飼い主さんのお家に生まれた可愛い赤ちゃんに寄り添うのは、猫の「蒼(アオ)」くん。しかし、触りたい赤ちゃんと触られたくない蒼くんの間で、静かな攻防戦が勃発してしまいました。
YouTubeチャンネル「靴下を履くネコアオとウメ」に投稿された、赤ちゃんと猫の可愛いやり取りを映したこちらの動画は、YouTubeで99万回以上再生され、200件を超えるコメントも寄せられています!
触られても我慢…赤ちゃんのそばを離れない猫
ノルウェージャンフォレストキャットの蒼くんが、布団で眠る赤ちゃんのそばで寄り添っています。
赤ちゃんの手は蒼くんのモフモフとした長毛に隠れて見えませんが、どうやら毛を握りしめたまま寝てしまっているようです。
蒼くんはしっぽの先をパタパタと動かしてはいますが、毛を掴まれても逃げたり怒ったりせず、赤ちゃんのすぐ隣に伏せたまま。
ちょっぴり嫌だなという気持ちはありそうですが、赤ちゃんの手を我慢して、そばを離れることはしませんでした。
「触りたい赤ちゃん」と「触られたくない猫」の攻防
赤ちゃんの行動にぐっと我慢をしてくれる蒼くんですが、もちろん時々は抗議したい瞬間もあります。
また別のタイミングで赤ちゃんの隣に伏せる蒼くんが、この時は赤ちゃんに「ダメだよ」の意思を示しました。
隣にあるモフモフに、赤ちゃんは手を伸ばして触ろうとしていますが、蒼くんはこっそり赤ちゃんの肩と腕の辺りを前足で押さえて、手が届かないようにガードしています。
しかし、赤ちゃんとしてはどうしても蒼くんに触りたい気持ちが諦めきれません。赤ちゃんの手を押さえようとする蒼くんの手を、きゅっと握ってしまいました。
ところが、この時の蒼くんは赤ちゃんのそばにはいたいものの、触られたくない気分が強い様子。
握られている手を持ち上げて赤ちゃんの手を外すと、そのまま前足と後ろ足の両方を使って、赤ちゃんの手を自分から遠ざけました。
決して噛んだりパンチしたりせず、あくまで赤ちゃんを傷つけない方法のみで抗議する蒼くんの優しさ。
一方の赤ちゃんは、そんな蒼くんの気持ちをよそに、手をぐっと伸ばしてみたり、何で触れないんだろうと蒼くんの方を見て不思議そうにしてみたりと、まだ諦める気はないようです。
そんな赤ちゃんに対し、蒼くんはギリギリ手が届かない範囲まで体をひねり、上手に避けていました。
それでも、すぐそばにいるからには、赤ちゃんの手が届きそうな瞬間がどうしても出てきます。蒼くんはそんな時、前足と後ろ足で赤ちゃんの手をひたすら優しく押し返し、攻防戦に勝利したのでした。
こっそり触る赤ちゃんから逃れる
蒼くんが背中を向けて眠り始めると、赤ちゃんにとっては目の前のモフモフが触り放題です。手を伸ばすとすぐに触ることができるモフモフを、赤ちゃんは逃しません。
はじめのうちこそ軽くタッチしたりする程度だったのですが、蒼くんの長い毛がちょうど掴みやすかったのでしょう。ついうっかり、蒼くんの毛をぎゅっと引っ張ってしまいました。
これには蒼くんも痛みを感じたのか、くるりと赤ちゃんの方を振り向いて、「痛いよ!」と抗議します。
一瞬、毛を握る赤ちゃんの手に顔を寄せた蒼くんですが、噛んではいけないことをわかっているかのように、すぐに前足で赤ちゃんの手を押さえるだけに留めました。
再び毛を掴もうとする赤ちゃんには、引っ張られる前にそっと手で押し返して、上手に外しています。
赤ちゃんに対する蒼くんの優しく、けれども確実な対処の仕方には、見守っていた飼い主さんも感心しきりだったようです。
猫と赤ちゃんの静かな攻防戦を映したこちらの投稿には、『おててとおててが可愛い』『赤ちゃん「うわあぁモフりたい!」ねこ「我慢しなさい。」みたいな感じがええなぁ』『触られたくない。でも離れはしない。可愛いオブ可愛い』といった絶賛のコメントがたくさん集まりました。
蒼くんと、長女・次女さんの赤ちゃん時代の触れ合いは、他にもたくさん投稿されています。ぜひ可愛い光景をチェックしてみてくださいね。
蒼くん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!