ヨーロピアンバーミーズの性格や特徴とは

ヨーロピアンバーミーズの性格や特徴とは

ヨーロピアンバーミーズ(european burmese)という猫をご存知でしょうか?このヨーロピアンバーミーズは、アメリカンバーミーズと違い、顔がシャムネコに似ているのが特徴です。とても穏やかで平和主義者の性格を持ったヨーロピアンバーミーズの特徴や魅力、ヨーロピアンバーミーズの飼い方から掛かりやすい病気、この品種の歴史などを紹介します。

ヨーロピアンバーミーズの特徴

ヨーロピアンバーミーズ

出典:http://keywordsuggest.org

ヨーロピアンバーミーズの性格

ヨーロピアンバーミーズはあまり鳴かなく、鳴いたとしても小さい声でなくので、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい猫です。

その性格はとても穏やかで慈悲深く、観察力があるとても賢い猫ですので、先住猫や小さな子供にもすぐに慣れます。陽気で遊び好きな所もありますが、飼い主たちと一緒に甘えて生活するのがとても大好きな甘えん坊な猫です。

ミャンマー原産のヨーロピアンバーミーズのお顔は少しシャム猫に似ています。やや釣り目で、顔の形が短く顎は緩やかに少し尖っていて、丸い形のお鼻をしている猫です。

被毛

ヨーロピアンバーミーズの毛の色は、

  • ブルー
  • レッド
  • ブラウン
  • チョコレート
  • ライラック
  • クリーム
  • ブルートーティ
  • ブラウントーティ
  • チョコレートトーティ
  • ライラックトーティ

の10種類があります。

バーミーズの平均体重はオス4.0kg~6.1kg、メス3.1kg~4.5kgと一般的な猫の平均体重と同じです。
アメリカンバーミーズと違ってセミフォーリンタイプの猫種なため、違い筋肉質で重量感のある体型をしていて、やや足が長いのがヨーロピアンバーミーズの特徴です。

寿命

ヨーロピアンバーミーズの平均寿命は13歳~15歳です。猫の一般的な平均寿命が15歳なので、ヨーロピアンバーミーズも平均の範囲内と言えそうですね。

ヨーロピアンバーミーズの飼い方

ヨーロピアンバーミーズの子猫

しつけやすいが、我慢させないように

ヨーロピアンバーミーズは、バーミーズの元になっている、犬のような性格の猫として有名なシャムの影響が強い為、躾がとてもしやすいです。しかし寂しがり屋さんなのに我慢をしてしまう猫なので、留守番しがちなお家では2頭飼育や他のペットと一緒にお留守番をさせてストレスを溜めない様にしてあげるといいかもしれません。

ブラッシング

ヨーロピアンバーミーズは被毛が密集して生えている猫なので、皮膚の健康維持の為に週に何回かのブラッシングをしてあげて下さい。

ヨーロピアンバーミーズの病気と注意点

ヨーロピアンバーミーズの病気

出典:http://www.kitsucats.com

シャムの影響を強く受けているヨーロピアンバーミーズは緑内障、流涙症、しゅん膜脱出などの眼病や神経疾患や心臓疾患等、シャムに多い遺伝性の好発疾患になりやすいです。

また、遺伝的に猫伝染性腹膜炎(FIP)へのかかりやすい個体が多いとされています。猫コロナウイルスなどの病気にも注意が必要です。室内を消毒薬でまめに消毒などを行う様にして、衛生管理には充分に気を付けてあげて下さい。

ヨーロピアンバーミーズの歴史

2匹のヨーロピアンバーミーズ

出典:http://www.petguide.com

ヨーロピアンバーミーズの基礎猫はアメリカンバーミーズと同じで、ミャンマーのビルマとされています。

19世紀末、ヨーロピアンバーミーズの初期の交配の目的はシャムとバーマンの交雑で茶色い猫を生み出そうという試みでしたが、この交配は育種として実現する事がなくイギリス国内で次第に廃れてしまいました。その後、アメリカでバーミーズの育種が開始されアメリカで人気の猫種になると、イギリスでもこの茶色い猫に関心が集まり、アメリカから輸入されたバーミーズ達を基にイギリスで育種が開始されます。

イギリスでは遺伝子プールを広げる事を考慮した育種に力を入れました。より多くの被毛の色の種類を作るためです。そして1952年頃までにGCCF(猫血統登録団体)が新しい猫種としてバーミーズを認め、イギリスのスタンダードが作られることになったのです。

因みにバーミーズの名前の由来は「バーミーズ葉巻」に毛の色が似ていたからだそうです。

まとめ

2匹のヨーロピアンバーミーズ

ヨーロピアンバーミーズは非常に温厚でありながら遊びも大好きな好奇心旺盛な子も多いので、飼い猫として向いています。ただ、上記の通り我慢してしまうような性格でもあるので、飼い主さんはヨーロピアンバーミーズにストレスを与えないような環境を作り上げてあげることが大切とも言えるでしょう。

これからヨーロピアンバーミーズを飼いたい!と考えている方は、精一杯の愛情を注いであげるよう努めてください。

投稿者

40代 女性 yuri

ペットショップでは、アメリカンバーミーズは見かけることはあっても、ヨーロピアンバーミーズは、あまり見たことがないような気がします。今のところはまだ、ほとんどがブリーダーからの購入になっているようですね。しかし、ヨーロピアンバーミーズのようなまだまだ希少な猫の場合は、飼い方の情報を集めるのも大変だったりしますので、ブリーダーから直接お話を聞いた上で、家に迎えたほうが安心かもしれませんね。
また、多頭飼いを考えている方にとっては、ヨーロピアンバーミーズはなおのことよさそうですね。その猫の本来の気質などを考慮せず多頭飼いしてしまうと、猫同士がお互いストレスを感じてしまうため、基本はどういう性格なのか、飼う前に知っておくことは大切かと思います。

投稿者

女性 Keiko

バーミーズはもちろん聞いたことがあるねこちゃんですが、「ヨーロピアンバーミーズ」という種類のねこちゃんもいるんですね。毛色も10種類もあるとのこと。結構バリエーションにあふれたねこちゃんなのですね。バーミーズ自体、あまり私は出会ったことがありませんが、ヨーロピアンバーミーズは日本だとあまりお見かけしないねこちゃんなのでしょうか。性格も賢くて、慈悲深い、という点に興味をそそられました。一緒に暮らすにはとても穏やかではじめてねこちゃんと暮らす方にもいいかもしれませんね。でもシャムの血が入っているようですから、やはりシャムに多いなりやすい病気があることは理解しなければならないと思いますし、一緒に暮らす際には、その点も注意して管理をされるといいのかなと思います。
投稿者

女性 のん

ヨーロピアンバーミーズ、調べたら日本では1名のブリーダーさんしかいないようです。競争率が高いかもしれません・・・。飼いたい時はそのブリーダーさんから購入するか、もしくは輸入するかですね。ちょっとハードルが高い気持ちします。

性格はホント穏やかで、飼いやすいようですね!多頭飼いに向いていると言うことですので、同じおっとり系のペルシャなどと飼ったら、そこには静かで穏やかな空間が・・・となりそうです!

間違えなくオアシスのような、癒し空間ですよね。家の中がそうなったら良いなぁ、と思わず想像してしまいました。もっと人気が出て、入手しやすくなったら良いのにな、と密かに思いましたが、きっと今の日本での希少性も、大事なのかもしれません。
投稿者

女性 tonakai

ヨーロピアンバーミーズは丸い鼻がとてもかわいいらしいと感じました。ペットも暮らせるアパートなどが増えていますが、飼い主としては気にしてしまいますよね。ヨーロピアンバーミーズなら、しつけもしやすく鳴き声も小さいので集合住宅に適していますね。ですが、しつけがしやすいからと言って、長時間留守番させても大丈夫とは限りませんよね。もちろん猫によって平気な子もいますが、飼い始める前からおおよその性格が分かっているなら、受け入れられるのか確認ができると思います。様々な病気や問題行動の原因がストレスということもありますよね。どんな猫なのかしっかり調べることでヨーロピアンバーミーズとの生活がより楽しくなると思います。
投稿者

30代 女性 コウバコ

ブリーダーさん、日本で1人しかいないんですね!とても希少性を感じました。
そして、猫を輸入する思考自体が頭になかったです。

輸入に関しては、手続きに加えて信頼性の確認で言葉の壁が大きそうだな、と思ってしまいます。ニュースでざわつく外来種問題も脳裏によぎってしまうのですが、日本に可愛い猫ちゃんが増えてくれる事は嬉しい事ですよね。
会った事のない猫種なので、私の中では未知猫ちゃんですが、日本での数が増えてくれたら人気が出そうだと感じました。

特徴を読むと、多頭飼いには向いていないみたいなので、飼い主さんが充分に愛を注いであげられる環境が必要ですね。
うちの子は日中は一人にして!と言うタイプなので、ヨーロピアンバーミーズみたいな甘えたがりさんに、時々憧れます♪
投稿者

40代 男性 しげる

ヨーロピアンバーミーズは、躾がしやすくて賢くフレンドリーです。多頭飼いにも向いていますね。マンションで、飼う場合にも向いています。なぜなら、鳴き声が小さいからです。
教えたことはすぐに、覚えてくれるのでいいですよね。仲間同士も仲良くしてくれて静かみたいですよ。被毛も短いので、手入れがしやすいですね。
投稿者

40代 女性 ここ

ヨーロピアンバーミーズは、調べてみました。
多頭飼いに向いていて、賢くてよくなつくみたいです。
さみしがり屋なので留守番のときには気を付けてあげなければいけません。他のペットとも仲良くするみたいなので飼いやすいですね。
毛並みもいいので、可愛らしいですね。毎日のブラッシングが必要ですが、耳の掃除も少ししてあげましょう。

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