご紹介します。

アランズナチュラルキャットフード

主原料 チキン・ターキー
たんぱく源の数 36%以上
穀物の有無
腸内環境成分 なし
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 381kcal

アランズナチュラルキャットフードは、主原料の70%が肉類となっており、高たんぱく低カロリーのアレルギーフードです。グレインフリーで穀物アレルギー対策もバッチリなのがうれしいですよね。

香料や着色料といった人工添加物も使用されておらず、安心して猫に与えることができます。全猫種・全年齢が対象、ドライフードで食いつきも良さそうです。

猫用のアレルギーフードの中では少し価格が高めの商品ですが、安全で高品質のフードを食べさせたい方にはおすすめです。

 

モグニャン

主原料 白身魚
たんぱく源の数 27%以上
穀物の有無
腸内環境成分 フラクトオリゴ糖、乳酸菌
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 379kcal

モグニャンの特徴は、高品質な白身魚を65%も含んでいて、完全グレインフリーであることです。

もちろん、香料や着色料も使用しておらず、猫にとって安全なアレルギーフードとなっています。小粒のドライフードで、小柄な猫や老猫でも食べやすいサイズなのはうれしいポイント。

販売されているのは1.5㎏サイズのみなので、保管もしやすいサイズです。パッケージもおしゃれでシンプルなので、出しっぱなしでも気にならないのはうれしいですよね。

 

ヒルズ

主原料
たんぱく源の数 34%
穀物の有無
腸内環境成分 なし
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 368kcal

「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)〈猫用〉 z/d ゼッドディー ドライ」最大の特徴は「加水分解」を使ったアレルギーフードだということです。

アレルギーの元となる原材料に対し加水分解をすることで、猫の消化器への負担を減らします。また、尿石形成のリスクにも配慮されている点も、メリットのひとつです。

 

ロイヤルカナン

主原料 加水分解大豆タンパク
たんぱく源の数 24.9%
穀物の有無
腸内環境成分 フラクトオリゴ糖
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 410kcal

キャットフードの中でもロイヤルカナンは手に入りやすく有名なので、購入したことがある人も多いのではないでしょうか。

その中でも「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」は、食物アレルギーで皮膚疾患や消化器疾患のある猫を対象にした療法食です。療法食は医師の指導が必要になりますので、与える前に医師の指示を仰ぐようにしましょう。

アレルギーの原因になりやすいトウモロコシや小麦は含まれていません。口コミを見ると、食いつきには個体差があるようです。猫の好みに合わせて上手く量を調節して与えるようにしましょう。

 

ピュリナプロプラン

主原料 チキン
たんぱく源の数 34%以上
穀物の有無
腸内環境成分 乳酸菌
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 370Kcal

ピュリナプロプランの「リブクリア 成猫用 1歳以上 / ドライフード / チキン / 1.5kg」は、主原料に肉や魚が使われているため、高たんぱくな商品です。

また、香料や着色料といった人工添加物が使用されていないので、安心感があると好評でした。

ピュリナプロプランのリブクリアは、アレルギーに対応したシリーズですが、年齢や生活環境に合わせて5種類展開されているのも特徴です。価格も良心的で、食いつきも悪くないと口コミでも評価が高くおすすめです。

カナガンキャットフード サーモン

主原料 生サーモン
たんぱく源の数 34%以上
穀物の有無
腸内環境成分 マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 398kcal

「カナガンキャットフード サーモン」は、主原料にサーモンを使用していて、たんぱく質も豊富なアレルギーフードです。魚がメインなので、肉アレルギーの猫やチキンよりもサーモンが好きな猫におすすめします。

グレインフリーで香料や着色料も含まれておらず、安心して与えられるのもうれしいポイント。子猫から老猫まで幅広い年齢の猫に与えられ、アレルギーの猫だけでなく妊娠中や避妊・去勢した猫にも与えることができます。

口コミを見ると食いつきがよく、魚をメインとしているからか、飼い主にとっても香りが良いと感じることが多い様でした。

 

メディファス

主原料 穀類
たんぱく源の数 28.5%以上
穀物の有無
腸内環境成分 フラクトオリゴ糖
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 375kcal

痒みや下痢・嘔吐など食物アレルギーの症状がある猫に向けたアレルギー対策フードです。

ポーク、大豆、米をたんぱく源としていて、食物アレルギーだけでなく尿路の健康維持にも効果的なキャットフードなのもうれしいですね。

1歳以上の全ての年齢の猫が対象の総合栄養食です。250g×6袋と小分け包装なので、鮮度が落ちずに食べさせることができます。

オリゴ糖が配合されているので、お腹の調子を整えたい猫にもおすすめです。キャットフードに豚肉が使われているのは珍しく、食いつきにはばらつきがあるようでした。

ナチュラルバランス

主原料 グリーンピース、ダックミール
たんぱく源の数 30%以上
穀物の有無
腸内環境成分 なし
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 338kcal

原材料に含まれるグリーンピースは、良質な炭水化物で消化に優れている素材です。

また、高価なため一般的にはあまり使用されていないダッグを含んでいて、とても高品質なたんぱく源や亜鉛を摂取することができます。他にもキャノーラオイルやタウリン等、豊富な栄養を摂取することが可能です。

グレインフリーなので、穀物アレルギーのある猫でも安心して食べられます。香料や着色料も使用されていないので、安心して与えられるアレルギーフードです。

 

ジョセラ

主原料 乾燥家禽肉(鶏・七面鳥)
たんぱく源の数 33%
穀物の有無
腸内環境成分 なし
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 407.9kcal

鶏、七面鳥、サーモンなどが含まれている、高たんぱくなアレルギーフードです。たんぱく質以外にも豊富に栄養が含まれているので、バランスのいい食事を与えることができます。

グレインフリーで人工添加物も使われておらず、価格も良心的なのがうれしいとの声が多数ありました。粒が大きめでしっかり噛んで食べる必要があるので、フードを丸呑みしてしまう猫にはおすすめです。

食物繊維が少なめなので、肥満や便秘気味の猫に与えるときには量に気を付けましょう。

 

トムキャット

主原料 チキンミール
たんぱく源の数 34%以上
穀物の有無
腸内環境成分 なし
タイプ ドライフード
100g当たりのカロリー 366.4kcal

※製造終了(2021年12月21日)

グレインフリーなだけでなく、オーガニックな海藻を使用することでビタミンやミネラルを摂取できるので、下部尿路の疾患にも配慮したアレルギーフードです。

魚よりも肉が好きな猫に好まれることが多く、内容量も最大10㎏まで選べるので、多頭飼いのお家におすすめです。

小粒なので、小柄な猫や老猫でも食べやすいと好評でした。しかし、丸呑みしてしまう猫は吐き出すことがあるので注意しましょう。

お試しパックはありませんが、良心的な価格のフードなので1㎏から試してみるのも良いかもしれませんね。

 

猫用アレルギー対策フードで人気の商品を比較

商品名 アランズナチュラルキャットフード モグニャン ヒルズ ロイヤルカナン ピュリナプロプラン カナガンキャットフード サーモン メディファス ナチュラルバランス ジョセラ トムキャット
特徴 チキンとターキーがメイン。シンプルな原材料で猫に必要な栄養素だけ摂取できる。人工添加物・穀物は不使用。 白身魚が全体の65%を占める高たんぱくフード。穀物を使用せず、着色料・香料無添加。 加水分解を使用したアレルギーフードで、猫の消化器官の負担を減らす。療法食のため、獣医師の指導が必要。 加水分解した大豆たんぱくを使用。腸内細菌バランスを整えるフラクトオリゴ糖配合。 肉と魚をメインとした高たんぱくフード。人工添加物不使用で、年齢に合わせてフードを選べるのが特徴。 サーモン・ニシン・マス等、魚が78%を占める。高たんぱくかつグレインフリーでアレルギーに配慮したフード。香りのいい商品。 食物アレルギーだけでなく、下部尿路のケアもできるフード。米などの穀物が含まれるものと、グレインフリーのものと選べる。 アレルギーの元となるタンパク質と炭水化物を1種類に限定している。グレインフリーの低アレルゲンフード。 主原料にサーモンを使用した高たんぱくかつグレインフリーのフード。尿路結石のリスクも軽減する。 肉類の副産物が不使用で、食物繊維も豊富。グレインフリーのフード。オーガニックの海藻を含み、ビタミンやミネラルも摂取できる。
価格(税込み) 5456円 5038円 7205円 5786円 5368円 5038円 1430円 5401円 3056円 3980円
内容量 1.5kg 1.5kg 2㎏ 2㎏ 1.5㎏ 1.5㎏ 1.5kg(250g×6) 2.85㎏ 2㎏ 2㎏
添加物 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー 酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物) 保存料(BHA、没食子酸プロピル)使用 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー 香料・着色料フリー
タイプ ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード ドライフード
100gあたりのカロリー 381kcal 379kcal 368kcal 410kcal 370Kcal 398kcal 375kcal 338kcal 407.9kcal 366.4kcal
種類 総合栄養食 総合栄養食 特別療法食 特別療法食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食 総合栄養食
原産国 イギリス イギリス チェコ フランス オーストラリア イギリス 日本 アメリカ ドイツ アメリカ
対象年齢 全年齢 全年齢 アダルト・シニア アダルト 1歳以上 全年齢 1歳以上 全年齢 成猫用 全年齢

猫用のアレルギーフードは数多く販売されていますが、それぞれ異なった特徴があります。

アレルギーフードで重要視されているのは、穀物を使用しない「グレインフリー」であることと、人工添加物である「香料・着色料」を使用していないということです。

現在販売されている多くのアレルギーフードは、グレインフリーかつ人工添加物を使用しない安全なものが多く、安心して猫に与えることができます。

猫に必要なタンパク質は高品質な肉や魚を使ったものが多く、中には加水分解処理をしたものもあり、アレルゲンに配慮した作りになっています。

猫の食物アレルギーは年齢関係なく発症する可能性がありますが、免疫力の低い2歳未満の猫や、老猫に多いと言われています。

多くのアレルギーフードは全年齢対象のため、どの年齢の猫にも食べさせられるのはうれしいですよね。

また、フードをいつもと違うものに切り替えるとき、猫の口に合わないことがあります。アレルギーフードは1~2㎏から販売されているので、お試しで購入するにもピッタリなサイズです。

多くのアレルギーフードはまとめ買い割引があるので、多頭飼いのお家でも購入しやすいのが特徴です。

猫は肉食動物ですが、肉類が好きな猫と魚類が好きな猫がいますよね。猫の味の好みには個体差があるので、主原料を見て好みに合わせて食べさせてあげましょう。

さまざまな味のフードが取り揃えられているので、飽きずに食べられるように味を変えてあげても良いかもしれません。

猫のアレルギーは同じフードを食べ続けることも原因のひとつなので、定期的に味を変えてあげることでよりアレルギーのリスクを減らすことができます。

アレルギーフードのほとんどは総合栄養食と呼ばれる、猫に必要な栄養素がすべてそろっているフードなので、猫の好みに合わせて選ぶことができます。

しかし、中には「療法食」と呼ばれる、獣医師の指導が必要なアレルギーフードもあります。療法食はすでに症状が出ている猫に与える食事で、特定の症状に合わせて調整されています。通常のアレルギーフードと違い、予防目的で食べさせることはできませんので注意しましょう。

猫用のアレルギー対策フードでおすすめはこれ!

猫に与えるアレルギーフードの中でおすすめなのは、主原料の70%が肉類を占めている「アランズナチュラルキャットフード」です。

品質のいいチキンとターキーがメインで作られており、余計なものを入れず猫に必要な栄養素のみを使用したアレルギーフードです。グレインフリーで香料や着色料も使用していません。

使用されている素材が高品質のため、価格は他のものより少し高めですが、まとめ買い割引もあるので安心です。

粒が小さめなので、子猫や老猫でも食べやすいのはうれしいポイントですね。

高たんぱく高脂質で、どの年齢の猫にも安心して与えられる「アランズナチュラルキャットフード」は、アレルギーフードの中でも自信を持っておすすめできるキャットフードです。

猫のフードによるアレルギーの症状の特徴

猫の食物アレルギーは、特定の食物を口にしたときに発症します。

体内の免疫システムが過剰に働き、アレルゲンを排出しようとすることが原因で体を傷つけてしまい、炎症を起こしたりするのです。

猫がフードによる食物アレルギーを起こした時に現れる症状は、以下の通りです。

  • 皮膚のかゆみ
  • 皮膚炎
  • 下痢、嘔吐
  • 脱毛

猫の食物アレルギーが起こる仕組みは、人とほとんど変わりません。

アレルギーを引き起こす原因やきっかけはまだ解明されておらず、急に体を掻くようになったり、下痢や嘔吐が続いたりするようであれば、すぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

キャットフードにはいくつもの食材を組み合わせて作っているので、アレルギーの原因となる食材を見つけるのは難しいと言われています。

上記の症状は食物アレルギー以外でも現れることがありますが、重症化する前に獣医師の判断を仰ぐようにしてくださいね。

猫のフードによる食物アレルギーの原因について

猫が食物アレルギーになる原因は、アレルゲンになりやすいタンパク質が影響しています。

タンパク質は主に、肉類、魚、乳製品、穀物に含まれています。その中でも、穀物に含まれる「小麦」「トウモロコシ」「米」などは猫の体内で消化が難しく、体質に合わないことも多いです。

穀物は少量であれば摂取しても問題ありませんが、摂りすぎは消化器官に負担をかけるので注意しましょう。

また、猫は肉食動物ですが、肉類の摂りすぎにもアレルギーを引き起こす原因になります。

同じフードを食べ続けることで余分なタンパク質が消化できず、アレルギーを発症してしまうケースもあるので、キャットフードは定期的に味を変えるのがおすすめです。

鹿や鴨の肉や魚類はアレルギーを引き起こしにくいと言われていますが、フードの種類が少なく猫の食いつきもまばらなので、あくまでも猫の好みに合わせたフードをあげるようにしてください。

既にアレルギーを発症していたり、日頃から食事にこだわりたいのであれば、原材料にこだわったアレルギーフードを食べさせるのも良いかもしれません。

食物アレルギーを完全に防ぐことは難しいですが、日常的に様々なフードを食べさせるようにすることでリスクを減らすことができます。

猫のフードでアレルギーが発症したときの対策

猫がキャットフードで食物アレルギーを起こした場合は、すぐに獣医師に相談するようにしましょう。

原因となるアレルゲンを摂取しないよう、医師の指示に従い食事を見直してください。毎日同じ食事を与え続けると、体調不良などで免疫力が低下した時に特定のタンパク質の消化ができず、急にアレルギー症状を引き起こすことがあります。

基本的に食事はローテーションにし、特定の食品を摂りすぎないようにすることが大切です。

アレルギー症状が出てしまっている場合は、アレルギーフードを与えることで症状を軽減することができます。

原材料にタンパク質の少ない食材を使っていたり、加水分解でアレルギーが発症しないレベルまで分解したりと、猫のアレルギー症状に合わせて作られているものが多いです。

これらのアレルギーフードを食べさせる場合は、必ず獣医師に確認してから与えるようにしてくださいね。

猫のアレルギー対策キャットフードに関するQ&A

猫がキャットフードによるアレルギーなのか知る検査方法って?

猫の食物アレルギーを検査する方法は、以下の通りです。

・除去食試験
猫が食べていたフードに含まれているタンパク質を取り除いた除去食を与え、アレルゲンを特定する方法です。

最低でも6週間ほど継続し、その間は医師の指示に従った除去食のみを与え続けます。

・食物負荷試験
除去食で症状が治まったあと、以前の食事を与えて再発するかを確認する方法です。

アレルギーの原因となる食材を調べるには最も信頼された方法と言われています。

・皮内反応試験
猫の皮膚にアレルギーの原因であると予想される物質を注射し、反応を見る検査です。

・アレルゲン特異点IgE検査
花粉やハウスダストなどのアレルゲンを特定するために行われている方法です。

・リンパ球反応試験
血液検査をして、リンパ球と食物を反応させることで、アレルゲンを特定します。

猫のキャットフードによるアレルギーの検査費用は?

猫の食物アレルギーの検査費用は、およそ1~3万円かかるようです。

動物病院で行われる検査内容や調査するアレルゲンの種類によって異なります。

ペット保険に入っている場合、アレルギー症状が出ていない場合は保険が適用されないことがあるようです。

事前に保険会社に確認してから受診するようにしましょう。

猫のフードでアレルギー向けの療法食のおすすめは?

猫に療法食を与える場合、必ず獣医師の指導が必要になります。

「ヒルズ プリスクリプション・ダイエット 特別療法食」は、低カロリー高たんぱくで猫の食いつきもいい療養食なのでおすすめです。

ドライフードとウェットフードの二種類あり、猫の好みに合わせて与えることが可能です。ドライフードは粒が小さめなので、小型から大型の猫まで食べやすいサイズなのも嬉しいですね。

ヒルズの療養食は、獣医師と栄養学者がタッグを組んで開発し、栄養成分の含有量のバランスが調整されています。

そのため、食物アレルギーだけでなく消化・腎臓・歯・尿のケアもサポートできるアレルギーフードです。

療養食が必要になった時には、ヒルズのアレルギーフードを試してみてください。

猫のアレルギーはフードだけでなくおやつにも注意すべき?

猫の食物アレルギーは、キャットフードだけでなく「おやつ」にも気を配る必要があります。アレルギーを発症してしまった猫には、おやつの原材料も確認して与えるようにしましょう。

猫のおやつで代表的な「ちゅ~る」は、食物アレルギーに配慮した商品も販売されています。無添加のものや、グレインフリーのちゅ~るも販売されているので、アレルギー症状が出ていない猫にもおすすめです。

ちゅ~る以外にもアレルギーに配慮したおやつはあるので、猫の好みに合わせて食べさせるようにしてください。

しかし、原材料に気を付けていても、おやつの与えすぎは猫にとって悪影響を及ぼすこともあるので注意しましょう。猫の健康を守るために、おやつもフードと同じ基準で選んで食べさせるようにしてくださいね。

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