マヌルネコがいる動物園
モコモコとしてずんぐりむっくりの体が特徴のマヌルネコ。マヌルとは、モンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味を持ちます。現在、マヌルネコを飼育している動物園は5ヵ所しかありません。(2018年3月現在)
- 神戸市立王子動物園(兵庫県神戸市)
- 東山動植物園(愛知県名古屋市)
- 上野動物園(東京都台東区)
- 那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)
- 埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)
1.神戸市立王子動物園にいるマヌルネコ
ペッキー(メス)
イーリス(オス)
2.東山動植物園にいるマヌルネコ
ハニー(メス)
レフ(オス)
3.上野動物園にいるマヌルネコ
ナイマ(オス)
ユス(メス)
ドロー(オス)
4.那須どうぶつ王国にいるマヌルネコ
ポリー(メス)
ボル(オス)
5.埼玉県こども動物自然公園にいるマヌルネコ
マヌルネコの赤ちゃん誕生!先月の4月20日に「シャル」が5頭の赤ちゃんを出産しました。まだ巣箱から出てきていないので日々の詳細はわかりませんが、写真は5月5日に初めて巣箱内を確認したときの写真です。まだ公開はできませんがあたたかく見守ってください。
埼玉県こども動物自然公園さんの投稿 2017年5月19日金曜日
イーリス(王子動物園に引っ越し済み)
グルーシャ
ロータス
オリーヴァ
プリームラ
上記は、2017年4月20日にロシアの動物園からお婿さんにきたマヌルネコのレフと、シャルの間に生まれた、5頭のマヌルネコの赤ちゃん達のお名前です。これらの名前は、それぞれロシア語で花の名前を表しており、梨、蓮、オリーブ、あやめ、桜草という意味が込められているそうです。5頭の子宝を残してくれたお母さんマヌルネコのシャルは、2017年7月にわずか3歳にして虹の橋を渡りました。
現在、日本でマヌルネコに会える動物園は、以上の5園しかありません。是非、マヌルネコに会いに行ってみて下さいね♪
マヌルネコの特徴
それでは、改めてマヌルネコとはどんな動物なのかをご紹介します。
マヌルネコは、食肉目ネコ科の動物で、別名モウコヤマネコ、学名は「Felis manul」といいます。マヌルネコは高地に生息する事が多い為、その体は長い毛が密集しており、ずんぐりと大きく見えます。
マヌルネコの大きさは、体長50cm-65cm、体重2.5-5.0kgと、一般的な猫よりも少し大きいくらいでしょうか。野生のマヌルネコはリス等の小さなげっ歯類や、鳥を捕食して生活しています。夜行性である事や、顔を洗う等の仕草も猫そっくりなのですが、猫とマヌルネコで大きく違うところと言えば、マヌルネコは瞳孔が縦長にならず、明るいところでも丸いままであることです。
また、マヌルネコは雑菌の少ない高地に生息していた事から、免疫力が非常に低く、平均寿命は10年程とされています。準絶滅危惧種にも分類されており、飼育も非常に難しく、繁殖に関しては近親交配を避ける為に、世界各地の動物園が連携し、人工繁殖にも力を入れています。
実際に、ロシアからお迎えしたマヌルネコとの繁殖が埼玉の動物園にて成功し、5頭のちびマヌルネコが誕生していますし、同年に日本からアメリカへお嫁、お婿へいったマヌルネコ達も、それぞれ5頭ずつの子宝に恵まれています。また、2016年にはシベリア山間部に、野生のマヌルネコ保護地域も誕生しており、まだまだ謎の多いマヌルネコについて、研究も進められるようです。
動物園にいるマヌルネコ
それでは、動物園でのマヌルネコ達の様子をご紹介します♪
こちらは、神戸市立王子動物園で撮影されている事から、ペッキーちゃんでしょうか♪日向ぼっこする様子は、猫そのものですね!
こちらは、上野動物園で暮らすユスちゃんの様子を捉えています!ソワソワしながら、ご飯を待つ様子はとっても可愛いですね♪
5頭の子宝を残してくれた、埼玉県こども動物自然公園のレフとシャルの様子です。
そして生まれたちびマヌルネコたち、じゃれる姿はまさに子猫のよう!
マヌルネコの赤ちゃんたち 埼玉県こども自然動物公園 Felis manul
他にも、たくさんマヌルネコの動画がアップされていますので、是非チェックしてみてくださいね♪
まとめ
マヌルネコがいる動物園は、自宅の近くにありましたか?近ければもちろん、動物園が遠くてもかわいいマヌルネコへ会いに足を伸ばしてみる価値はありそうですね♪私は、以前動物園でマヌルネコを見かけた事があったのですが、今回マヌルネコについて調べてみると、改めてもう一度会いたくなってしまいました。マヌルネコの赤ちゃんに会える埼玉県こども動物自然公園にも、是非行ってみたいと思います♪
40代 女性 ママにゃん師走
埼玉県こども動物自然公園の動画では、子猫なのに精悍な顔立ちが野生を表現しているなと思いました。大きくなると頭の上の柄は薄くなっていくようです。
独特の印象的な顔立ちが特徴なのは、額が高く(厳密には目が高い位置にある)耳が低い位置にあるためです。このように目が高いのは、一説によると身を隠す所のない平坦なステップ砂漠で大きな岩陰に身を潜め、岩の上から目だけを出して獲物を見つけるのに適していたとの事です。住んでいる所もバイカル湖周辺やゴビ砂漠、ヒマラヤ地方などの寒冷で乾燥した地域で、岩の割れ目や岩穴、他の動物の掘った穴などに住みついたそうです。
小さな頃自分で初めて購入した本が、「ヤマネコのきょうだい」という題名でした。野生の喜怒哀楽が表現されている内容で何度も読み直した記憶があります。
私も、動物園へマヌルネコに会いに行ってみたくなりました!
女性 匿名
餌を待ってソワソワしているマヌルネコなんてまるで我が家の愛猫と同じ様子ですね!うちの愛猫もあんな感じでソワソワと動き回っています。
マヌルネコは準絶滅危惧種ということで、どうにか繁殖が成功して数がたくさん増えてくれることを祈ります。そしたらもっと多くの場所でマヌルネコと触れ合うことができるかもしれませんね♪
40代 女性 かなこ
猫ちゃんよりも、大きそうですが賢いのかもしれませんね。
王子動物園にはよく行きましたが、マヌルネコをしっかりと見ていませんでした。
友人が先日、王子動物園に行ったときにマヌルネコがとても、可愛かったと言っていました。
今度行ったときには、しっかりと見てきたいと思います。
40代 女性 しまこ
とても、可愛いですがずんぐりむっくりで猫とはかけ離れているなと思いました。
ですが、人が好きで手を軽く振ると寄ってきてくれました。顔も猿ににたような顔でしたがやはり猫っぽいほうが勝っている顔立ちなので、愛着がわきました。何でも食べるそうですが特に、果物が大好きなのだそうですよ。
見ていると、とてもよく動き回りますので驚きました!たくさん食べても、運動が足りていてバランスがいいなと思いました。
また、マヌルネコに会いに行きたいなと思っています。
40代 女性 マイメロ
同じ動きを繰り返していて、イエネコとはやっぱり違うのか、マヌルネコでもじゃれたりするのかとても興味があります。
また、違うところのマヌルネコを見に行きたいと思っています。
50代以上 女性 匿名
女性 匿名
那須どうぶつ王国で生まれた兄弟が今年お引越ししましたよ。