ジャーマンレックスについて
短毛でもしゃもしゃしたくせ毛が特徴的な猫「ジャーマンレックス(German Rex)」。他の品種とは少し変わった個性が人気を呼んでいます。ジャーマンレックスはドイツ生まれであり、あまり日本では有名ではありません。初めてその名前を聞いたなんて方もいらっしゃることでしょう。
この記事ではジャーマンレックスという猫の基本的な情報をまとめています。その性格から特徴、歴史から飼い方・注意点までジャーマンレックスについてのことが記載してありますので、これから飼いたい!と考えているかたの参考になれば幸いです。
まずは、ジャーマンレックスの基本的な情報をざっくり見ていきましょう。
ジャーマンレックス(German Rex)の基本情報
原産 | ドイツ |
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性格 | 好奇心旺盛で動き回る。忠実でやさしい性格、さらに友好的な一面も。 |
体重 | 体重は軽めの猫。オスで平均3.4~5.4kg程度、メスで平均2.5~3.6kg程度 |
被毛 | カールがかかったかのようにクルクルとしており、短毛。 |
目の色 |
イエローやブルー |
寿命 | 11歳~14歳が平均寿命。しかし20年生きた例もある。 |
購入方法 | 日本ではかなり珍しい品種とされているため、海外から代行輸入で購入する必要がある。できたらジャーマンレックスの原産国であるドイツでの購入を勧める。 |
上記のように、ジャーマンレックスは日本では見かける事も珍しい品種であり、おうちに迎え入れるのも困難と言えるでしょう。特徴的なくるくるの被毛に魅了された方は、ドイツでの購入をお勧めします。やさしい性格であるジャーマンレックスですから、迎え入れて精一杯の愛情を注いであげれば必ず良きパートナー、最高の家族になるでしょう。
では、ジャーマンレックスの性格からもう少し詳しく見ていきましょう。
ジャーマンレックスの性格
ジャーマンレックスは動き回るのが大好きなとても活発な猫です。活発な猫ですが飼い主さんには忠実であろうとする所もあるので、少し無理強いをしても我慢してくれるようなとても優しい猫です。ジャーマンレックスの中には飼い主さんが教えた芸を覚える猫もいるほどとても賢く友好的な猫なので、多頭飼いや小さいお子さんがいるご家庭でもすぐに馴染んで周りの子たちと仲良く遊ぶようです。
ジャーマンレックスの特徴
体重
スレンダーな体型で骨付きがしっかりとしているジャーマンレックスですが、その体重はオスで3.5kg~5.4kg、メスで2.5kg~3.6kgと若干体重が軽めな位で一般的な猫とあまり変わりません。
被毛や目
ジャーマンレックスの被毛はカールがかかった剛毛で短いのが特徴です。被毛の色の種類はブラックやクリーム、ブルーなどの種類があります。目の色はイエローとブルーなどがあり、とても可愛らしい猫です。
寿命
平均寿命は11歳~14歳と言われていますが、20歳以上生きたジャーマンレックスもいるので健康管理に気を付けて生活をしていれば、もしかしたら長生きをしてくれる可能性もあります。
購入方法
ジャーマンレックスは日本では取り扱っていない為、ペットショップから猫専用の代行輸入業者に注文してもらうなどしないと購入できないそうです。代行輸入業者に注文しても購入が難しいようなので、値段がつけようもない位日本ではかなり珍しい猫と言えます。可能であればドイツで購入する事をお勧めします。
ジャーマンレックスの歴史
ジャーマンレックスはコーニッシュレックスやデボンレックスのように、波状にカールした被毛を持った猫種の中では最も古い歴史を持つ猫と言われています。
その歴史は、第二次世界大戦の最中の1951年のドイツ・東ベルリンのフーフェラント病院内の庭園で発見された1匹の黒い雌猫が起源とされています。1946年~1948年頃には、その黒い猫が病院内の庭園に住んでいたとされています。その黒猫は「ラムキン(小さい子)」と名付けられ、数多くの子猫を出産しました。
1960年子猫たちは故郷のドイツから遠く離れたアメリカへと渡米します。アメリカに渡った子猫たちの繁殖活動を盛んに行い、現在のジャーマンレックスの元猫が作られました。
ジャーマンレックスは残念ながら登録団体には品種として登録されていません。その理由はジャーマンレックスの遺伝子がイギリス原産のコーニッシュレックスととてもよく似ている為です。
ジャーマンレックスの飼い方や注意点
肥満に注意
ジャーマンレックスは運動が大好きな猫なので、運動不足にならない様に猫用の遊具などを使って運動不足を解消してあげる必要があります。運動が滞ると肥満になってしまう可能性もありますので、肥満防止の対策として運動不足には特に注意が必要です。肥満は糖尿病を引き起こしてしまう可能性があるだけでなく、心臓への負担も大きくなってしまいます。その他にも肥満は関節や筋肉の動きにも影響が出かねないので特に気を付けてあげて下さい。
お手入れ
ブラッシングは週に1回を目安にしてあげて下さい。ブラッシングを行っている時に目や耳に感染症がないか見てあげて下さい。シャンプーは毛が短いのであまりしない方がよさそうです。
女性 Keiko
女性 にゃコロ
何よりひと言、心底可愛いです。
猫のくせ毛も実際見た事が無かったのてすが、ひげや目頭の上の毛までカールしていて、くしゅくしゅ感がなんとも愛らしいですね。
小顔で耳が大きくスレンダーな身体付きは、その活発さと運動神経の良さを表しているんだなと見て取れます。
日本では飼うこと以前に、見る事も難しそうな猫種なので、ドイツ旅行に行く際はペットショップを是非観光ルートに入れようと思います。
日本にいる猫も、現在海外で大変人気で話題にもなっているみたいですが、日本にはいない猫種はまだまだ沢山いると思うので、ドイツだけでなく世界各国の貴重な猫と触れ合えれば本望です。このくせっ毛猫ちゃんが、どんな触り心地なのか、とても気になります。
20代 女性 まかろに
名前を見聞きしたこともなかったですし、おそらく日本でも飼われている頭数は少ないんでしょうね。
毛のカールがくるんと可愛くて、毛色により雰囲気が全然変わりますね♪
目の色だけでも印象が変わるので、そんな所も魅力のひとつだなぁと思いました。
平均寿命に関しては少し短めかな?と思いますが個体差がありますし、かかりやすい病気なども特にないようですので、長生きしてくれるようにストレスや健康に気をつけてあげる事で長生きしてくれる事もあります。
性格も遊び好きで飼いやすく、毛の手入れはカールした毛なので優しくブラッシングをし定期的にシャンプーをしてあげると良いと思います。
ジャーマンレックスを飼う一番の難点になるのは、ドイツから輸入しなければ入手できないところですよね・・・価格に関しても100万以上はかかるでしょうなど書かれていたので、いくらになるか予想がつかないですねー!
値段がつけられないくらい珍しい。まさにその通りだとおもいます。
40代 女性 あこ
40代 女性 ゆきなちゃん
調べてみると、小さな子供と一緒に遊んだりするみたいですし、多頭飼いにも向いていて飼いやすいそうです。
クルクルしている毛並みなので、ブラッシングも必要です。冬は特に苦手なので暖かくしてあげるといいですね。ジャーマンレックスは、ドイツの猫ちゃんなので、おしゃれな風格ですね!うちの家庭には猫ちゃんがいるので、ジャーマンレックスを飼うことができれば、多頭飼いできるので、楽しみです。
珍しい猫ちゃんなので、病気や怪我には注意してあげたいですね。早期発見が大切ですね。