シャンティリーの特徴とその歴史について

シャンティリーの特徴とその歴史について

シャンティリーという珍しい猫種をご存じですか?日本では滅多にお目にかかれないため、知らない方も多いはず。では、おしゃべり猫の「しおちゃん」はご存じですか?そう、「おかえり」と言って飼い主様をお出迎えしてくれる動画で有名なおしゃべり猫、しおちゃんです。優美な美しい被毛と、金色の目が魅力的ですよね。実は、あのしおちゃんもシャンティリーです。そんな日本では珍しいシャンティリーを今回はご紹介します。

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シャンティリーの特徴

鳴くシャンテリー

シャンティリーの特徴は、セミロングのとても豊かで美しい被毛を持つのに、アンダーコートがないため抜け毛が少ないところです。

シャンティリーの被毛の色はチョコレートブラウン、ブラック、シナモン、ブルーなどが存在し、被毛の色が完全に完成するまでに2~3年かかると言われています。また、瞳は金色か金色がかったグリーンで、その大きい瞳はシャンティリーの優美さをさらに際立たせています。

そして、シャンティリーが別名「さえずる猫」と呼ばれるゆえんは、か細く小鳥のような鳴き声です。
他の猫にはない高くか細い声は、確かに「さえずる猫」と例えられるのも頷けます。小鳥がさえずるような美しく可愛い声で、喜びを表現するので、一度聞いたら耳から離れないという人が続出しています。

シャンティリーの歴史

目を閉じるシャンティリー

1967年、ニューヨークでブリーダーをしていたある女性の元に、2匹の猫がやってきました。
その猫は、不動産を購入した時におまけで付いてきただけの猫でしたが、産まれてきた子猫の姿は、とても美しく、チョコレートブラウン長毛が印象的な猫でした。

しかし、その姿が親猫の特徴そのままだったため、そのまま新しい猫種として認められ、登録されることになったそうです。その名前は「フォーリン・ロングヘアー」。なんとも素敵な名前ですね。

その後、フォーリン・ロングヘアーのブリーディングを受け継いだ女性が、あまりにもありふれた名前という理由で、エレガントの代名詞だったティファニー・シアターから名前を取り、「ティファニー」に改名しました。しかし、ティファニーに名前を変えたこの猫種は、個体数の少なさから絶滅の危機に瀕します。その窮地から脱却したのは、1973年。カナダのとある地主の元に現れた1匹の野良猫がきっかけでした。

地主の元にフラりとやってきた、チョコレートブラウンの被毛を持ち、金色の目をした素性の知れない猫は、自分と同じ特徴を持つ子猫を出産します。その子猫を譲り受けたブリーダーが、絶滅の危機に瀕していたティファニーとの交配に使い、結果1980年後半になんとか再興に成功しました。

その後、イギリスから同じティファニーと名を持つ猫が誕生したため、混乱を防ぐため「シャンティリー」という新たな名前と共に、やっと世界に広がりました。

と言っても、シャンティリーはやはり珍しい猫に変わりないため、日本ではなかなかお目にかかれない猫となっています。

シャンティリーを飼う際の注意点

丸太とシャンテリー

シャンティリーは、フサフサな被毛の割に抜け毛は少ないため、ブラッシングは週に1回でよく、とても飼いやすい猫です。しかし、その代わりに通常の猫よりも耳垢が溜まりやすい猫でもあります。頻繁な耳掃除はよくないですが、あまりにも溜まりすぎると、外耳炎の原因にもなりますので、肉眼で確認できる範囲の耳垢はきちんとお手入れしてあげましょう。

ペットショップやホームセンターなどで、猫専用の耳のお手入れグッズが売っていますので、有効に利用しましょう。

ちなみに我が家の猫は、猫の耳用洗浄液を脱脂綿に含ませて、軽く拭いています。お手入れグッズは種類がそこそこありますので、使いやすいものを選んでみて下さい。

まとめ

台の上のシャンティリー

3度も名前を変えた猫種は珍しく、また絶滅の危機を乗り越えた、とてもレアな猫、シャンティリー。そのさえずるような、可愛らしい鳴き声でお出迎えしてくれたら、毎日寄り道せずにすぐに帰りたくなりますよね。おしゃべり猫のしおちゃんのようにシャンティリーが喋ってくれるかはわかりませんが、喋らなくても可愛いです。シャンティリーは珍しい猫なので、購入は海外のブリーダーと直接やり取りになるのですが、興味のある方はぜひ検討してみて下さい。

40代 女性 ママにゃん師走

本当に多くの猫種がいるのですね。人懐っこく控えめな子が多いというシャンティリー、名前も可愛いですね。特にチョコレート色の猫ちゃんの存在感は圧巻だそうですね。最初の毛色がチョコレートだったため「チョコレート中毒者の喜び」と呼ばれているそうです。
シャンティリーに日本で出会えない場合、やはり海外のブリーダーさんとのやりとりになるのですよね。
参考になるかは分かりませんが、知り合いでサンフランシスコと日本を行ったり来たりする方がおり、猫一匹、犬一匹を飛行機に乗せて移動します。犬は興奮してケージの中がめちゃくちゃになるそうですが、猫は何事も無かったように落ち着いているそうです。
ただ、「飛行機 猫」で検索をすると長距離の移動は難しいことが多いですね。
シャンティリー、どこかで会ってみたいです。

40代 女性 ガブリエル

シャンティリーだといわれる「しおちゃん」については、こんなに有名になる前からファンです。当初は(現在も?)シャンティリーという猫種であると飼い主である「しんコロ」氏は明言していなかったのではないでしょうか。確か、保護シェルターで運命的に出逢い、「しおちゃん」は飼われることになったのだと記憶しています。その後、数年を経て、日本で「しおちゃん」がブレイクした際に、シャンティリーであると報じられました。わたしは、シャンティリーという猫種をまったく知らなかったので、「シャンティリー?何それ」と、あまり深くは考えたことがありませんでした。単純に、高い鳴き声の猫、黒い猫のことかな?という程度でした。

そもそも、我が家には5匹猫がいますが、実は1匹だけ高い鳴き声の、よく喋る黒っぽい猫がいるのです。そのような背景もあるので、「シャンティリー」は猫種ではなく、猫固有の特徴を意味するのかと勝手に思っていました。ところが!この記事を読むと、特徴どころか、「シャンティリー」という猫種が存在するのですね!しかも、その猫が希少というだけでなく、3回も名前が変わった!?と、衝撃的な事実を知り、今回、認識を新たにしました。

さらにブリーダーとは、アメリカンショートヘアやヒマラヤンなど最初から定まった猫種の繁殖や、自然発生的な猫の保護でもなく、目に留まった猫を親猫にして、その特徴を継承するような猫をブリードし、新たな猫種として登録するという在り方についても、非常に興味を持ちました。

チョコレートブラウンの被毛で、金色の目をした猫がわたしの目の前を「ニャニャ~ン」と通りかかった日には、迷わず保護したほうがイイのかな、などと考えてしまいました。

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