「お兄ちゃんだから…」と遠慮する猫の気づいてアピールが健気と話題!

「お兄ちゃんだから…」と遠慮する猫の気づいてアピールが健気と話題!

お兄ちゃんになって誇らしいけど、いつもママを独占する赤ちゃんにちょっぴり嫉妬。猫界も同じです!そんな猫ちゃんの生い立ちやママさんとの絆の強さ、イクメンぶりをご紹介させて頂きます。

ママさんこっち見て!甘えたい気持ちを控えめにアピールする健気な黒猫

次は僕の番ね!順番待ちがさりげなくわざとらしくてキュンとする

お顔を半分出してまん丸お目目の可愛らしいこちらの黒猫のティチャラ君。

「家政婦は見た」や星飛雄馬の「あきこ姉さん」のような雰囲気を漂わせていますが…チラ、チラっとお顔を半分だけ出してさりげなさを装いつつ、視線は熱く態度は控えめです。

ティチャラ君は健気に順番待ち。お子さんの寝かしつけをしていた飼い主さんに「僕ここでさっきから待ってるニャ」と遠慮がちなアピールからは、ママさんが大好きな思いが溢れています♡

僕にも憧れの「たかいたかい」を

1歳のお子様を『たかいたかい』していた飼い主さんは、この日もティチャラ君の視線にふと気づきます。

試しにティチャラ君に『たかいたかい』を実施したところ、悪くない、いやとても嬉しかったご様子でゴロゴロとご満悦。

とっても可愛い弟だけれど、いつも大好きなママさんを独占していていいニャと羨ましかったティチャラ君。猫さんも人間も同じで下の子ができた上の子の気持ち、切ないですね。

ちょっと失礼!センターは僕ニャよ

赤ちゃんにママさんを譲ってあげる心優しいティチャラ君ですが、「こうしちゃいられない!」と浮足立ってしまうことも。

お子さんに添い寝していた飼い主さんのまわりをウロウロしたかと思ったら、その間に割り込んできて川の字のセンターポジションをゲットし、ちゃっかり添い寝に参加します。

「ずるいニャよ、僕だってくっつきたい」とティチャラ君の気持ちがいじらしいですね。

生きることが使命!消えかけていた命に起こった奇跡

道端で冷たくなっていた瀕死の子猫

飼い主さんとティチャラ君との出会いは2018年4月19日。

深夜の道端に、まだ乾いていないへその緒が付いた生まれたての子猫が!辺りに母猫はおらず拾い上げてみると、冷蔵庫に入っていたかのような冷たさにはっとしました。

保護した飼い主さんは、深夜のコンビニを数件まわって子猫用の粉ミルクを探しますがあいにく購入できず。調整豆乳を少し薄めて代用したり、身体を暖めました。

出会いは必然、飼い主さんは命の恩人

奇跡的に生き延びた子猫は翌日を迎えられました。

飼い主さんはホームセンターで哺乳瓶やらグッズを一式揃えます。しかし最初は哺乳瓶では飲めずカテーテル給餌でなんとか命を繋ぐことに。

3日目以降は哺乳瓶から少しずつ飲めるようになり!5日目にはお腹がすくと鳴き、手を近づけるとくっつくようになりました。

献身的な飼い主さんの対応で危機を乗り越えたティチャラ君、きっと飼い主さんとのご縁は生まれる前から決まっていたのでしょう。

ティチャラ君の猫生は、強い絆で結ばれたと飼い主さんと共に…

17日目にはついに無事お目目が開きました!

育児の戦力!心優しいイクメン猫はご家族の人望も厚い

いくらあやしても泣き止まない赤ちゃん

時に大人達も途方にくれますが、そんな時の最終兵器がイクメン猫のティチャラ君。あらら不思議!ぴたっと泣き止みました!

眠くてもお子様の真剣な眼差しに付き合ってあげる

心優しいティチャラ君。頭に置かれた積み木が落ちないようにバランスとるニャよ。

おやつ初挑戦のお子様につきあうティチャラ君と同居猫さん

「どうぞ」と差し出された小さな可愛いお手手を噛まないようにそ~っと貰うオトナな猫さん達の愛が染みます。

まとめ

ママさんが大好きで甘えたい気持ちを遠慮がちなアピールにしている可愛いティチャラ君は、お子様思いの優しいニャンコでした。赤ちゃんが産まれてお兄ちゃんになって誇らしい反面、時にはママさんを取られてしまったような寂しさや嫉妬も感じてしまうティチャラ君。まだへその緒がついている生まれたての頃から飼い主さんの元でミルクを飲ませて貰ったりたくさんお世話をしてもらったので、本当のママさんだと思っているのかもしれませんね。

瀕死から奇跡的に命が繋がり飼い主さんの元で幸せな猫生を送ることになったのは、きっと意味があることなのでしょう。

飼い主さんから注がれた溢れる愛情を受け大きくなったティチャラ君は、今度はお兄ちゃん猫になり飼い主さんのお子様を大切に守っているようで、心が温かくなりました。

これからもティチャラ君の幸せがご家族と共にずっとずっと続きますように、お祈りしています。

※この記事内の投稿や画像は、投稿者の許諾を得て掲載しています。


仔猫を拾ったのでさん、お子様、ティチャラ君、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!

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