生まれたての子猫を排気ダクトから救助
インドのAnimal Aid Unlimitedが、レストランから“排気ダクト内で子猫が鳴き続けている”との救助要請を受け、駆け付けました。
レストランの排気ダクトから聞こえる鳴き声
従業員によると、猫はすでに2日間鳴き続けていました。母猫が戻ってこないのです。
母猫は戻らず、子猫の安否も不明
何匹かはもう助からないかもしれないと思いながらも、レストランの従業員は救助を要請しました。
子猫の姿が見えない
一刻も早くとの思いで、救助隊員はライトを手に、すぐにダクト内をのぞき込みますが、子猫の姿を見つける事が出来ません。
奥の方から聞こえる鳴き声
鳴き声は奥の方から聞こえてきます。
聞こえる、間違いなくいる、排気ダクトを切断するしかない。
迷う事なく救助するための判断を下していきます。
排気ダクトを切除します
工具を使い排気ダクトを切断していきます。子猫の救出のために作業が続きます。
子猫の姿が見えました
想像していた以上に小さな子猫達が救助されていきます。
子猫達は保護されました
救助された5匹のうち2匹は低体温状態でした。
保護された子猫達は車で保護施設に移動します。
子猫にミルクを与えます
母猫はいませんが、「絶対に助ける」その思いで救助隊員は子猫にミルクを与えます。
がんばれ、早く元気になってと心の中の声がそう聞こえてきそうです。
必死の手当で元気に
インドでは、一部の宗教でネズミは神とされています。そのため猫は神の敵と思われ、あまり多くはいません。なので、路上に戻してもあまりいい扱いをうける事はなく、そうした動物や病気で治る見込みのない動物をAnimal Aid Unlimited内で保護し続けています。
これらの費用と保護活動には月額45,000ドルの費用がかかっているそうです。
そうした彼らの地道な活動は、インドの人達の心を動かし、今は動物を保護する心を皆が持ち始めているそうです。私達も命の大切さを再度認識させられますね。
5匹の子猫達は以前とは別の子猫のように元気いっぱいになりました。走ったり、じゃれて遊んだりしている可愛い子猫のようすは、ぜひ動画で確認してみてください!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Aid Unlimited, India