Instagramに投稿されたのは、ある猫さんの保護からお迎えまでの様子を紹介した動画です。当初、生き延びることすら難しいと不安視されていましたが、驚きの生命力と奇跡の連続により、幸せな結末へ…!最初の投稿は635万回を突破し「素晴らしい出会いを見せていただきました!」と大反響を呼んでいます。
わんこの散歩中に出会った1匹の猫さん
Instagramに投稿されたある猫さんの保護動画が話題となっています。
その日は、投稿者さまがいつも通り愛犬の「らふ」ちゃんと「ビスコ」ちゃんを連れて散歩していたそうですが、ある植え込みの目の前かららふちゃんが動かなくなったのだとか。
「行くよ」と言ってもその場から動こうとしないらふちゃんを見て、投稿者さまが植え込みの中を覗き込んでみると、そこにはボロボロになった1匹の猫がいたのだそう。
近づくと威嚇する様子を見せたものの、弱りきっていて声も出せない様子だったという猫さん。このままでは命が危ないと察した投稿者さまは、急いでわんこたちを自宅に連れて帰ってから、ダンボール等を用意し現場に戻って保護をしたそうです。
足を切断しないといけないかも…絶望的な状況
家に連れ帰ってから観察すると、足に傷があることが判明。
そこで夜間も診てもらえる動物救急病院に連れて行ったそうですが、対応に不安が残ったため、この日は応急処置だけしてもらい、翌日に信頼できるかかりつけの動物病院へ連れて行ったのだそう。
かかりつけの獣医さんによると、昨晩亡くなっていてもおかしくないほど衰弱している状態だといい、とりあえず体調が戻るまでできる限りの手を尽くしますと言われたという投稿者さま。
低体温、低体重、さらには野生動物に噛まれたことで感染症にかかっており、敗血症を発症している状態だったという猫さん。
足のレントゲンを撮ったところ、噛まれた足の骨は複雑骨折している状態で、このままでは危険なので体調が回復次第、切断するのが良いと言われたといいます。
この連絡を受けた翌日、病院から「体調が戻りご飯を食べることができました」との連絡が入り、一安心したという投稿者さま。
さらに1週間後には面会可能になり、早速会いに行くととても可愛らしいお顔立ちに劇的回復!これで手術に臨める…と嬉しい反面、やはり切断しなくてはいけないのかという複雑な思いもあったといいます。
奇跡の連続により大復活を遂げた「てまり」くん
しかし、ここから猫さんに奇跡的な展開が巻き起こります。
手術当日、手術前のレントゲン撮影で想定以上に骨のくっつき具合が良くなっていたため、「切断せずに金属を入れる手術で大丈夫そうだ」との連絡が!こうしてその日の手術は一旦保留になった猫さん。
しかし、これだけでは終わりません。さらに入れる金属が届いたとのことで、手術前に再度レントゲン撮影したところ、なんとさらに骨がくっついており、ギプスだけで問題なさそうだ、との連絡が!
驚異的な回復ぶりに動物病院の先生も「本当にすごい!猫ちゃんが本当に頑張ってくれて、僕もびっくりです!」と興奮気味に話してくださったのだそう。
こうして奇跡的な展開の連続を巻き起こした猫さんは、足が完治するまで安静のために入院し、1ヶ月の入院期間を経て投稿者さまのお家へと引き取られることになったといいます。
入院中、投稿者さまは週に2〜3回会いに行っていたそうで、お名前は「てまり」くんと命名したのだそう。
奇跡的な展開の連続を経て、素敵なご家族に迎えられたてまりくん。この物語の経緯はInstagramでも大きな話題となり、最初の投稿は再生数635万回を突破し「生命力に感動」「嬉しくて涙が出まくり」「本当に奇跡の連続だ」といった感動や驚きの声が寄せられました。
Instagramアカウント『てまり らふ ビスコ ティンク 』さまには、現在2匹のわんこと一緒に暮らすてまりくんの元気な姿が!
その後のてまりくんの様子が気になる方は、ぜひInstagramからチェックしてみてくださいね。
てまりくん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「てまり らふ ビスコ ティンク 」さま
執筆:しおり
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。