生まれたばかりの3匹の子猫
犬の散歩をしていた女性が、コンビニの駐車場の植え込みで、今にも凍りつきそうなくらい冷え切った生まれたばかりの3匹の子猫を見つけました。
猫の保護活動をしているニッキーさんは、電話をもらうとすぐさま駆けつけました。
ニッキーさんはその駐車場で、3匹を車内の温風吹き出し口に近づけて温めました。
生まれて一日
生まれたばかりの子猫たちは、生き延びることができるかどうか大変危険な状態でしたが、当面ニッキーさんのお宅で保護されることになりました。
3匹は、ベーグル、パンケーキ、スパッドと名付けられました。
チューブでミルクを
その中でも、ベーグルはミルクも飲まず、とても危険な状態でした。
ニッキーさんとご主人は、ベーグルにチューブを使ってミルクを与え、様子を見ることにしました。
そして数日後、懸命な介護の甲斐あって、ベーグルは哺乳瓶でミルクが飲めるまでに回復。
3匹のマイルストーン
ニッキーさんは、ベーグルが危険な状態を脱した時に、成長の節目はとても重要なことだと痛感し、3匹の成長の節目節目をお祝いすることにしました。
目が開いた日、体重が増えた日、毛繕いを始めた日…。
救助された時には成長できるかどうかわからない状態だった子猫たちが、ここまで成長するまでの1つ1つの奇跡をお祝いしたのです。
新しい家族へ
腕白なスパッド、甘えん坊のパンケーキ、やんちゃなベーグル。
みんな里親さんが見つかりました。
一番ケアが必要だった、あのベーグルは、Jackson Galaxy's Cat Campという猫ちゃんのイベント会場で里親さんに引き渡されました。
最後に
母猫の愛情を知る機会を奪われ、寒空の下に捨てられた3匹の子猫。
ラッキーなことに、親切な人に発見され、引き継いだニッキーさんの懸命な介護によって成長し、新しい家族のもとへと巣立って行きました。
かけがえのない大切な命が助かってよかったですね。
もう凍える思いをすることもなく、飼い主さんの膝の上で幸せに暮らして行けることでしょう。