YouTubeチャンネル「はぴ猫日記」に投稿されたのは、FIPという難病を発症した「モカ」ちゃんが懸命に闘病をして回復していく様子。動画は89万再生を超え、病の恐ろしさと不安を乗り越えた姿に「寛解するまでのモカちゃんの姿に感動しました」「この子を助けたいと看病した事で思いが通じた結果だと思います」と絶賛が集まっています。
保護直後は元気そのものだったモカちゃん
梅雨の時期、飼い主さん宅の裏で数日間鳴き続けていたという子猫の「モカ」ちゃん。初めは野良猫の飼育に反対していたパパさんでしたが、モカちゃんの愛嬌にメロメロになってしまい最後まで面倒を見ることを決意。無事に保護されることとなりました。
モカちゃんは伝染病検査を2回とも問題なくクリア。活発に遊んだり飼い主さん夫婦の呼びかけに大きな声で反応したりと元気いっぱいで、先住猫さんたちとも徐々に馴染んでいくなど順調な日々を送っていました。
しかし、平穏に続いていくと思われた日常に突然暗い影を落とす出来事が起こったのです。
ジャンプができず謎の発熱…恐ろしい病気の始まり
モカちゃんを保護してから2ヶ月が経過した頃、なぜか突然ジャンプができなくなってしまいました。高熱まで出てしまったため、病院で薬を処方してもらったにも関わらず熱が下がらず弱っていくモカちゃん。
異変はさらに続いてお腹に腹水が溜まってきたため検査をしてもらうと、致死率99%と言われる難病『FIP』と診断されてしまいました。まさかの診断結果に飼い主さんは泣きながらも、少しの望みにかけて未承認薬の投薬を決断します。
84日間の投薬の末に平穏で幸せな生活へ
FIP発症後、飼い主さんは欠かさずモカちゃんに投薬を行いました。必死に闘病を続ける裏では、FIPの恐ろしさや今後の不安から涙したり、治療法を知って「絶対に治す」と決意を新たにしたりと様々な心情の揺れ動きがあったのだそうです。
モカちゃんと飼い主さん夫婦による懸命な闘病の結果、84日に渡る投薬が無事に終了。投薬後1ヶ月・投薬終了後1年目の血液検査ともに良好という結果だったため、モカちゃんは晴れてFIPの寛解となり平穏な暮らしを取り戻しました。
こちらの投稿には、「観てると涙が出てくる」「本当に元気になって良かったね」「絶対治したいという御夫妻の強い思いが通じた」など300件以上のコメントが寄せられ、今なお多くの視聴者に感動を与えています。
YouTubeチャンネル「はぴ猫日記」では、FIP寛解後元気になったモカちゃんと先住猫たちとの楽しい日常を見ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「はぴ猫日記」さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。