猫種「アシェラ」とは
アシェラ(Ashera)とは、アメリカのカリフォルニア州にあるバイオ企業、「ライフスタイル・ペッツ社(元のアレルカ社)」という会社が、ヒョウやトラに一番近づけた猫、として販売している猫種です。
ライフスタイル・ペッツ社とは、前身のアレルカ社時代に猫アレルギーの人でも安心して飼える猫を開発してきた会社です。その後、ライフスタイル・ペッツ社に改名し、遺伝子組み換えによる新種の猫の販売を続けており、その会社で作られたアシェラは、
- アフリカンサーバルキャット
- アジアンレパードキャット
- イエネコ
の3種を掛け合わせて作られた、ハイブリッドキャットなのです。
猫種「アシェラ」の特徴と性格
アシェラは、ライフスタイル・ペッツ社の社長さんが「ヒョウやトラに一番近づけた猫だ」と言っているだけあって、見た目はヒョウやトラ寄りになっています。
サーバルがベースとなっているようですが、イエネコサイズではなく、中型の猫科動物ほどの大きさで迫力のあるボディをしています。小さな豹のような雰囲気を持っている猫です。 br> アシェラのオスの体重は約14kg~15kgほどになります。一般的な猫の体重は3kg~5kgほどで、大きい猫として有名なメインクーンでも9kgほどなので、猫の中ではとても大きな猫といえますね。
そして性格ですが、基本的にこの猫、アシェラはとても賢く、人間や他の動物にも慣れるのが早い為、子供や他のペットを飼っているご家庭はもちろん、一般の家庭にペットとして迎え入れることは適していると言われています。
しかし、成長していく過程ではまれに凶暴になってしまうアシェラもいるんだとか。その場合は穏やかなアシェラと交換してくれるとのことですが、やはり家庭で飼育するとなると、少し怖いような気もしますね・・・。
そもそも、3種を交配させた猫種、アシェラですが、中でも大型野生猫のアフリカンサーバルキャットの血は、本質的に気性の荒い肉食動物だと言われていますので、その血が強いとアシェラは凶暴な性格になってしまいそうですね。
そしてアメリカの方が飼ってたアシェラが、かなり気性が荒く飼育しきれなくなった、と言うお話も。飼育する場合はアシェラ専用の頑丈でアシェラが生活のしやすい小屋を用意する必要がありそうです^^;
猫種「アシェラ」の値段
世界一効果なイエネコと言われるアシェラですが、実は販売から数年経つ今も日本での販売が認められていません。どうしても入手したいという場合は海外からの輸入になります。
そして気になるアシェラの価格ですが、調べてみてビックリ!何とアシェラの相場は、日本円にすると250万~1500万程!
私なんかは、普段からペットショップで20万円前後の猫たちを見て、「ずいぶん高いなぁ」と思ってしまう人間ですので、250万円でも信じられないくらい高価だと感じてしまうのに、1500万円とは・・・。
アシェラの主な購入者は、中国やロシアの富裕層が中心となっているそうですが、心から納得しました。残念ながら我が家では、一生をかけても手が届かないような価格です^^;
その他には、 サバンナキャット(100万~500万)、ベンガルキャット(15万~200万)、メインクーン(10万~40万)、ペルシャ(20万~35万)などが高価な猫種として知られています。ただ、その時の人気や、被毛の模様などでも猫の価格は変わってきますね。
まとめ
ヒョウやトラが好き!という方にとっては、家庭で飼えるアシェラがとても魅力的に感じますよね。アシェラは日本では飼育している人がいないと言われていますし、見た目もかっこよくとても魅力的です。
しかし、輸入中に野生種に該当するのかという問題により、検疫で留め置かれてしまい輸入許可がなかなか下りず、アシェラ本体価格の倍の金額を請求された、何て話もあるそうですし、更には飼育許可を取る必要も出てくるでしょう。
以上のことから、アシェラを日本で飼育するのには非現実的で難しい猫種と言えるかもしれません><
確かに自然に生まれたトラ柄の猫より、人工的に作られたアシェラの方がもちろん見た目はかっこ良いのかもしれませんが・・・。一般人が簡単に手を出せる価格だとは思えませんし、私には自然に生まれたトラ柄の猫で十分だと感じます(笑)
40代 男性 しげる
とても、高価な猫ちゃんなのですね。性格は人懐っこくて、飼いやすいみたいですが、なかなか飼えないですよね。でも、珍しいので見てるだけで楽しいでしょうね。遊んであげると、とても盛り上がるでしょうね。ごはんも、色んな種類を食べてくれそうなので、カリカリや缶詰に野菜もトッピングしたいですね。ビタミンも摂って長生きしてほしいものです。