※『命は尊い!ギタリストと子猫の愛溢れる4日間に涙腺崩壊【前編】』の続きです
保護猫3日目:溢れる愛情
ついに里親さん決定!
額の『M』のマークと弾丸のようなダッシュから、お身内やお仕事仲間から「マグナム」と呼ばれるようになった子猫ちゃん。
この日はすっかり懐いたマグナムと一緒にお仕事へ。子猫を独りぼっちにはさせられません。
仕事に行く為に車に棺桶ギターケース、そして猫。
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
ギターケースの指定席が奪われてしまったな!
30分程度我慢してくれ。
だが本当に不思議な光景だぜ!(笑)#保護猫 #捨て猫 pic.twitter.com/guT6U7pB0M
そしてついに里親さんが決定。里親さんはご夫婦揃って経験豊富な愛猫家、必ず幸せにしてくれるはずと確信する威鎖さん。お渡しはなんと翌日!何も知らないマグナムは箱の中から安心しきったお顔で見上げてきます。
先程里親さんと直接お話しをして、明日この子を託す事になりました。
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
ご夫婦揃って愛猫家であり、俺より圧倒的に経験豊富な方なので、必ず幸せにしてくれるはず。良かったな!! pic.twitter.com/3yqZzFmjd3
この瞬間を心に刻みたい
明日はお別れ。威鎖さんはたくさんの記録を残し始めます。
安堵、この瞬間を大切にしたい、可愛い姿を忘れない等々切ない思いが伝わってきます。
元気な様子が嬉しくて、ずっと見ていたくて、キュンキュンします…
ギタリストと保護猫生活3日目
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
元気です。キュンキュンします。 pic.twitter.com/qkWNDWG9lc
生活はすっかりマグナム中心に
まだマグナムと3日しか一緒にいないのに、すっかりマグナム中心の生活へ。マグナムの昼食を買ったら自分の昼食を買い忘れてしまうなんて!
ギタリストと保護猫生活3日目
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
この子の昼食は買った、だが自分の食事を買い忘れた…。
生活がこの子中心になってしまったな(笑) pic.twitter.com/pgACOyMSz2
猫との暮らしの素晴らしさに気づいてしまった威鎖さん。小さな命の重みと尊さを改めて感じた3日目でした。一緒に過ごす最後の夜をしっかり心に刻みます。
…俺、この子を里親さんに託したら、猫が欲しくなってしまうかも知れない(笑)
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
今まで犬や猫には興味が無かったのにな。
小さな命の重さと尊さを改めて思い知ったぜ!
さぁ、仕事に戻るが良い子にしていてくれ。 pic.twitter.com/5I2nUFYeKK
保護猫:4日目:お別れ
最後のドライブを楽しもう
いよいよ里親さんの元へ。お約束の場所まで車で向かいます。革の助手席はマグナムの指定席。でも、このお席に乗れるのも今日が最後。
ギタリストと保護猫生活 別れ
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
さぁ、マグナム!
助手席の指定席は今日までだぜ!
お渡しする約束の地へ向かう! pic.twitter.com/c3bc73pZ0a
しかし…何かを感じているのか急におとなしくなってしまいます。
…何で急に大人しくなるのさ。
— 威鎖 (@painofcalamity) September 21, 2020
「またお仕事に一緒に行くのかニャ?」何はともあれ大好きな威鎖さんの助手席で嬉しそうなマグナム。
ギタリストと保護猫生活 別れ
— 威鎖 (@painofcalamity) September 22, 2020
そんなに助手席が良いのか…。
誇らしい顔しやがって(笑) pic.twitter.com/sRX6u67YfZ
動かそうとするとシャーっと怒るマグナム。
「ずっとずっと威鎖さんのそばにいたいニャ」
ギタリストと保護猫生活 別れ
— 威鎖 (@painofcalamity) September 22, 2020
落ち着く場所なんだな。
動かそうとしたら威嚇された。 pic.twitter.com/uqMsVxgpAJ
里親さんの元へ向かうドライブは一緒に過ごす最後の時間。帰りはこの助手席にマグナムはもういません。そして無事に里親さんにマグナムを託し幸せを願います。
ギタリストと保護猫生活 完結へ
— 威鎖 (@painofcalamity) September 22, 2020
…先程、無事にマグナムを託して来ました。これからマグナムは埼玉県秩父市の自然に囲まれ、幸せな人生を歩みます。
今まで動物に興味が無く、猫に対して無知だった自分がマグナムと数日間無事に暮らせたのは、皆様のご協力のおかげです。本当に本当にありがとう! pic.twitter.com/0sJm59AkVf
いなくなってわかった寂しさと幸せな4日間
マグナムを託し静かになった助手席。そして帰宅、もうどこからもニャアと鳴き声がしない静かな部屋。改めて思いを馳せマグナムとの4日間はとても幸せな時間だったと気づきます。
突然の出会い、小さな命を助ける決心、子猫の可愛さ、飼い主としての生涯の責任、命の尊さなど、たくさんの感情や思いが詰まった忘れらない4日間になりました。
マグナムを託し静かになった助手席。一人になり感じる寂しさ…
ギタリストと保護猫生活 完結へ
— 威鎖 (@painofcalamity) September 22, 2020
お世辞にも人が良さそうに見えない外見の俺の元に、突然舞い込んだ猫。
でもこれでニャーニャー騒いで足元ウロウロするのが居なくなって仕事がやり易く…いや、正直に言おう。…淋しくなったな。
さぁ、マグナム!早く記憶を上書きして幸せになれよ!!STAY METAL! pic.twitter.com/OzzR86IYZV
そして一人に戻った静か過ぎる夜に痛感した「幸せだった4日間」。
ギタリストと保護猫生活 その後
— 威鎖 (@painofcalamity) September 22, 2020
帰宅してシャワー後に仕事部屋である自室へ。
…そうか、夜はこんなにも静かだったのか。
今痛感した。俺は4日間幸せだったんだな。 pic.twitter.com/rPkxMIygbP
マグナムの幸せを心から願った威鎖さん。その願いがマグナムに届きますように。一方、マグナムも初めて味わった安堵や温かさが幸せだったに違いありません。威鎖さんの愛を魂に刻んで猫生を生きていくことでしょう。
威鎖さんはマグナムとの4日間をまとめた動画を制作されました。威鎖さんの素敵な音楽とマグナムへの愛にグっときます。
まとめ
犬猫に興味がなかったギタリストが1匹の子猫との出会いを通し変化していく愛に溢れた4日間のお話。正直な思いが綴られている数々のツイートに心打たれました。
子猫と一緒に過ごすうちに芽生える深い愛情、でも猫の一生に責任を持つということを真剣に考え大切な命を里親さんに託す選択をした威鎖さん。しかしいなくなって初めて気づくいろいろな感情や寂しさに涙がとまりません。
命拾いしたマグナムは、きっと心を愛で満たして新しい飼い主さんの元へ行ったことだと思います。威鎖さんのような愛に溢れた方に巡り合い、幸せになる猫さんが増えることを心から祈っております。
威鎖さん、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!