甘え下手な兄猫の「牛太郎くん(愛称:ぎゅうちゃん)」は、いつも弟猫の「百太くん(愛称:ももちゃん)」にどこか遠慮気味。本当はもっと甘えたいのでは…と、とーちゃんが思っていると、ついに勇気を出して本当の気持ちを伝えてくれました!
YouTubeチャンネル「Cute kitten(双子の子猫のわんぱく日記)」に投稿されたこちらの動画は54万回以上再生され、ぎゅうちゃんのいじらしさと、とーちゃんの優しさに感動した人から200件を超えるコメントも寄せられています。
いつも遠慮がちな長男猫
兄弟で保護され、飼い主さんのお家に迎え入れられたぎゅうちゃんは、甘えることが下手な猫ちゃんです。飼い主であるとーちゃんとも、日頃は程よい距離を保ちつつ、控えめに触れ合ってくることが多かったそう。
猫らしいと言えば猫らしいものの、とーちゃんはそんなぎゅうちゃんに、「本当はもっと甘えたいんじゃないかな」と思っていました。
ぎゅうちゃんは、小さな子猫の頃から弟猫のももちゃんの後ろに控えめでいたり、ももちゃんがとーちゃんにべったり甘える横でおとなしく寝ていたり…。
とーちゃんの布団の中にももちゃんが真っ先に潜り込んでいた時も、遠慮がちに、でもうらやましそうな目で、少し離れたところから見つめていたこともありました。
この日は何かが違う!?甘え始めた愛猫
ところが、この日はいつもとぎゅうちゃんの様子が違います。
とーちゃんを見つめて、足元に体をスリスリ。さらには、何かを訴えるようにとーちゃんに向かって鳴き始めます。
いつもはしないぎゅうちゃんのアピールにとーちゃんは驚きながらも、ぎゅうちゃんが勇気を振り絞って「甘えたい」と訴えていることも理解しました。
お尻をポンポンと優しく叩くように触ると、ぎゅうちゃんはクッションの上にゴロリと寝転び、とーちゃんの手を受け入れています。
ぎゅうちゃんはそのまま、とーちゃんの腕の中で思う存分甘え始めました。いつもはももちゃんが担っている「甘えん坊役」も、今日はぎゅうちゃんの番です。
ただ、普段は遠慮してしまって甘え慣れていないのもあってか、とーちゃんのなでなでを堪能するのもちょっぴりぎこちない様子。
とーちゃんとのんびり、リラックス
とーちゃんがぎゅうちゃんとももちゃんとの日々を振り返ると、甘える時はいつも、ももちゃんの後ろ側が指定席だったぎゅうちゃん。
「甘えたいけど恥ずかしい」「行きたいけど行けない…」という思いもあったのかもしれないと、とーちゃんは改めて考えます。
でも、ぎゅうちゃんの遠慮がちな要求を、とーちゃんはいつでも受け止める準備は整っているのです!
勇気を出して伝えてくれたこの時を逃すまいと、とーちゃんはぎゅうちゃんをたっぷりなでなで。ぎこちなかったぎゅうちゃんも、次第に甘えることに慣れてきたようで、リラックスした表情になってきました。
とーちゃんの手の温かさに、ぎゅうちゃんはごろごろとのどを鳴らしたり、目を細めたり。なかなか見られない珍しい姿を見せてくれています。
「こんなにも甘えてきたのはいつ以来か」と思いながら、ぎゅうちゃんの幸せそうな様子に、とーちゃんも喜びがあふれました。
甘え下手なぎゅうちゃんが無防備な姿で甘えてくれることは、とーちゃん冥利に尽きるというもの。倍増する愛しさに、「もっと甘えていいんだよ」と願うとーちゃんなのでした。
こちらの投稿には、『ぎこちなさがまた可愛い』『最後のぎゅうちゃんの穏やかな顔が可愛くてたまりませんでした。とーちゃん幸せ者ですね♪』『思わず泣いてしまいました…ぎゅうちゃんよかったね』など、ぎゅうちゃんの可愛さやとーちゃんの優しさを絶賛するコメントが多く寄せられました。
ぎゅうちゃんが猫兄弟たちと一緒にとーちゃんと触れ合う日常風景は、他の投稿からもご覧いただけます!ぜひほのぼのとした様子をチェックしてみてくださいね。
ぎゅうちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!