Instagramに投稿されたのは、ある保護猫さんのこれまでの経緯をまとめた動画です。真夏に発見された当時、骨と皮だけの状態になっていたという猫さん。しかし、保護され、献身的にお世話を受けた結果、回復した姿に「涙が出ます」「無事ふっくらになって…」とお礼の声が殺到し、動画は17万再生を超えています。
真夏の日、ガリガリの状態で発見された野良猫
Instagramアカウント『伊豆大島しっぽの会【ふー動物病院伊豆大島分院】』さまは、伊豆大島内の野良猫がゼロになるようTNR活動を精力的に行っていらっしゃいます。
活動の様子や保護された猫さんたちの現状を投稿して報告している中、2024年8月、島内に骨と皮だけの状態になった猫がいるとの連絡が入ったとのこと。暑い酷暑の中、そんな状態では長くは持たないとすぐさま現場へと急行したのだといいます。
様子を見に行ってみると、肋もお尻もどこもかしこも骨が浮き出ているひどい衰弱状態だった猫がいたそう。しかし、それでも生きようと懸命に自分の足で動き、時には道路に溜まる水を飲んでいる姿も見せていたとか。
しかし、なかなか保護することができず、数日間は「早く救出しなければ」と気持ちは焦るばかりだったといいます。
そしてついに、連絡をもらってから4日後、目撃情報を得たことで現場へ駆けつけた投稿者さま。捕獲網を持ち様子を見てみると、小さく丸くなり目を閉じていたという野良猫さん。この時にはさらに状態が悪化しており、すぐに保護に踏み切ったそう。
少しずつご飯を食べてくれるようになり…
保護した翌日、レアちゃんと名付けられた猫さんは、与えられたご飯をしっかり食べてくれたのだそうで、とりあえず一安心だったといいます。
最初は助けても助からないかもしれないと心配されていたレアちゃんでしたが、その後もしっかりご飯を食べ続けてくれたおかげで2ヶ月経たずして通常の体型へと劇的に回復!
さらに11月には上から見ても健康的な体型になっていることがわかるほどふっくらとした体型に。そして4ヶ月が経過した現状では、保護当時と同じ猫だとは思えないほど大きな体へと成長したのだとか…!
こうして投稿者さまをはじめとした、しっぽの会の皆さんの手を借りて回復したレアちゃん。現在は新たな家族を求めて里親募集が始まったとのことです。無事に素敵なご家族に巡り会えますように!
回復した現在の姿にお礼の声が殺到
ガリガリで命が危うかった野良猫さんの現在の姿には、 Instagram上で賞賛の声やお礼の声が殺到しています。動画再生数は17万回を超え、「涙が出ます」「無事ふっくらになって…」「本当にありがとうございます」といった声がたくさん寄せられました!
今回ご紹介したレアちゃんは既に回復し、人馴れもして里親募集中とのことですが、他にもしっぽの会さまが保護した猫さんたちの現状が Instagramアカウント『伊豆大島しっぽの会【ふー動物病院伊豆大島分院】』さまに投稿されています。
どのような活動をしているのか、私たちはどのような支援ができるのか、ぜひ伊豆大島の野良猫事情や保護事情、さらにTNR活動について知りたい方は、アカウントを覗いてみてください。
レアちゃん、伊豆大島しっぽの会さま、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
写真・動画提供: Instagramアカウント「伊豆大島しっぽの会【ふー動物病院伊豆大島分院】」さま
執筆:しおり
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。