【猫カフェオーナーが解説】保護猫カフェの譲渡条件は厳しい?

【猫カフェオーナーが解説】保護猫カフェの譲渡条件は厳しい?

保護猫カフェの譲渡条件について、現役保護猫カフェオーナーが詳しく解説します!

保護猫を迎えよう!

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近頃はSNSや動画サイトにて猫の可愛い動画がたくさん溢れていますよね。
そんな愛らしい動画を見て「猫を飼いたい!」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ペットショップやブリーダーから迎える方法もありますが、テレビ等で最近取り上げられて最近話題なのが『保護猫』。

保護猫とは様々な理由があって飼い主がいない猫のこと。

猫の殺処分を減らすため、保護猫を迎えることが選択肢として増えています。

ぜひ、あなたも保護猫を迎えてみませんか?

「でも、保護猫の条件は厳しいっていうし...」と、不安な方も大丈夫!

ここでは保護猫を迎える条件について現役保護猫カフェオーナーが解説します!

「保護猫」の譲渡条件とは?

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保護猫を迎えるときに、クリアしなければいけない事項のこと。

譲渡条件と聞くと厳しいイメージがある方もいるかもしれません。

ですが、悲しいことに猫を捨てたり虐待をしたり、お世話をしない人がいることもまた事実なのです。

幸せになるために保護された猫たちなので、適切に飼育してくれる里親さんを見つけなければなりません。

その為に最低限の譲渡条件は必須なので、保護猫をお迎えしたい!とお考えの方は、下記を読んで考えてみてくださいね。

※こちらでご紹介するのはあくまでも一般的な譲渡条件です。

保護猫カフェと譲渡会では譲渡条件が違うの?

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保護猫カフェで迎える際も保護猫団体で迎える際も基本的な最低条件は似ています。

保護猫カフェから迎えるメリットとしては、お客さんとして猫とふれあいつつ、店員さんに譲渡のことについて気軽に聞くことができること、また、譲渡会などでは固まってしまう猫の普段の姿が見れることと言えるでしょう。

譲渡条件を見てみよう!

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条件1 家族全員の同意があること

時折、サプライズプレゼントで生き物を家族にプレゼントした…というお話を聞きますが、それは絶対にNGです。

家族が増える訳ですから、家庭の中でよく話し合って決めましょう。

お一人暮らしや高齢の方は、自分が万が一お世話できない状況になった時にお世話してくれる人を探して、同意を得ておきましょう。

条件2 猫可物件に住んでいること

猫は犬のように散歩の必要がなく、あまり鳴き声も大きくない為、猫不可の物件で飼育していてもバレにくいと思われがちですが、そんなことはありません。

例えば、トライアルしてすぐの頃は夜鳴きをすることが多いです。

大きい声で鳴くこともあるのでお隣から苦情が来てバレてしまうかもしれません。

高いところからジャンプした足音が下の階の人に響いてしまう……ということも考えられます。

また、猫の病院へ行く時には必ずキャリーに入れて連れていく為、他の人の目に止まりやすくなります。

そもそも、猫不可物件で猫を飼うのは契約違反なので、バレるともちろん退去を迫られることもあります。

猫を飼うのは猫可物件に引っ越ししてからにしましょう。

最近は猫のために作られた家も増えて、猫可物件も昔より増えてきています。

条件3 経済的に自立していること

猫を飼うには毎日のご飯、トイレ砂、シート、病院代…とお金がかかります。

自分の生活でギリギリな方は、生き物を飼うと窮屈な生活をさせてしまうことになるでしょう。

また、猫が病気になると治療費がかかってきます。

どうしても病院代は人間よりも高いので多額になってしまうこともしばしば…。

途中で経済的に飼えなくなる恐れがある方は、ペットを飼うのは控えましょう。

条件4 毎日お世話ができる人

当たり前ではありますが、猫は生き物なので毎日ご飯を食べますし、トイレもします。

また、基本的な生活のお世話に加えて、寂しくさせないように、なでなでしたり、おもちゃであそんだりと愛情を注ぐ時間も必要になってきます。

時間や心にゆとりがある方や、いっぱい猫と遊んでお世話もしたい!という方が望ましいですね。

条件5 完全室内飼育ができること

動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)に基づく基準では、「猫は室内飼養に努めること」と規定されています。

昔は猫を放し飼いをする家庭が多かったですが、時代が変わり、外飼いにおけるリスクは高まってきています。

猫は室内飼育できるように脱走対策などもしっかり行いましょう。

条件6 最期まで責任を持って飼育すること

猫は人と同じ、命がある生き物です。

命を預かる責任についてもう一度考えた上、お迎えを決めましょう。

途中で飼育を放棄することは決してあってはなりませんが、病気や事故でどうしても飼い続けることが難しくなることもあるかもしれません。

そういった時のことを考えておくのも、猫を迎える上では大切なことです。

そういったことを踏まえて決断し、迎えた猫はきっとあなたの心を癒して、笑顔をくれるはずですよ。

まとめ

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以上のことは、厳しい条件に見えることかもしれませんが、保護猫に限らず生き物を家族として迎える上で当たり前のことばかりです。

実際に迎える場合は上記の条件に加え、猫の性格によって条件が加えられていることもあります。

猫を迎えることは簡単なことではありませんが、家族になるとたくさんの幸せや笑顔をくれることは間違いありません。

猫を適切に飼育して、人間も猫も幸せになれたら最高な毎日ですね!

ここまでしっかり読んで頂いたあなたなら大丈夫です。心より新しい家族のお迎えを応援しております!

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