ミヌエットの性格
- 優しい
- 好奇心旺盛
- かなり活発
- 人や他のペットにも友好的
ミヌエットは、ペルシャの優しさとマンチカンの好奇心旺盛さを、合わせ持っています。うるうるとした大きな目は無邪気で、たとえイタズラをしたとしても、思わず許してしまいそうです。
ミヌエットは探検も好きなので、色々な所をほじったり、何かを追いかけて走り回ったりします。マンチカンの血が入っていますから、とても素早く、コーナリングもうまくこなす俊敏さがあります。子猫の頃はかなり活発なので、運動不足や飽きがこないよう、適切なおもちゃや、適度な高さのキャットタワーなどを用意してあげましょう!
人や他のペットにも友好的なので、すぐに仲良くなれる場合が多いでしょう。たくさん遊んでコミュニケーションを取ると、より深い信頼関係を築くことができます。お留守番もOK!猫にありがちな頑固さや気の強さもあまりないので、しつけし易く飼いやすい猫と言えるでしょう。
ミヌエットの特徴
ミヌエットは、ペルシャとマンチカンを掛け合わせ、人の手により作出されたまだ新しい猫種です。そのぬいぐるみのような愛らしい顔と、マンチカンの大きな特徴である短い足が、人気を呼んでいます。
被毛は短毛、長毛両方あり、毛色も様々です。短足でなく、通常の足の長さを持つ子もいますが、どちらにしてもその可愛らしさに差はありません。
ミヌエットは体重が2〜4kgの比較的小柄なタイプの猫種です。骨格はしっかりとしており、首も太く、顔は丸顔です。耳の先端は丸くなっています。鼻はペルシャよりは高く、それがこの猫種の条件ともなっています。
鼻が低い、いわゆる鼻ペチャ猫に多い、呼吸器系の疾患を防ぐ為です。全体的にコロッとまるっとしていて、尚且つペルシャの気品を持った、他にはない猫種です!
ミヌエットの値段とお迎え方法
- 短足のミヌエットの値段は40万~60万円
- 長足のミヌエットの値段は10万円程
ミヌエットは前述したように希少種ですから、一般的なペットショップよりも、ブリーダーを当たってみた方が、手に入る可能性が高そうです。
ミヌエットの値段は、月齢が低いほど高くなる傾向にありますが、短足の子で40万~60万円、長足の子は10万円代と、とても分かりやすい価格差がついています。
ミヌエットやマンチカンなど、複数種の繁殖を行なっているブリーダーが多いです。ネット検索すると何軒か出てきますから、1度調べてみては、いかがでしょうか?運命の出会いが、待っているかもしれません。
尚、購入を考える際は、必ず見学に行ってからにしてください。ブリーダーはペットショップと違い、見学の際は事前に予約が必要な所がほとんどです。ブリーダーのサイトに記載されている注意事項などを良く読んでから、問い合わせを行なってくださいね!
ミヌエットの飼い方
コミュニケーションを取る事
ミヌエットは甘えん坊な子が多いので、たくさんコミュニケーションを取ってあげると喜びます。ただ、自分からちょっかいを出すのは良いけれど、人や他のペットから構われるのは、気分が乗らない時は嫌がる、という猫らしさも持っています。ミヌエットの様子を見つつ、接してあげると良いでしょう。
被毛のお手入れは念入りに!
ふわふわの被毛は、まめにブラッシングをすると、もつれや毛玉などを防ぐことができます。特に長毛の場合は必須です。
肥満・運動不足に注意
ミヌエットは運動不足や食べ過ぎ、ストレスを予防することが長生きの秘訣です。
病気に気をつける
- 流涙症
- 心筋症
- 腎臓嚢胞
ミヌエットは基本的にはかかりやすい病気はありませんが、鼻ペチャ傾向があるので、流涙症には気をつけてあげましょう。ブラッシングと共に、目の周りもキレイに拭き取ると良いですね!
可能性がある遺伝性疾患には、心筋症や腎臓嚢胞が挙げられます。親猫がこれらの病気を持っていないかを確認しましょう。もし、迎えたミヌエットが息苦しそうにしていたり、多飲多尿の症状が出たりしたら、早めに動物病院へ連れて行ってくださいね。
ミヌエットの歴史
1996年に、バセットハウンドのブリーダーだったジョースミス氏が、ペルシャとマンチカンの交配を始めました。短足ではないマンチカンなどが大量に収容施設に送られる、という現実を知った彼は、スタンダードでなければ、短足だろうが長足だろうが、どちらでも良いのでは?と世間に訴えたかったのです。
長年研究を続けましたが、2008年にジョースミス氏は別のプロジェクトに移り、サムテート氏とマギーガーデナー氏が、ミヌエット作出を引き継ぎました。そして2011年9月、ついに正式な猫種として猫種血統登録団体のTICAに登録されたのです!更に、誰もが憧れる新猫種予選に2012年5月、出場のチャンスを得て、お披露目されました。
昨今、ミヌエットの知名度アップは眼を見張るものがあり人気も高まっているので、手に入れにくい希少種となっています。特に足の短いミヌエットは出生率が低い為、高値となることは避けられません。
以前は「ナポレオン」と言う名でしたが、フランス本国から固有名詞を使うことにクレームが入ったことで改名し、今の「ミヌエット」になりました。
まとめ
ミヌエットは人気猫種であるペルシャとマンチカンの掛け合わせなんて、反則ですよね?もう人気者になるの、必至じゃないですか!!短足と長足の価格差はエゲツないものがありますが、逆に言えば希少な猫種が、安く手に入るという魅力が長足にはあります。
性格や特徴は変わらず、ただ足の長さが違うだけなので、予算にあまり余裕がない、でもどうしてもミヌエットが飼いたい!という場合は、長足の子も、オススメです。是非、可愛いミヌエットと、夢のように幸せな暮らしを、楽しんでくださいね!
40代 女性 まかぶらあろたる
犬は子供の時から飼っていたので、種類にもある程度詳しいのですが、猫は3年前に子猫で拾ったいまの子が全く飼うのが初めてだということもあり、ほぼ種類に対する知識は皆無ですw
種類の名前は聞いたことありますが、顔や姿を見て種類を言い当てることは、まだ難しいですね。
前置き長かったですが(笑)
ミヌエットという種類は、初めて聞きました。最近人気がでてきているとのことですが、まだまだ一般にまで浸透するのは難しそうですね。
テレビなどで短足猫のかわいさを特集している番組を見たことがあります。たしかになんとも言えない可愛さがありました!猫といえば、すらりとシナを作ってスマートなイメージだったので、その足の短さがとてもアンバランスで、それがまたチャームポイントなんですよね。
まだまだ猫ブームは続きそうです。
ミヌエット人気も、これからジワジワと高まっていくかもしれません。ただ忘れてはいけないのは、どんな姿に生まれて来ようと、どの子の命もかけがえのない大切なものであるということ。
人間の都合による交配で、望まれない姿で生まれて来る子もいるかもしれません。その時にどう人間が対処するのか、そこも無視してはいけない点だと思います。
人間だけのご都合主義な歴史は繰り返されてはいけない。
ミヌエットという新しい種類の可愛らしさは、もちろんこの記事を読みながら伝わって来ましたが、交配の歴史などを読みながらそこに犠牲は無かったのだろうかという点が、どうしても頭をよぎってしまいました。
女性 百日紅
ミヌエットの性格は飼い猫にぴったりですよね。我が家の猫は警戒心がとても強いので来客があったときはストレスで体調が崩れないか心配になるほどです。ミヌエットは人にも他の動物にも友好的なのでお世話しやすく、猫も人も楽しく過ごせそうですね。
20代 女性 モモタロウ
ペルシャとマンチカンの掛け合わせのミヌエット!名前からしてとても上品で優雅な猫という印象をうけます。
人や他のペットにも友好的な猫ちゃんだということなので、始めて猫を飼う方にも飼いやすい猫なのかもしれませんね。
私は野良猫だった雄猫を保護して2年になりますが、雑種でもとても人懐こい可愛い猫です。
野良猫にも個性があるように、どんなに人懐こいといわれている猫種の中にも懐くのが遅かったり、臆病でなかなか懐いてくれない猫ちゃんもいると思います。
なので、これから初めて猫ちゃんを育てる人は猫種だけの情報で選ぶのではなく実際に会ってみてから猫ちゃんを選ぶのが一番だと思います。
この記事で紹介されているミヌエットは希少種ということなのでなかなかのお値段みたいですね。
掛け合わせを否定するわけではありませんが、短足と長足でかなりの金額の差があるのは少し違和感がありますね。
どんな猫ちゃんでも頑張って産まれてきた大切な命のはずです。たとえ値段をつけなくてはいけない場合でもここまで差をつけるのはどうなんでしょうか。
せっかく産まれてきてくれた猫ちゃん達を希少種だから、値段が高いから、短足だから、長足だからと区別せず、自分と猫ちゃんとの相性をきちんと確認してから家族に迎えてほしいとおもいます。
女性 匿名
先住猫(ミックスその他)とも仲良しで、元気で走り回っています。
可愛いですよ。
写真は1か月半頃のもの。
女性 匿名
家に着いた途端に遊ぶような大胆さがありとても元気。クールな先住猫にもすぐに馴染み、噂通りの可愛らしい性格でとても活発です。ただ予想以上に甘えん坊なのはやっぱり個体差でしょうか。
なのでますます可愛い…。
ミヌエットを選んで良かったなと思いました。
女性 マリーちゃんママ
30代 女性 たぬき
ツンデレで、甘えるタイミングが入浴中という不思議な猫です。
ゴロゴロの音が小さくて気づいていなかったので、クールな猫だと思ってました。撫でたり一緒に寝てたりすると小さなゴロゴロを感じます。寒いときだけ一緒に布団で寝てくれます。溺愛してます!!
夕方5時になると、楽しみにしているウェットフードの時間。時間が近くなると甘えたり「ごはん」と鳴いたりします。ご飯前にはお手をします。
ふわふわもふもふで、鳴き声がずーっと赤ちゃんみたいで、全てがかわいい。
毛がたくさん抜けるのに、うちのこはブラッシングが嫌い。そこだけはなんとかしたいです。