体調不良の大きなボス猫を保護してからの2年間をまとめた動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生回数は58万回を超え「大きい身体を小さくしてじっとしているのが涙ぐましいです」「優しいから、やられても基本やり返さないんですよね」「あのまま外の世界にいたらと思うとゾッとします」といったコメントが集まっています。
保護された大きなボス猫
まるで人間のようにお腹に毛布をかけて寝ているのは猫のほたてくん。とても家に馴染んでいますが以前は野良猫でした。飼い主さんが一人暮らしを始めたとき、初めてあいさつをしたご近所さんが野良猫時代のほたてくんだったそうです。
久しぶりにほたてくんに会うと、風邪をひき、よだれを垂らしとても具合が悪い様子だったため保護することに。
動物病院に連れていくと、感染症にかかっていることがわかりました。先住猫がいるのでお世話のことなど、飼い主さんは不安だらけだったそうです。しかし、感染症のことでわからないことは獣医さんに質問をして不安を解決することができたそうです。
警戒心ゼロのぬいぐるみ
保護して2ヵ月経つと、元野良猫とは思えないほど警戒心がなくなり、ぬいぐるみのように可愛らしくなったほたてくん。ヒーターであたたまる姿はまるで人間。ソファーでくつろいだり、座椅子に座ってテレビをみたり、おじさん感も強くなってきたそうです。
こたつの良さも知ってしまったほたてくんの姿からは、幸せという気持ちが溢れ出ているのがよくわかります!
最弱のやさしい家猫に
先住猫たちとの関係も良かったほたてくんですが、強め女子のナラちゃんのトイレをのぞいたり、くつろいでいる場所を横入りしているうちに嫌われてしまったそうです。
その後、ほたてくんは飼い主さんの保護猫活動をサポートするように保護猫たちに寄り添い、送り出していったそうです。ナラちゃんから猫パンチされてしまう最弱の家猫になった、とてもやさしいほたてくんの2年の記録でした。
動画には「ほんとうにほたて君は姉やんに出会えてよかった」「なんか結婚式で流れる「二人の馴れ初め」の映像みたい」「保護されて本当に良かったね、目元も優しく可愛くなって、、」といったコメントが寄せられています。
YouTubeアカウント「猫ですけどなにか?」では、ほたてくん、ナラちゃん、シンバくんの日常や、飼い主さんの保護猫活動の様子が投稿されています。
写真・動画提供:YouTubeアカウント「猫ですけどなにか?」さま
執筆:tonakai
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。