家の壁から猫の声…!?子猫の救出劇を体験

家の壁から猫の声…!?子猫の救出劇を体験

自力でトコトコトコトコ、何処にでも歩いていってしまう好奇心旺盛な子猫ちゃん。母猫が目を離した隙に…生死を分けた救出劇です。

どこから?聴こえる猫の鳴き声

ある日、いつもの様に夕食を食べていた時のこと。何処からか子猫の鳴き声が聞こえてきました。よく耳を澄ましてみると…外から?でも、外に出て周辺を探すも姿はありません。不思議に思うもその日は何もすることなく、次の日を迎えました。

やっぱり猫の声が聴こえる!どうしたら?

次の日、仕事から帰宅後夕食を食べていると、やはり聴こえる!小さく鳴いている!壁に耳を当てると聴こえるのです。外にはいない、でも家の中の壁からは聴こえる…もしや?

実はこの数日前、天井から数匹の子猫の鳴き声が聞こえていました。状況から察するに、母猫は天井からどこかにお引越し中でした。ですが母猫は一匹ずつしか運べません。

きっと残された子猫が自力で移動し、隙間に落ち落下、さらに子猫は歩き、家の外壁と内壁の間に挟まり前にも後ろにも進めず身動きが取れなくなってしまったのでしょう。

このままだと死んでしまいます。

助けて下さい、消防隊員さん!

さらに次の日の朝、落下したと思われる日から3日経っています。一刻も早く助けたい、けどどうしたら良いのか分からないので消防隊の方を呼びました。

床下からほふく前進で何度もトライしましたが保護出来ず断念。子猫の命にはかえられないので最終手段、壁を壊し、手を突っ込み、どうにか救出!!

救出後の写真

とっても元気なかぎしっぽの猫

3日も飲まず食わずでさぞ衰弱しているだろうと思っていましたが…力一杯鳴く生後15日前後と思われる元気なおちびちゃんが出てきました。ですがやはりガリガリで目ヤニもひどかったです。

尻尾も落下した時に折れたのか、それとも生まれつきか、かぎしっぽちゃんでした。

かぎしっぽの写真

かぎしっぽは「幸せをひっかける」と言われております。

この子からは絶対生き抜く!という強い生命力を感じたので、しっぽのおかげとするのは違うかもしれませんが、ここはやはり、この幸せのしっぽがあったから…だったのかもしれません。

のびのび寝ているところ

まとめ

現在の写真

今では3歳になり、成猫へと成長しました。「絶対」の意思と「かぎしっぽ」は今でも健在です。

里親と保護猫、これも何かの運命?出会うべくして出会った?本当の所は分かりませんが、縁があったことは確かと言えます。

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