オシキャットの性格
- 人懐っこい
- 飼い主が大好き
- 頭が良い
- 繊細
- 環境の変化が苦手
- 子供や他のペットと仲良くできる
飼い主が大好き
オシキャットは人が好きなので、飼い主に良く懐きます。後を付いて来たり肩に乗ったりと、とても可愛らしい性格をしています。社会化がきちんとできている子であれば、来客にも友好的ですよ♪もちろん個体差がありますので、中にはシャイな子もいます。愛猫の性格に合った生活を、送らせてあげてくださいね!
頭が良い!
オシキャットはまるで犬のような賢さです。おもちゃを取ってくるのはもちろん、リードをつけてのお散歩も学習できちゃいます!教えれば芸も覚えてしまう賢さを持っていますので、ドアなどの開け方を自分で習得してしまうかもしれません。オシキャットにいじってほしくないものは、しまっておきましょう。
繊細な一面もある
オシキャットは繊細な一面もあります。環境の変化が苦手なので、新しい環境に入ると、少々攻撃的になってしまうことも・・・。家の中で長時間、1匹でお留守番するのも苦手です。もし仕事などで日中家を空けることが多い場合は、他の猫や犬を一緒に飼うと良いでしょう。
子供や他のペットとも仲良くできる
子供や他のペットがいても、オシキャットは仲良くやっていけます。子供と遊ぶことも楽しめるでしょう。ただ、子供には、オシキャットを抱っこしたり運んだりする代わりに、床に座らせて撫でて可愛がるように教えましょう。他の猫や犬などは、オシキャットが優位に立とうとする傾向にあります。対面時にはゆっくりと時間をかけて、慣れさせていくようにしてください。
オシキャットの特徴
- オシキャットの体重は約3~6.5kg
- 顎が強いのでがっしりちした口元が印象的
- 体は骨太で大きい
オシキャットの体重は3kg〜6.5kgの、平均的な猫種です。マズルは平らで、強い頬と強固なあごをしています。口周りががっしりしている感じですね。目は大きくてアーモンド型。耳も少し大きめです。体は骨太で大きいですが、優雅さも兼ね備えています。尻尾は細いのが特徴です。
オシキャットの毛色や被毛
オシキャットの毛色のバリエーション
- タウニー
- チョコレート
- シナモン
- ブルー
- ラベンダー
- フォーン
- エボニーシルバー
- チョコレートシルバー
- シナモンシルバー
- ブルーシルバー
- ラベンダーシルバー
- フォーンシルバー
オシキャットのスポット柄のバリエーションは様々です。また、オシキャットの毛色は、代表的なブラウンスポットのタウニーはもちろん、チョコレート、シルバー、ブルーなど12色が猫登録機関に認められています。
オシキャットの被毛
- 1番の特徴はスポット柄の被毛
- 額に「M」の文字がある
- 目元にクレオパトララインがある
オシキャットは額に「M」の文字が入っていたり、クレオパトララインがあったりと、一見日本でいうトラネコにも柄が似ていますが、オシキャットのその最大の特徴は、体全体に入る「スポット柄」です。
オシキャットのスポット柄は背骨に沿って並んで入っており、肩やお尻、後ろ足の方にも散らばっています。首や脚には、まるでブレスレットやネックレスのように縞が入ります。特に大きなスポット柄が現れるのは、体の側面やお腹周りです。尻尾には輪のように柄が入ります。
オシキャットの価格
- オシキャットの販売価格は10万~30万円程
- 国内にいる頭数が少ない
オシキャットの販売価格は10万円〜30万円程となっており、それほど流通量の多い猫種ではありません。ですがペットショップでも販売していることがありますので、問い合わせてみると見つかるかもしれません。
ブリーダーさんもいますが、人気のある猫種なので、急がないとすぐに飼い主が決まってしまいそうです。里親募集もたまにされています。やはり見つけたら、早めに問合せすることを、オススメします。
オシキャットのお手入れとケア
オシキャットの被毛は短いので、お手入れは週に1回から2回程度ブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。他には歯ブラシや耳・目の掃除、爪のカットを行います。トイレ掃除もマメにしてあげてください。完全室内飼いにした方が、安全に過ごさせることができます。
オシキャットがかかりやすい病気
オシキャットは基本的には健康な猫種ですが、かかりやすい傾向にあると言われる病気があるので御紹介します。
- 進行性網膜萎縮
- 肥大性心筋症
進行性網膜萎縮
オシキャットは進行性網膜萎縮にかかりやすいといわれています。進行性網膜萎縮は稀な病気ではあるものの、先天性の場合と後天性の場合があります。栄養不足や偏食で起きる後天性のものが多いと言われています。
目の網膜が薄くなったり萎縮してしまったりするので、視力が悪くなっていきます。末期になると、失明してしまうこともあります。失った視力は、回復することはできないので、飽くまでも進行を遅らせる治療方法になります。
初期では症状が現れませんが、中期になってくると物にぶつかることや反応が鈍くなるなどの症状が出てきますので、オシキャットの様子がおかしいと思ったら早めに受診することが大切です。
肥大性心筋症
オシキャットに限らず、肥大性心筋症は猫に多い病気です。心臓の筋肉が厚くなり、心臓の動きが悪くなってしまいます。遺伝性が高いと言われています。大体が無症状の場合が多いので、元気がなく疲れやすくなったときは早めに受診しましょう。
また、呼吸困難になったり後ろ足が動かなくなったりしたときは、早急な受診が必要です。ふだんから病院で行う健康診断を定期的に受けるようにしましょう。
オシキャットの歴史
オシキャットは、シャム猫とアビシニアン、そしてアメリカンショートヘアとのミックスです。ヒョウ柄猫の”オセロット”に名前が似ていますがこれは、オシキャットの作出者であるバージニアデリーさんのお嬢さんが「オセロット」という名前を覚えられずに、産まれたスポット柄の子猫を「オシキャット」と呼んでいたことから付いたようです。可愛い間違えが、素敵な名前になったのですね!
オシキャットは、幸運な偶然から誕生した猫種です。ブリーダーのデリーさんは、ポイント柄のアビシニアンを作出しようとして1964年、シールポイントのシャム猫とルディーのアビシニアンを交配させました。そのときは、アビシニアンに似た子猫が産まれてきました。
更にその猫をシャム猫と交配させた所、ポイント柄のアビシニアンシャムだけではなく、アイボリーにゴールドスポット柄をした子猫が産まれたそうです。その子猫は「トンガ」と名付けられ、ペットとして売り出されました。
その後も繁殖を繰り返した所、トンガのようなスポット柄を持つ子猫が度々産まれた為、新しい猫種として確立されていったのです。アメリカンショートヘアは、オシキャットのサイズを大きくしたことや被毛にシルバーカラーを取り入れることなどで、この猫種の発展に大きく貢献しました。
オシキャットとベンガルの違い
オシキャットとベンガル猫はどちらも同じヒョウ柄に見えますが、斑点模様の法則性や体の大きさで見分けることが可能です。オシキャットの模様は「スポット柄」のみとなっており、体の大きさは中型~大型となっています。
ベンガル猫の模様はオシキャットと同じ「スポット柄」、または「ロゼット柄」や「マーブル柄」のいずれかになり、体の大きさは大型となっています。その他の見分け方として、ベンガル猫は肩を入れるような野性的な歩き方が特徴です。
まとめ
オシキャットはワイルドな外見と飼いやすい性格を持つ、飼い猫としては最適な猫種ではないでしょうか?人気があるのもうなずけます。数が少なめなので、早いもの勝ちです!可愛い、あなただけのオシキャットとの出会いがあると、良いですね♡
40代 女性 はいじ
その猫ちゃんは、細かったですが食欲が旺盛だとスタッフの方がおっしゃっていました。人懐っこくて可愛い性格だそうです。見ているだけでも、賢そうな猫ちゃんでした。その時までは、オシキャットというと、本でみただけでしたので珍しかったです。綺麗な模様が印象的でした。ただ目の病気になることが多いそうですが、その猫ちゃんは健康そのものでした、きっとスタッフの方も、神経を使って気をつけてらっしゃるのだろうと思いました。
20代 女性 うみか
とても賢くて、しつけやすいですし子供とも仲良くしてくれます。私の姪っ子とも大の仲良しです。
オシキャットは大きな口をしています。実に美人な顔立ちだと私は思います。毛並みを保つ為にも1日に1回のブラッシングは欠かせませんが触ると柔らかい毛に癒されます。食事も好き嫌いがなくて、湯がいたお野菜も少し食べます。カリカリも獣医師に薦められたものを与えています。普段は、おやつを楽しみにしていますので支障がない程度に与えていますよ。