人気YouTubeチャンネル「野良ぬこだったゆきち」に投稿された動画をご紹介。
警戒心の強い野良猫「ゆきち」ちゃんが少しずつ心を開いていく様子を記録した当動画は本記事執筆時点で131万再生を突破しており、視聴者からは「顔つきがすっかり飼い猫の表情に」「飼い主さんの忍耐に敬意を」といった声が殺到しています。
三毛猫「ゆきち」ちゃんと飼い主さんの出会い
はじまりは2021年6月。ひとりぼっちの子猫・ゆきちちゃんを草むらの中に見つけたのは大雨の日でした。以降ゆきちちゃんを気にかけ、食事のお世話に通ったという飼い主さん。保護に成功したのは一年後のことでしたが、彼女は生粋の野良猫。人への警戒心や新たな環境への緊張もあってか、なかなか心を開いてくれなかったといいます。
野良猫として生きるほうが幸せだった? 罪悪感を抱いた日々
お家に迎えて間もなくのころは怒りっぱなしだったというゆきちちゃん。目が合えば威嚇、挨拶代わりの猫パンチと、攻撃的な行動を繰り返す彼女を前に、保護したことに罪悪感を覚える日々を送ったのだとか。一方のゆきちちゃんはお部屋が安全な場所であること、飼い主さんが信頼できる存在であることを、少しずつ理解したようで?
一進一退の家猫修業
おやつやおもちゃのプレゼントで距離を縮めるなか、ゆきちちゃんにも徐々に変化が。甘えた声でご飯の催促をしたり、くつろいだ姿勢で体を横たえる姿を見せてくれるようになったといいます。靴べらを介してのスキンシップに成功したのは保護から一ヵ月半後のこと。そのはずが、愛らしさに近寄ると「勘違いするなよ」と怒られてしまったそう。
保護から100日後の姿は?
保護当初は緊張状態だったゆきちちゃんも無事お家に慣れてくれた様子。信頼関係の構築も順調で、猫じゃらしを用いての遊びはもちろん、飼い主さんを前にのびのびと床に寝転ぶようになったそう。飼い主さんの手を受け入れるようになったのも同時期のこと。動画内には、頭や背中を優しく撫でられるゆきちちゃんの姿が収められていました。
草むらでの出会いから一年ものあいだゆきちちゃんのもとへ通い続けたという飼い主さん。共に暮らすことを検討していたある日、彼女の体に負傷を確認したことで保護に踏み切ったといいます。一生なついてくれなくてもいい。強い覚悟と深い愛情のもと迎え入れられたゆきちちゃんの100日間を追った当動画には、「あきらめずに愛情そそいでくれてありがとう」「凄く根気よく猫に接しておられてもう感動」といった声が寄せられています。
2022年夏に保護猫きょうだい白キジ「ルル」ちゃん・白茶「ハル」くんが加わったことでますますにぎやかになった飼い主さんご一家。人気YouTubeチャンネル「野良ぬこだったゆきち」では、彼女たちの近況をご覧いただけます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「野良ぬこだったゆきち」さま
執筆:2525
編集:ねこちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。