命は尊い!ギタリストと子猫の愛溢れる4日間に涙腺崩壊【後編】

命は尊い!ギタリストと子猫の愛溢れる4日間に涙腺崩壊【後編】

猫に興味がなかったギタリストが保護した子猫と過ごした4日間。後編では保護猫3日目からお別れまでのお話です。子猫の幸せを祈り保護主としての責任を果たした後に心を襲う感情とは?どうぞハンカチのご用意を!

『命は尊い!ギタリストと子猫の愛溢れる4日間に涙腺崩壊【前編】』の続きです

保護猫3日目:溢れる愛情

ついに里親さん決定!

額の『M』のマークと弾丸のようなダッシュから、お身内やお仕事仲間から「マグナム」と呼ばれるようになった子猫ちゃん。

この日はすっかり懐いたマグナムと一緒にお仕事へ。子猫を独りぼっちにはさせられません。

そしてついに里親さんが決定。里親さんはご夫婦揃って経験豊富な愛猫家、必ず幸せにしてくれるはずと確信する威鎖さん。お渡しはなんと翌日!何も知らないマグナムは箱の中から安心しきったお顔で見上げてきます。

この瞬間を心に刻みたい

明日はお別れ。威鎖さんはたくさんの記録を残し始めます。

安堵、この瞬間を大切にしたい、可愛い姿を忘れない等々切ない思いが伝わってきます。

元気な様子が嬉しくて、ずっと見ていたくて、キュンキュンします…

生活はすっかりマグナム中心に

まだマグナムと3日しか一緒にいないのに、すっかりマグナム中心の生活へ。マグナムの昼食を買ったら自分の昼食を買い忘れてしまうなんて!

猫との暮らしの素晴らしさに気づいてしまった威鎖さん。小さな命の重みと尊さを改めて感じた3日目でした。一緒に過ごす最後の夜をしっかり心に刻みます。

保護猫:4日目:お別れ

最後のドライブを楽しもう

いよいよ里親さんの元へ。お約束の場所まで車で向かいます。革の助手席はマグナムの指定席。でも、このお席に乗れるのも今日が最後。

しかし…何かを感じているのか急におとなしくなってしまいます。

「またお仕事に一緒に行くのかニャ?」何はともあれ大好きな威鎖さんの助手席で嬉しそうなマグナム。

動かそうとするとシャーっと怒るマグナム。

「ずっとずっと威鎖さんのそばにいたいニャ」

里親さんの元へ向かうドライブは一緒に過ごす最後の時間。帰りはこの助手席にマグナムはもういません。そして無事に里親さんにマグナムを託し幸せを願います。

いなくなってわかった寂しさと幸せな4日間

マグナムを託し静かになった助手席。そして帰宅、もうどこからもニャアと鳴き声がしない静かな部屋。改めて思いを馳せマグナムとの4日間はとても幸せな時間だったと気づきます。

突然の出会い、小さな命を助ける決心、子猫の可愛さ、飼い主としての生涯の責任、命の尊さなど、たくさんの感情や思いが詰まった忘れらない4日間になりました。

マグナムを託し静かになった助手席。一人になり感じる寂しさ…

そして一人に戻った静か過ぎる夜に痛感した「幸せだった4日間」。

マグナムの幸せを心から願った威鎖さん。その願いがマグナムに届きますように。一方、マグナムも初めて味わった安堵や温かさが幸せだったに違いありません。威鎖さんの愛を魂に刻んで猫生を生きていくことでしょう。

威鎖さんはマグナムとの4日間をまとめた動画を制作されました。威鎖さんの素敵な音楽とマグナムへの愛にグっときます。

まとめ

犬猫に興味がなかったギタリストが1匹の子猫との出会いを通し変化していく愛に溢れた4日間のお話。正直な思いが綴られている数々のツイートに心打たれました。

子猫と一緒に過ごすうちに芽生える深い愛情、でも猫の一生に責任を持つということを真剣に考え大切な命を里親さんに託す選択をした威鎖さん。しかしいなくなって初めて気づくいろいろな感情や寂しさに涙がとまりません。

命拾いしたマグナムは、きっと心を愛で満たして新しい飼い主さんの元へ行ったことだと思います。威鎖さんのような愛に溢れた方に巡り合い、幸せになる猫さんが増えることを心から祈っております。


威鎖さん、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!

スポンサーリンク