「ねこ歩き」とは
「ねこ歩き」とは、動物写真家の岩合光昭さんが40年に渡り行っている、猫を題材にした写真企画です。ＴＶ・写真展・写真集など、様々な形で活動を展開しています。
「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る！」そう語る動物写真家の岩合光昭さんは、ねこ歩きという言葉の通り日本全国に留まらず、世界中のねこを追い求め旅している写真家さんです。
世界中を訪れ、人と寄り添い生きる猫を撮り続けて40年。「ネコの動きを見ればヒトの動きも見えてくる。」と語る岩合さんの言葉通り、人とネコは万国共通で密接な関係を築いていることが写真から伝わってきます。
NHKで放映された「世界ネコ歩き」
「世界ネコ歩き」は初めは特番だった
世界中のネコを撮影している岩合光昭さんが、ネコの目線で街角のネコを撮影するドキュメンタリー「世界ネコ歩き」は、NHKのBSプレミアム特集として3夜連続の特番で放送されたのですが、そのあまりの人気に2013年にBSプレミアムとして月１回のレギュラー化。
その人気はさらに加速し、2017年現在は毎週金曜日夜10時(最終週は別番組)と、毎週水曜日朝6時に放送される超人気番組となっています。「ネコと一体になって撮影する」という事が念頭にあるためか、数々の素晴しい奇跡のような映像を見ることが出来るのも、人気番組となった要因の１つでしょう。
「世界ネコ歩き」の内容は？
岩合さんが撮影した、世界の街角のネコ達や、世界中の人とネコの触合い、何気ないネコの1場面、岩合さんのネコを撮影する姿などを見ることが出来ます。その映像の中に映るネコの愛らしさ、人とネコの暖かさを見ることが出来るのはもちろんですが、世界中の知らない国、知らない土地、知らない景色を見ることができるのも魅力の１つです。
「世界ネコ歩き」に釘付けになる猫が続出
「世界ネコ歩き」を楽しんでいるのは人だけではありません。放送が始まると飛んで来て、テレビの前に陣取るネコが続出しているそうです。世界中のネコに興味があるのか？岩合さんの猫愛に反応しているのか？何が彼等を引き付けているのかは謎ですが、岩合さんが産み出す写真や映像は人だけではなく、ネコをも惹き付ける魅力を持っているということです。
「世界ネコ歩き」が映画化！
番組の人気は止めることができず遂に映画化しました。ファンの間で人気の高い《津軽の四季》より“コトラとその家族”を岩合さんが１年以上をかけて撮影した映像と、世界６か国の岩合さんお気に入りの映像がスクリーンの大画面で見ることが出来ます。2017.10.21より公開されています。青森県・津軽の大地でたくましく成長する子猫の姿、猫の愛くるしさを是非劇場で！
ちなみに岩合さんはネコの撮影だけではなく、ホッキョクグマやライオンなどのワイルドな動物達を撮影されていて、世界中から高い評価をされている動物写真家です。そんな方が、街角のネコを撮影して全国に発信しているというのも魅力の１つだったりします。放送予定は公式サイトで見ることが出来ます。まだ見たことがないネコ好きさんは是非見てください。
http://www4.nhk.or.jp/nekoaruki/
↑【岩合光昭の世界ネコ歩き】公式サイト
http://nekoaruki-movie.com
↑【岩合光昭の世界ネコ歩き～͡コトラ家族と世界のいいコたち】公式サイト
写真展「ねこ歩き」について
世界で活躍する動物写真家、岩合 光昭さんが撮り続けたネコ達の写真を直に見ることができる写真展「ねこ歩き」が、その人気が故に全国各地で開催されています。写真展「ねこ歩き」の構成は3章。「世界のネコ」「日本のネコ」「岩合家のネコ」と、どれも魅力的な内容となっています。
「世界を歩く」
岩合さんが近年訪れた国の、ネコ達の写真です。2012-2013に撮影された写真を中心に展示され、その国はギリシャ、イタリア、モロッコ、アメリカ、キューバで出会った「世界ネコ歩き」の猫達です。
「日本を歩く」
日本47都道府県のネコ達と出会う旅をした岩合さん。その旅は10年間続き、旅の中で出会った、様々なネコの、様々な表情を見ることが出来ます。ネコファンの中では有名な「ネコの聖地」や、日本の四季を背景に撮られたノラネコの写真は必見です。
「わが家のネコたち」
岩合さんのご自宅で飼われているネコ達の写真です。とても強烈なキャラクターを持っているネコ達に、街角のネコ達とはまた違った写真を楽しむことが出来ます。
ネコの姿に頬が弛みっぱなしになります。写真を見ていると暖かくなる他、胸の中から込み上げる感情に自然と涙が込み上げてきます。そんな魅力的な写真展「ねこ歩き」は、不定期ではありますが全国各地で開催されます。お近くで開催される時は是非訪れてください。
http://www.nekoaruki.jp
↑「ねこ歩き」公式サイト
写真集「ねこ歩き」について
写真展になかなか行けない、開催されるまで待てない！そんな方は写真集「ねこ歩き」をおすすめします。写真展と同じく3章に分かれたこちらは、全部で140点もの写真が収められています。自由気ままにネコと触れ合う旅、ねこ歩きの世界にどっぷりと浸かれる珠玉の1冊。特に疲れた時にページを開くと本当に癒されます。そして何故か涙が溢れてしまう、そんな不思議な魅力を放つ「ねこ歩き」を、ぜひお手元に置いてください。
写真集「ねこ歩き」Amazonからのご購入はこちら↓
まとめ
まだまだ紹介したりない程魅力的な岩合光昭さんの「ねこ歩き」。テレビや写真展、写真集もとても楽しく、心を暖かい気持ちで満たしてくれる光景ばかりです。ネコ好きだけではなく、ネコになんとなく興味がある人にもおすすめしたいです。
貴方も街角で出会ったネコにカメラを向けてみてはいかがでしょう。そこに写し出されるのは、自分が知っているはずなのにいつもと違う景色が広がっているかも知れませんよ？これから先もネコを撮り続けるであろう岩合さんの、今後の作品が楽しみですね。
40代 女性 かな
世界中の猫ちゃんの自然な姿を撮ってらっしゃいますね。様々な猫ちゃんの自然な表情を見ることができて、楽しみで仕方がないです。
写真集のほとんどを、手に入れました。家族で楽しんでいます。これからの作品にも期待しています。
30代 女性 はなこ
私はずっと、岩合さんの作品が大好きで写真集も購入しました。世界の猫ちゃんの自然な姿にいつも感心します。どうやったら、あんなに自然に猫ちゃんを撮れるのだろう？と興味が湧きます。色んな国の猫ちゃんが様々な仕草をしていたり岩合さんにすり寄っていたりしますよね。猫ちゃんの言葉は万国共通なのか、日本の猫ちゃんとかわりなく鳴きますよね。
なつきかたも、一緒なのでしょうか。岩合さんが猫ちゃんに話す言葉は同じように思えます。
目で話しているようにも思えます。
猫ちゃんは、警戒することなく岩合さんに写真を撮られていて、お腹を見せていたりもします。
素敵な作品がたくさんあって、私は岩合さんの作品にこれからも期待しているのです。