アメリカンリングテイルはどんな猫?ルーツや特徴、性格や値段について

アメリカンリングテイルはどんな猫?ルーツや特徴、性格や値段について

アメリカンリングテイルは、しっぽがカールしているユニークな猫です。珍しい猫、アメリカンリングテイルの特徴や性格、飼い方やお値段についてもご紹介します。

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アメリカンリングテイルの特徴

ねこのしっぽ
  • アメリカンリングテイルはしっぽが背中の上でカールしているのが特徴
  • アメリカンリングテイルはリラックスしている時にしっぽが巻く
  • アメリカンリングテイルには水かきのような皮膚がある

アメリカンリングテイルのしっぽ

アメリカンリングテイルの特徴は、しっぽが背中の上でカールしているということです。しっぽは筋肉質で太めです。しっぽの生え始めは真っ直ぐで、先に行くにしたがって曲がっていきます。生まれて間もない頃は、しっぽのカールはあまり分かりませんが、生後4週間ほどすると、徐々にはっきりとして来ます。

しっぽは、背中の長さと同じくらいが理想の形とされています。しっぽはいつもカールしているわけではなく、一般的な猫と同じように自由に動かし、真っ直ぐ立てたり、ぶんぶんと振ったりすることが出来ます。アメリカンリングテイルがリラックスしている時にしっぽが巻くと言われています。生まれたばかりの頃にはしっぽのカールはほとんどわかりませんが、成長するにつれて、はっきりとわかるようになってきます。

アメリカンリングテイルの指

もうひとつの特徴は、指と指の間に水かきのような皮膚があるということです。これは水の多い地域で暮らしていたか、水が好きであるということが考えられるでしょう。

アメリカンリングテイルの体格

最初に交配されたのが、体型がフォーリンタイプの猫だったので、その子孫もフォーリンタイプを受け継いでいると考えられます。筋肉質でありながら細身で、手足も長めで良いスタイルをしています。

アメリカンリングテイルの被毛の色やパターン、目の色については規定がありません。アメリカンリングテイルは、しっぽが最大の特徴であると言えますね。アメリカンリングテイルは平均体重が4kgから7kgほどと、一般的な猫よりも大きめとなっています。

アメリカンリングテイルの画像

アメリカンリングテイル以外のしっぽが特徴的な猫

  • ジャパニーズボブテイル
  • イジアン

他にしっぽに特徴がある猫としては、ジャパニーズボブテイルとイジアンという猫がいます。ジャパニーズボブテイルは、しっぽがとても短いのが特徴の猫です。短いながらも曲がっていて関節がないので、形が固定されていて伸びません。

また、イジアンというギリシアの猫は人間に作られたものではなく、自然発生した、遺伝子的にも珍しい猫です。ギリシアの国内ではよく見られる、土地に根付いた猫です。この猫のしっぽは、太さは中程度ですが、真っ直ぐピンと伸びていることが特徴です。しっぽだけをとっても、特徴が違う猫の種類が色々いるのですね。

アメリカンリングテイルのルーツ

しっぽが上にまいたブリティッシュの子猫

アメリカンリングテイルの始まり

1998年にアメリカのカリフォルニア州で発見された子猫から、アメリカンリングテイルの歴史が始まりました。見つけられたのはまだ生まれて間もない子猫だったのですが、成長してくると、しっぽを背中の上で丸めていることが多くなりました。奇形や怪我、病気、骨の異常などを疑い検査されましたが、医学的に問題は発見されませんでした。

特有の遺伝子を持っている

猫も、しっぽを痛がったり気にしたりしている様子は全くなかったということです。この猫はソロモンと名付けられました。アメリカンリングテイルは、猫の最大の血統登録団体であるTICA=The International Cat Association専属の遺伝学者によって、これまでの猫にはない、特有の遺伝子を持っている可能性があるとされました。

アメリカンリングテイルを新しい猫種として確立する運動が始まる

その後、子猫ソロモンが成長して、他の猫との交配がされ、2000年には親猫と同じようにしっぽが背中のほうにカールしている猫が生まれました。これにより、2005年から他のブリーダーも協力して、アメリカ国内にいる短毛の猫と交配させ、カールしたしっぽを持った新しい猫の品種として確立させようとする動きが始まりました。

アメリカンリングテイルの名前

当初、アメリカンリングテイルは、リングテイル・シンガリングという名前がついていました。一方、北米の乾燥地帯には、カコミスルというネコ目アライグマ科カコミスル属の哺乳類がいて、リングテイル・キャットとも呼ばれていました。

アライグマと猫を足したような見た目のアライグマで、猫ではありません。この動物との区別をするために、リングテイル・シンガリングからアメリカンリングテイルという名前に変更されたということです。

アメリカンリングテイルはまだ種類として認められていない

アメリカンリングテイルは、まだ新しい猫の種類として認めた団体はありません。実験的な品種として、新しい猫種として育成されている段階で、新しい品種となるための観察が続けられています。

アメリカンリングテイルの性格

しっぽを見るねこ
  • アメリカンリングテイルは友好的な性格
  • アメリカンリングテイルは人懐っこい性格

アメリカンリングテイルは好奇心が強くて、友好的で人懐っこい性格をしています。あまり人見知りをせず、知らない人が家に来てもあまり逃げたり隠れたりしないということです。子供や、他のペットとも仲良く出来て、多頭飼いもしやすい猫だと言えるでしょう。

当初ついていた名前のリングテイル・シンガリング=ringtail sing-a-ringとは、「鈴のように歌う、曲がったしっぽの猫」という意味です。アメリカンリングテイルは、親密な相手に対して、鈴のようにかわいらしく鳴いて声をかけることがあり、その行動から名前がついていたと言われています。

家族の誰とも親しく接しますが、中でも特に一人にだけ、より親密になろうとする傾向があるようです。

アメリカンリングテイルの値段

しっぽをあげたねこ

日本国内のペットショップでは、まずアメリカンリングテイルは見つけられないでしょう。そのような意味では、日本では値段の相場というものはないと言っても良いかも知れません。

アメリカンリングテイルのブリーダーさんを見つけて譲り受けるか、海外から迎えするか、といった方法になります。ブリーダーさんがつけた値段が、そのアメリカンリングテイルの値段となる場合もある、ということですね。他の珍しい猫の種類から値段を考えると、購入する場合は数十万はすると考えておくと良いでしょう。

アメリカンリングテイルの飼い方

しっぽをあげた子猫
  • アメリカンリングテイルを飼う時は運動ができる広いスペースが必要
  • アメリカンリングテイルを飼う時は丈夫なキャットタワーが必要
  • アメリカンリングテイルの被毛のお手入れは1ヶ月に数回程度
  • アメリカンリングテイルを飼う時は水回りの戸締りはしっかりする
  • アメリカンリングテイルは一人で過ごす事も好きなので程良い距離感で接する

アメリカンリングテイルは、一緒に暮らしやすい性格だと言われています。多くの人に友好的ですが、気にいった飼い主だけに特別に親愛行動を示すとも言われています。活発なため、しっかりとした強度のあるキャットタワーやキャットウォークなど、運動出来るスペースを作ってあげる必要があります。

特に子猫の頃は遊び好きなので、飼い主さんが一緒に遊んであげる時間を多めに作ってあげましょう。また、アメリカンリングテイルは、好きな物や餌を隠す癖があるということです。

短毛なので、ブラッシングのお手入れは様子を見て、1ヶ月に数回程度で良いでしょう。猫にしては珍しく水遊びが好きなので、シャンプーは比較的苦労しないで出来そうです。水にとても興味を持つものが多いと言われています。

お風呂場に勝手に入って浴槽でおぼれたりしないように、戸締りや水の管理をしっかりしておきましょう。洗濯機やトイレも水がありますから、事故が起こらないように注意しておく必要があります。

家族や他のペットとも仲良く出来ますが、1匹で過ごすことも出来る猫です。適度な距離感を保って暮らしましょう。

アメリカンリングテイルのまとめ

アメリカンリングテイルのしっぽがカールしているところは、まるで日本犬のような猫ですね。一般的な猫より少し大きめの猫なので、よく遊んであげて運動不足にならないようにしてあげましょう。

しっぽの特徴の他には、一般的な猫と同じように接してあげれば問題ありません。もちろん、しっぽを強く引っ張ることの無いようにしてください。

活発で行動的であり、特に生まれ持った疾患もありませんので、寿命も一般的な猫と同じくらいあると考えらえられます。

アメリカンリングテイルの被毛や目は全ての色が認められていますので、色々な個性を持った猫の種類だと言えるでしょう。

リラックスしている時やご飯を食べている時に、しっぽが背中でカールしていることが多いので、ご機嫌を伺うことが他の猫よりも楽かも知れませんね!

もし運良くアメリカンリングテイルを飼えることになった時には、珍しいしっぽの動きを楽しみながら、長生きさせてあげてくださいね。

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